猫が爆睡することはある?
まずは、猫が爆睡することはあるのかどうかについて解説します。
また、猫の眠りについても知っておきましょう。
基本的に猫は爆睡しない
基本的に、猫が爆睡することはありません。
絶対にないというわけではありませんが、猫の眠りは基本的に浅いです。
なぜ猫の睡眠が浅いかというと、やはり外敵から身を守るためでしょう。
野生で暮らす猫が爆睡してしまったら、外敵が近づいてきても気が付かずに、身の危険があります。
そのため、猫は眠りを浅くして、緊急時にすぐに動けるようにしているのでしょう。
しかし、完全室内飼いでペットとして飼われている猫であれば、触られても起きなかったり、物音にも一切反応せずに爆睡することもあるようです。
猫の眠りの深さについて
睡眠には、身体は寝ているが脳は起きている状態のレム睡眠と、身体と脳がしっかりと寝ているノンレム睡眠があります。
人間の場合は寝てすぐにノンレム睡眠に入ってから徐々にレム睡眠へと移行し、その後90分周期でノンレム睡眠とレム睡眠を繰り返します。
しかし猫の場合は、一度の睡眠でノンレム睡眠は7分程度しかなく、ほとんどが眠りの浅いレム睡眠です。
1日に14時間前後寝ると言われる猫ですが、トータルで見てもノンレム睡眠は1時間前後だといわれています。
猫の眠りが深ければ長生きする?
一説によると、猫の睡眠の質が良いほど長生きをすると言われています。
つまり、身体と脳がしっかりと休めるノンレム睡眠の時間が長ければ、猫の長寿に繋がるということです。
1日平均して1時間程度しかノンレム睡眠をしない猫ですが、落ち着いて寝られる環境であれば、3時間以上のノンレム睡眠をすることもあります。
愛猫に長生きしてもらえるように最適な睡眠環境を整えるのも、飼い主としての努めだといえそうです。
猫の眠りの深さを見分ける方法
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次に、猫の眠りの深さを見分ける方法をご説明します。
併せて、猫が見せる爆睡のサインも見ていきましょう。
寝言を言うのは眠りが浅いサイン
猫は、夢を見るのかどうかは現代の科学ではわかっていません。
しかし、寝ている時に寝言のようにフゴフゴと何か鳴いていることはあります。
猫が寝言を言っている時は、眠りが浅い時のサインです。
身体が動くのは眠りが浅いサイン
猫が寝ている時に前足やヒゲを動かすのは、眠りが浅いサインです。
猫が前足やヒゲを動かす理由はわかりませんが、寝ぼけているようなものなのでしょうか。
猫が見せる爆睡のサイン
猫が爆睡している時は、物音を立てても一切反応しません。
私たち人間も、熟睡している時は近くで花火や雷が鳴っても気が付かないでしょう。
猫も同様で、飼い主が近くを歩こうがドアを閉めようが、まったく起きる素振りを見せなくなります。
また、いつもはこまめに動かすヒゲや耳も、爆睡している時は動かなくなるでしょう。
ちなみに、猫が寝ている時の姿は、いつでも動けるような姿勢を維持していますが、お腹を出して無防備の状態で寝ている時も、爆睡のサインといえそうです。
猫が爆睡している時は触らないで
猫が爆睡している時は、可愛いかもしれませんが撫でてはいけません。
特にお腹を出して寝ている時は、猫は飼い主のことを信頼しているサインなので、むやみに触らないようにしましょう。
爆睡している猫のことを触ると当然ながら起きてしまいますし、飼い主のことを信頼して寝ることもなくなってしまいます。
おすすめの猫用ベッド4選
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猫が安心して爆睡できるように、猫用ベッドを用意してあげると良いでしょう。
最後に、おすすめの猫用ベッドをご紹介します。
花型 ペットベッド
猫が爆睡できるように、ふわふわのベッドを用意してあげましょう。
ベッドのフチ部分に顎を乗せたり丸まって寝たりと、さまざまな寝相で寝ることができます。
また、さまざまなカラーから好みのものを選ぶこともできるのも嬉しいポイントです。
アイリスオーヤマ モチーフペットベッド
暑い時期には、この猫用ベッドがおすすめです。
メッシュ生地でできているため、暑い日でもぐっすりと寝られるでしょう。
また、カヤックやサメなどの個性的なデザインが取り揃えられているのも特徴です。
キャットハンモック
猫が快適に寝られるように、猫用のハンモックを設置してあげるのもおすすめです。
組み立ても簡単で、はじめてハンモックを設置する際でも困ることはないでしょう。
また、ハンモックカバーは手洗いすることができるため、常に清潔を保つことができます。
ドーム型 キャットハウス
猫が安心して寝られるように、ドーム型のベッドもおすすめです。
ドーム型のベッドであればまわりの目を気にすることなく、爆睡することができるでしょう。
また、中クッションは洗濯機で洗うことが可能なので、衛生面で問題になることもありません。
猫が爆睡できるような環境を整えてあげましょう
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猫は1日14時間前後寝る動物ですが、ほとんどが浅い眠りです。
深い眠りであるノンレム睡眠は1日合計で1時間程度しかないため、しっかりと寝ているようで実はあまり寝ていないというのが、猫の睡眠の現状といえます。
しかし、猫はノンレム睡眠の時間が長いことで長寿に繋がるとも言われています。
そのため、飼い主として猫が爆睡できる環境を整えてあげることが大切だといえるでしょう。
Melville(参照日:2023-08-04)
https://item.rakuten.co.jp/melville/mel-petbedyp293/
Catland(参照日:2023-08-04)
https://item.rakuten.co.jp/cat-land/515714/
MAXSHARE(参照日:2023-08-04)
https://item.rakuten.co.jp/maxshare/a17230/
セシールのコテージ(参照日:2023-08-04)
https://item.rakuten.co.jp/cecilescottage/ce-1005/
著者情報
けんぴ
若い頃はドッグトレーナーとして、警察犬の訓練やドッグスポーツなどを行う。
それらの経験を活かし、ペット系ライターとして活動中。
現在はすっかり猫派となる。
好きな犬種・猫種はボーダーコリーとノルウェージャンフォレストキャット。