格好良い犬種の条件
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まずは、格好良い犬種の条件についてご説明します。
人によって「格好良いの基準は変わるため一概にはいえませんが、これらの条件がそろっていれば格好良い犬種といえるでしょう。
鼻が高い
格好良い犬種の条件としては、鼻が高いという点が挙げられます。
犬の世界で鼻が高いというのは、マズルが長いということです。
マズルが長い犬種はたくさんいますが、ハウンドドッグに多くみられます。
足が長い
人間でも足の長い人は格好良いというイメージが強いですが、犬も足が長いと格好良く見えます。
足の長い犬種といえば、ボルゾイを思い浮かべる人も多いでしょう。
犬は足が速くジャンプ力も高いことが多いですが、ボルゾイはほかの犬種に比べてもかなり高くジャンプをすることができます。
筋肉質
筋肉質な犬は、まん丸で柔らかみを感じる犬種よりも格好良く見えるものです。
使役犬やドッグスポーツで活躍する犬は筋肉質であることが多いですが、ほとんどの犬はそれなりに筋肉が発達しています。
しかし、ドーベルマンやジャーマンシェパードなどの犬種は、筋肉が引き締まって格好良く見えるでしょう。
身体が大きい
小型犬でもミニチュアピンシャーなどは格好良いですが、やはり中型犬や大型犬のほうが格好良く見えるはずです。
小型犬は、見た目が格好良くても「可愛い」という印象が強くなります。
そのため、格好良い犬種を挙げるとなると、ほとんどが中型犬や大型犬になるでしょう。
横顔が格好良い犬種
それでは、横顔が格好良い犬種をいくつかご紹介します。
一見賢そうに見える凛々しい横顔を持つ犬種ですが、実際にはどのような特徴があるのかについても解説します。
ボルゾイ
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横顔が格好良い犬種と聞くと、ボルゾイを思い浮かべる人も多いはずです。
ボルゾイは体長約80cmと、大きな身体と長い手足が特徴の犬種です。
サラリと艶やかな被毛も印象的で、一見クールで冷静そうに見えます。
しかし、見た目以上に人懐こく甘えん坊な性格をしており、攻撃的な一面を見せることはほとんどありません。
また、もともとは狩猟犬として活躍していたこともあり、飼い主にも従順です。
ボルゾイを連れて歩いていると、その優雅さからまわりからの視線が集まるでしょう。
ドーベルマン
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警察犬としての印象が強いドーベルマンも、横顔が格好良い犬種として挙げられます。
警察犬になるほどなので頭が良く警戒心も強いですが、飼い主には甘える姿も見せます。
筋肉質な身体を維持するためには、毎日1時間以上の散歩時間が必要でしょう。
ピンと立った耳と鋭い目元が、横から見るととても格好良く見えます。
アフガンハウンド
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ふさふさの長い被毛と細い顔が特徴的なアフガンハウンドも、横顔が格好良い犬種のひとつです。
体長は約70cmにもなるため、歩いていると優雅で迫力があり、とても目立つでしょう。
アフガンハウンドはその名のとおりハウンドドッグとして活躍をしていたため、散歩中にほかの犬や小動物を本能的に追いかけてしまうことがあるため、注意が必要です。
また、アフガンハウンドは頭の良い犬種とはいえないでしょう。
もちろん頭が悪いというわけではありませんが、しつけのしやすさで言うと、はじめて犬を飼う人は苦労するかもしれません。
ボーダーコリー
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横顔が格好良い犬種と聞くと、ボーダーコリーを挙げる人も多いでしょう。
ボーダーコリーは運動能力が抜群で、頭の良さも大きな特徴です。
運動能力の高さを活かして、アジリティーやフリスビーなどでも活躍しています。
もともとは牧羊犬なので、体格が良く持久力も高い犬種です。
頭の良さは数多くいる犬種の中でも1、2を争うため、はじめて犬を飼う人には不向きかもしれません。
ボーダーコリーを飼うのに向いているのは、きちんと服従訓練ができて毎日十分な運動時間を確保してあげられる人でしょう。
スタイルの良い犬種
最後に、スタイルの良い犬種についても見てみましょう。
当然ながら、スタイルの良い犬種は横顔も格好良いことが多いです。
サルーキ
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サルーキは、スタイルが良い代表的な犬種といえます。
手足や首が細長く、大きな垂れ耳が特徴です。
また、筋肉質で無駄のない体型は、人間でいうとモデルのような印象を受けるでしょう。
アイリッシュセッター
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ブラウンの長くて艶やかな被毛が特徴的なアイリッシュセッターも、スタイルの良い犬種として挙げられます。
長い手足と大きな身体が特徴で、散歩をしているととても目立つでしょう。
アイリッシュセッターは大人しくて飼いやすいと言われていますが、もともと狩猟犬だったこともあり、散歩中に小動物を見ると落ち着きがなくなってしまうこともあります。
グレートデン
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個体差はありますが、体重が80kg以上になることもある超大型犬のグレートデンも、スタイルの良い犬種として挙げられるでしょう。
大きな身体は威圧感があり怖い印象を受けますが、とても温厚でフレンドリーな性格をしています。
相手に攻撃的なことをされない限りは自ら怒ることも少なく、小型犬とも仲良く接することができるでしょう。
しかし、どうしても力が強いためグレートデンは優しく接しているつもりでも、相手を怪我させてしまうこともあります。
また、個体差はありますが、5歳で寿命を迎えてしまうこともあるほど短命であることも知られています。
ほかにも格好良い犬種はたくさんいる
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今回ご紹介した犬種は、格好良い犬種の中でも一握りです。
格好良い犬種の条件は人によって異なりますが、今回は鼻が高くてスタイルの良い犬種に絞りました。
散歩に連れているとまわりから注目を集める犬種ばかりなので、気になる犬種があった人は一度詳しく調べてみてはいかがでしょうか?
著者情報
けんぴ
若い頃はドッグトレーナーとして、警察犬の訓練やドッグスポーツなどを行う。
それらの経験を活かし、ペット系ライターとして活動中。
現在はすっかり猫派となる。
好きな犬種・猫種はボーダーコリーとノルウェージャンフォレストキャット。