猫の睡眠時間について
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まずは本題である、猫の睡眠時間について解説します。
寝ることは、猫にとってどのようなメリットがあるのでしょうか?
成猫は半日以上寝る
1歳以上の成猫は、1日14時間以上寝るといわれています。
猫は夜行性であるため、単純に考えると私たち人間が生活している時間帯はずっと寝ているということです。
14時間ずっと寝ているわけではないですが、ほとんど日中は寝て過ごしていることがわかります。
子猫やシニア猫は20時間寝る
成猫の14時間でも寝すぎだと感じる人もいるでしょうが、なんと子猫は1日約20時間寝ています。
子猫は寝てる間に成長ホルモンが出るため、まさに寝ることが仕事なのです。
ちなみに、運動能力が衰えてきたシニア猫も、子猫と同じくらいの時間を寝て過ごします。
これだけ寝る時間が多いのであれば、猫の呼び名という説もある「寝子」というのは、あながち間違いではないのかもしれません。
熟睡をしているのは3時間程度
睡眠には、身体と脳のどちらも休むノンレム睡眠と、身体は休んでいるけど脳が覚醒しているレム睡眠があります。
睡眠は、この2つのサイクルを繰り返していますが、猫は脳が覚醒しているレム睡眠がとても長いことが特徴です。
ノンレム睡眠が6~7分なのに対して、レム睡眠はなんと30~90分と、睡眠中のほとんどが熟睡できていないことになります。
たくさん寝てるように見える猫ですが、実は身体は休まっていないのかもしれません。
そのため、寝てる猫を見かけたら、なるべく起こさないでそっとしておいてあげましょう。
ちなみに、猫のレム睡眠が長いのは、本能が関係しています。
野生の猫は狩りをしなければならないため、寝てばかりいるわけにもいきません。
レム睡眠で眠りが浅いことで、獲物の音に瞬時に気が付くことができるようにしていると考えられています。
猫が寝てる際の注意点
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1日中寝てる猫ですが、寝てる際の注意点は何かあるのでしょうか?
猫が気持ち良く寝ることができるように、飼い主としても気を配る必要があります。
猫が寝やすいような室温を保つ
猫が落ち着いて寝るには、適切な温度が大切です。
寒かったり暑かったりする部屋では、猫は快適に寝ることができません。
そのため、室温は常に18~26℃前後に保つように心がけましょう。
また、猫が安心して寝ることができるように、1日に数時間は物音の立てない静かな時間を作ることをおすすめします。
猫用ベッドを用意する
猫はどこでも寝ることができますが、やはり快適に寝てもらうためには猫用ベッドを用意することがおすすめです。
猫用ベッドはさまざまな種類がありますが、安心できるドームタイプのベッドが良いです。
ただし、猫用ベッドは抜け毛などで汚れやすいため、定期的に掃除をするようにしましょう。
部屋を暗くする
猫が自分のお腹に顔を埋めていたり、手で目を隠していたりしながら寝てることはないでしょうか?
それは、部屋の明かりがまぶしいサインです。
部屋が明るいと猫は熟睡することができず、疲れも取れにくくなります。
そのため、使用していない部屋の電気は消すなど、室内で暗い場所を作ってあげることが、猫の快適な睡眠で大切です。
おすすめの猫用ベッド4選
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最後に、おすすめの猫用ベッドをご紹介します。
猫がより快適に寝ることができるよう、居心地の良いベッドを用意してあげましょう。
(1)ふわふわペットベッド
ふわふわで暖かいペット用ベッドです。
丸まって寝る猫に合わせて設計されたデザインで、すっぽりとベッドに包まれながら寝てくれるでしょう。
通気性が良く、猫は快適に寝ることができるはずです。
弾力性抜群な立体綿をたっぷりと使用しており、型崩れがしにくい点もポイントです。
綿毛素材であるため、汚れても洗剤で簡単に手洗いすることができます。
(2)キャットハウス ドーム型
大きめの猫用ドーム型ベッドです。
小さな猫であれば、2匹入っても余裕があるでしょう。
ドーム型であるため、明るい場所で熟睡ができない猫も、ぐっすりと寝ることができるはずです。
ドームの内部には肌触りの良いクッションが敷かれており、寝ていても快適でしょう。
(3)キャットハウス Kivikis
丸みのあるフォルムがおしゃれな猫用ベッドです。
北欧のリトアニアで作られたものだからこそのデザイン性で、部屋のインテリアとしても遜色なく使用できるでしょう。
カラーは6種類用意されており、部屋のデザインに合わせて選ぶことが可能です。
もちろんデザイン性だけでなく素材にも気を配っており、最高級ウールであるメリノウールを100%使用しています。
(4)カドラー 2WAYペットベッド
一見シンプルなドーム型ベッドですが、ドーム型ベッドは夏になると中がこもって暑く不衛生になりがちというデメリットを解決したベッドです。
このベッドは2WAYタイプになっており、天井面と潰すことでクッション型ベッドに早変わりさせることが可能です。
居心地の良さにもこだわっており、マイクロフファイバー調の手触りの良い生地を使用しています。
長い時間寝ても窮屈に感じない、1年中使用し続けることができるベッドです。
猫の快適な睡眠時間を確保してあげましょう
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1日中寝てることが多い猫だからこそ、毎日の睡眠の質はとても重要になります。
快適な睡眠ができていなければ、疲れが取れないことはもちろん、睡眠不足になりストレスも溜まってしまうでしょう。
十分な睡眠は、猫の健康管理をする上でも大切です。
部屋の室温や明るさなどにも気を配り、ベッドを用意するなど猫の睡眠をより良いものにできるように、私たち飼い主も努力しましょう。
MPOW(参照日:2021-04-30)
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著者情報
けんぴ
若い頃はドッグトレーナーとして、警察犬の訓練やドッグスポーツなどを行う。
それらの経験を活かし、ペット系ライターとして活動中。
現在はすっかり猫派となる。
好きな犬種・猫種はボーダーコリーとノルウェージャンフォレストキャット。