犬のクレートトレーニングについて
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まずは、犬のクレートトレーニングについてご説明します。
クレートトレーニングのメリットやしつけ方を見ていきましょう。
犬のクレートトレーニングのメリット
犬のクレートトレーニングのメリットは、たくさんあります。
まずは、犬が安心する場所を確保できるという点です。
犬は巣穴で生活をしていたこともあり、狭くて暗い場所にいると安心します。
また、雷などで恐怖を感じているときにも、クレートにいれば落ち着いて寝ることができるでしょう。
ほかにも、ドライブなどの際に安全性を確保できる点もメリットとして挙げられます。
万が一の災害時のときにも、クレートに入れておけば愛犬と一緒に避難できることもあるでしょう。
犬のクレートトレーニングのしつけ方
犬のクレートトレーニングのしつけ方としては、まず犬にクレートに慣れてもらう必要があります。
クレートの中が安全かつ良いことがあると理解してもらえるように、クレートの中に犬用おやつなどを入れておきましょう。
そして犬に「ハウス」のコマンド(命令)を出し、ハウスに誘導します。
犬がハウスに入った瞬間に思い切り褒めてあげ、最後におやつなどのご褒美を与えましょう。
これを繰り返すことで、犬はクレートの中は安全な場所だと理解します。
ちなみに、徐々にコマンドを出す場所を遠ざけていくことで、どこにいてもクレートに入るようになるでしょう。
犬のクレートを使用する際の注意点
犬のクレートを使用する際の注意点としては、犬がクレートの中に入っているときに叱る、罰としてクレートに閉じ込めるなどクレートに関係した危害を加えないことです。
犬がクレートにいる間は何があっても安全だと理解してもらうことが大切で、一度でも犬がクレートにいるときに危害が加えられると、犬はクレートを怖がるようになってしまいます。
犬のクレートの選び方
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犬のクレートには、さまざまな種類があります。
選び方をチェックして、愛犬に合ったものを与えましょう。
程良いサイズのものを選ぶ
クレートは、広すぎても狭すぎても良くありません。
広ければ犬が落ち着かずに、クレートの中で粗相をしてしまうこともあります。
また、狭すぎるとうまく身体が曲げられずに、身体を痛めてしまうでしょう。
理想のクレートのサイズとしては、犬が寝ころんだときに少し余裕があるくらいです。
用途で選ぶ
クレートは、室内やドライブなどさまざまなシーンで活躍します。
しかし、クレートの形によっては室内で使用するのが不適切であることもあるでしょう。
車など揺れの多い移動のときはハードタイプ、少しの時間だけ使いたいのであればソフトタイプなど、用途によって選ぶことをおすすめします。
掃除のしやすいものを選ぶ
クレートによっては、デザイン性の高いものもあります。
しかし、デザイン性の高いものは掃除がしにくい可能性があるでしょう。
クレートは犬が長時間リラックスできるように、衛生管理がきちんとされていなければなりません。
そのため、犬のクレートを選ぶ際は掃除のしやすいものを選ぶようにしましょう。
おすすめのクレート4選
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最後に、おすすめのクレートをご紹介します。
「愛犬にどのクレートを買えば良いのかわからない」という人は、購入時の参考にしてみてはいかがでしょうか?
アイリスオーヤマ ペットキャリー PDPC-600
天井の扉を外すことができて、狭いところが苦手な犬でも入りやすいクレートです。
シートベルトフック付きのため、ドライブにも利用できます。
飛び出し防止のリードが2本付いており、脱走の心配もせずに安心して使用できるでしょう。
リッチェル キャンピングキャリーファイン ダブルドア
外が見えにくいスモークドアのクレートは、警戒心の強い犬でもリラックスしやすいでしょう。
まあ、持ち運びがしやすいように持ち手部分はワイドハンドルになっており、女性でも両手でしっかりと持つことができます。
ドア部分は取り外し可能なので、犬をクレートに慣れさせるために日頃からハウスとして利用することも可能です。
ソフクレート n2
ワンタッチで組み立て、折りたたみができるクレートです。
通気性に優れており、フレームを外すことで丸洗いもできます。
使い勝手の良さは、キャンプなどのアウトドアにも使いやすいでしょう。
ペットメイト ウルトラバリケンネル
プロのドッグトレーナーやブリーダーも使用している、本格的なクレートです。
丈夫な作りで、飛行機などの長時間の移動にも使用できます。
長期間同じものを使い続けたいのであれば、このクレートがおすすめです。
犬のクレートトレーニングは早めに行いましょう
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クレートは、犬にとって安心できる場所でなければなりません。
クレートの中にいれば、絶対に危害が加えられないと犬が理解していれば、犬はクレートでリラックスできるでしょう。
クレートトレーニングは、始めればすぐに覚えることができるため、なるべく早めに行うことをおすすめします。
また、サイズや掃除のしやすさのほか、用途によってクレートを選ぶことも大切です。
愛犬が快適に過ごせるようなクレート選びをしましょう。
PET-KAN(参照日:2022-10-19)
https://item.rakuten.co.jp/dog-kan/228235/
Pets Village(参照日:2022-10-19)
https://item.rakuten.co.jp/kurosu/10025023/
charm(参照日:2022-10-19)
https://item.rakuten.co.jp/chanet/78997/
TOMCAT(参照日:2022-10-19)
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著者情報
けんぴ
若い頃はドッグトレーナーとして、警察犬の訓練やドッグスポーツなどを行う。
それらの経験を活かし、ペット系ライターとして活動中。
現在はすっかり猫派となる。
好きな犬種・猫種はボーダーコリーとノルウェージャンフォレストキャット。