猫に置き餌をして大丈夫?リスクや注意点を解説

猫は犬のように出されたフードを急いで食べてしまうことがないため、置き餌をしている人も多いです。
当然ながら猫に置き餌をするのはメリットもありますが、リスクもあることは覚えておかなければなりません。
この記事では、猫に置き餌をするリスクや注意点について解説します。 2024年06月13日作成

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猫に置き餌をするメリット・リスク

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まずは、猫に置き餌をするメリットをご説明します。
併せて、リスクについても知っておきましょう。

猫がいつでも食事できる

猫に置き餌をする最大のメリットは、猫がいつでも食事できる点でしょう。
猫が空腹にさせる心配がないというのは、飼い主としても安心です。
もしも飼い主が1日家を空ける時でも、置き餌と新鮮な飲み水さえ用意していれば、猫に健康上の問題が起こることはないでしょう。

衛生面の問題

猫の置き餌のリスクとすれば、衛生面が挙げられます。
猫が食事をする時には、当然ながらフードに唾液が付くでしょう。
唾液が付いたフードを放置しておけば、時間経過とともに菌が増殖してしまいます。
また、部屋のホコリなどが食器の中に入る可能性もあるでしょう。
当然ながらホコリが付着したフードを食べることは、猫の身体に悪影響を及ぼす可能性があります。
季節によっては、害虫が置き餌に群がる可能性も考えられます。

フードの劣化

置き餌は、フードの劣化が問題点でもあります。
ドライフードであっても、湿気によって風味や味が落ちてしまうでしょう。
また、ウェットフードは腐りやすいため、置き餌をすると猫が腐ったフードを食べてしまうリスクもあります。

肥満のリスク

置き餌をすると、猫の食事量の管理ができなくなります。
当然ながら猫はお腹が空いたタイミングで自由に食事ができるため、常に満腹の状態になる可能性もあるでしょう。
そうなるとカロリーオーバーになり、肥満のリスクが高くなります。
猫の肥満は、足腰への負担や病気の原因となるため、飼い主として猫が肥満にならないように管理をしなければなりません。

猫に置き餌をする際の注意点

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次に、猫に置き餌をする際の注意点を解説します。
これらの注意点を守り、猫に安心して食事をしてもらいましょう。

フードを入れすぎない

猫に置き餌をする場合でも、フードを入れすぎないように注意しましょう。
食器にフードを山盛りにしておくと、先述したように猫が空腹の時にすぐ食事をすることができるメリットはありますが、フードが劣化しやすくなるリスクもあります。
そのため、置き餌をする際もフードは多くて1日分程度の量にしておきましょう。

フードを足す前に食器を洗う

猫の置き餌をする時は、フードを食器の中にそのまま足してしまいがちです。
しかし、食器を洗わずにフードを足してしまうと、食器内は雑菌の温床になってしまいます。
そのため、フードを足す時には都度食器を洗うようにしましょう。

自動給餌器を使用する

猫の食事の用意をする暇がない場合は、自動給餌器を使用するのもおすすめです。
自動給餌器とは、設定したフードの量が時間になると自動で給餌されるグッズのことです。
自動給餌器であれば置き餌による猫の食べすぎも予防することが可能ですし、ホコリなどでフードが劣化するのも防ぐことができるでしょう。
しかし、自動給餌器は時間になると勝手にフードが出てきてしまうため、フードがなくなったタイミングを見計らって食器を洗わなければいけないというデメリットもあります。

おすすめの自動給餌器4選

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猫に置き餌をするのであれば、自動給餌器を利用するのもおすすめです。
最後に、おすすめの自動給餌器をご紹介します。

おすすめの自動給餌器(1)わんにゃんモグモグマシーン

20段階で細かく餌の量を決めることができる、自動給餌器です。
飼い主の声を録音できるため、猫も安心して食事ができるでしょう。
また、フタ部分の裏側に乾燥剤を入れることが可能で、フードが湿気で劣化するのを対策することができます。


わんにゃんモグモグマシーン

おすすめの自動給餌器(2)SMART PET SEVER

3.5Lの大容量のフードを入れられる、自動給餌器です。
5gの少量から給餌可能なので、猫の小腹が空きやすい時間帯もカバーできます。
また、乾電池給電とACコンセント給電のどちらも対応しているのも嬉しいポイントです。

おすすめの自動給餌器(3)スマート式自動給餌器

カメラが付いており、猫の食事中の様子をスマートフォンで見ることができる自動給餌器です。
また、マイクが付いており外出先で猫に話しかけることができます。
自動給餌器とペットカメラが同時にできるため、お財布にも優しいでしょう。


スマート式自動給餌器

おすすめの自動給餌器(4)自動給餌器

カメラが付いており、外出先でも猫の様子が見られる自動給餌器です。
1日あたり8回までの給餌に対応しているため、細かく猫の食事の管理ができます。
また、食器部分はステンレス製で汚れにも強いです。

猫の置き餌はなるべく避けよう

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猫の置き餌は、こまめに食事の用意をしなくても良く、猫が空腹になる心配がないというメリットがあります。
しかし、フードを置きっぱなしにすることでフードの劣化や衛生面の問題などのリスクがあるでしょう。
そのため、基本的には置き餌をすることは避けて、もしも猫の食事の用意をする時間がないのであれば、自動給餌器を使用することをおすすめします。
自動給餌器を使用することで、決まった時間に設定した量のフードが出てくるため、猫の食事の管理がしやすくなるはずです。

参考サイト
Latuna(参照日:2024-04-05)
https://item.rakuten.co.jp/latuna/10000016/

ペットラボ館(参照日:2024-04-05)
https://item.rakuten.co.jp/petlabokan/pet-051/

IOROI(参照日:2024-04-05)
https://item.rakuten.co.jp/ioroi/xxtsq3lsp/

Take-One(参照日:2024-04-17)
https://item.rakuten.co.jp/take1tech/p2pro/

著者情報

けんぴ

若い頃はドッグトレーナーとして、警察犬の訓練やドッグスポーツなどを行う。
それらの経験を活かし、ペット系ライターとして活動中。
現在はすっかり猫派となる。
好きな犬種・猫種はボーダーコリーとノルウェージャンフォレストキャット。

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