猫の熟睡時間が短い理由とは?
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猫は常にレム睡眠状態
猫の長い睡眠時間のうち、ほとんどが浅い眠りのレム睡眠状態です。成猫が平均して14時間の睡眠時間だとしても、熟睡しているノンレム睡眠のはたったの3時間ほどとされています。
寝ている猫にこっそり触れようと手をのばしたら、目を覚まして気づかれたという経験はないでしょうか。これは猫が熟睡しておらず浅い眠りだったということになります。浅い眠りが大半を占めるのは、逆に敵から襲われた時、即座に対処出来るようにする為なのです。
寝ている時も警戒している
猫は警戒心の強さから、周囲や環境に注意を配っているため、熟睡することが出来ません。そのため浅い睡眠をとります。
環境が猫の体にあっていない
寒かったり暑かったり、寝心地が悪いところで寝ていたり、うるさい音が猫の周囲をとりまくと熟睡しません。これは人も同じですね。
猫が熟睡しやすくなる環境とは?
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静かな場所で寝かせてあげる
猫は騒音が苦手で、騒がしいところではストレスを抱えてしまいます。窓を閉めたりして、出来るだけ静かな場所に猫の寝床を置いてあげましょう。子供の騒ぎ声や工事の音など聞こえないようにすると、よりぐっすり眠れるでしょう。
快適な室温
室内が寒かったり暑かったりすると熟睡出来ません。気温が低い日や高い日は、エアコンやペット用ホットカーペットやペット用こたつ等を活用して室温を調節して安眠が出来るようにしてあげましょう。
好きな場所・安心する場所
猫はマイペースな動物のため、その時その時で居心地のいい場所を自分で探し、そこで寝ます。そのため、猫の寝床を複数個所用意しておいてあげると、好きな場所で眠ることが出来るでしょう。猫のベッドも高価なものを用意する必要はなく、段ボールにブランケットを敷いておくだけでも、猫が十分満足できるベッドになることもあります。
明るすぎない場所が好き
明るすぎたり光が強すぎる場所では、猫は前足で顔を隠すようにして寝ています。まぶしくて仕方なく顔を隠しているだけなのです。猫がまぶしそうにしている時は、照明を落としてあげたり、カーテンを閉めて薄暗くしてあげましょう。
猫が熟睡している時の様子は?
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物音に反応しない
猫の場合は人間よりも聴覚が優れているのにも関わらず、物音に反応しなくなります。テレビの音や人の声やインターホンの音や掃除機の音など、騒がしい生活音が鳴る中で無反応であればぐっすりと眠っていると言えるでしょう。
耳とヒゲが動かない
猫にとってよく動く部分は耳とヒゲです。これは些細な物音や風向きの変化に対して敏感に反応するためです。眠っている最中も、うたた寝であれば時々ヒゲがピクピクと動いたり、物音に対して耳が反応を示します。しかし深い眠りにつくと、これらのパーツが動かなくなります。
目に動きがない
猫はよく薄目を開けて眠っています。ちなみに猫の場合は、眼球のほかにヒゲにも動きが見られます。眼球とヒゲが動いている間は浅い眠りになります。一方、薄目は開けたままでも眼球に動きが見られなければ、深い眠りに入っている状態になります。この時はヒゲも動かなくなります。
無防備な寝姿になる
猫は通常、急所である腹部を晒すことはありません。これは眠っているときも同様で、天敵の襲撃を恐れる猫は、通常腹部を守るような姿勢で眠ります。一方、野生を忘れかけた猫はしばしば無防備な姿で眠ります。そのひとつが「ヘソ天」と呼ばれる寝相です。これは、人間に例えるならば仰向けの状態になります。ヘソ天やそれに近い姿勢、肉球を見せて眠るなどの無防備な寝姿であれば、安心して眠れている証になります。
おすすめの猫用ベッド4選
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ドーム型 ペットベッド
巣穴のようなドーム型のベッドです。野生の猫は巣穴で生活していたため、狭いところが本能的に落ち着く動物です。内側はフランネル生地を、表側は、ボア生地が使われています。ほどよい固さと耐久性で、長期間使用することができます。
あったかモチーフタイプ ペットベッド
狭い場所や囲われた場所が好きな猫におすすめのペットベッドです。猫のような耳がかわいく、愛猫が入ってくつろぐ姿もよりかわいく見えることでしょう。入り口には暇つぶしにぴったりのポンポンがぶら下がっています。
ゴロにゃんオリジナル ラタンベッド コクーン
名前の通り繭のような形状の猫用ハウスです。暗くて狭い場所が好きな猫にとってはぴったりのベッドでしょう。底面は平らになっているので、転がってしまうことはありません。気が向いた時に身を隠せるスペースは、猫のストレス軽減にもつながるでしょう。
デニムデザイン ペットベッド ドーム型
猫の体をすっぽりと包み込んでくれる猫用ハウスです。まるでテントのような雰囲気を醸し出しています。夏はベタつきにくく、冬は冷たくなりにくい優しい肌触りとなっています。シンプルかつスタイリッシュなデザインなので、カジュアルルックなお部屋やフォーマルなお部屋など、幅広い雰囲気のインテリアにマッチするでしょう。
猫が熟睡できる環境を整えてあげよう
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猫は、1日の半分以上を寝て過ごすと言われていますが、実は人間に比べて熟睡する時間が短いことがわかりました。その理由は、猫が警戒心が強い動物であることが挙げられます。そのため、常に周囲の状況を把握するためにレム睡眠の時間が長くなるのです。
今回紹介したおすすめの猫用ベッドは、どれも猫が快適に過ごせるように設計されています。また、音や光を遮断できるタイプや猫がリラックスできるデザインのタイプなど、さまざまな種類がありますので、ぜひ参考にしてみてください。
地球問屋(参照日:2023-10-05)
https://item.rakuten.co.jp/auc-r-style/pet03-10-10m/
StreetFashion(参照日:2023-10-05)
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猫用品のゴロにゃん 楽天市場店(参照日:2023-10-05)
https://item.rakuten.co.jp/56nyan/51374/
エア・リゾーム インテリア(参照日:2023-10-05)
https://item.rakuten.co.jp/air-rhizome/air-ar-pdm01/
クリアアフュー(参照日:2023-10-05)
https://item.rakuten.co.jp/kuriaafew/b-pet-yp176-s/
著者情報
Hanaco
子育てをしながら、専業主婦ワーカーとしてお仕事をさせていただいております。以前はチワワを2匹飼っていました。
調べることや文章を考えることが好きで、自分の考えや経験などを活かせるようなお仕事をしたいと思っております。どうぞよろしくお願いいたします。