クレートの必要性とは?
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犬が家の中を自由に動き回るように生活をしている家庭も多いと思います。普段生活しているだけであれば、クレートの必要性をあまり感じることは少ないかもしれません。
しかし、クレートには大事な役割があります。ここでは、クレートの必要性についてご紹介します。
安全に移動するために便利
クレートは愛犬を安全に移動させるために活用することができます。クレートは犬の行動を制限してしまうこともありますが、犬が移動中むやみに行動し何らかのトラブルを引き起こすことを防ぐことができます。
さらに、クレートに入ることが安全だと認識するようにトレーニングすることで、動物病院が苦手な犬でも、診察を待つ間、クレートの中で安心してすごすことができるようになります。
災害時にも活用できる
クレートは、災害時にも活用することができます。
災害が起きた時には、避難所で生活を送ることになるかもしれません。しかし、クレートに入れない犬は飼い主と共に生活を送ることができなくなる可能性があります。
自然災害はいつどこで起こるかわかりません。そのため、1頭に1つはクレートを用意しておき、クレートトレーニングを行っておきましょう。クレートトレーニングは、犬が嫌がらずにクレートに入るトレーニングで、クレートの中は安心できる場所だと犬に認識させることです。
クレートを用意しておくことも大事ですが、犬が嫌がらずにクレートに入ることができるようにトレーニングしておくことも大切です。
飼い主さんが不在の時に災害が起きた場合も、犬がクレート内に入ってくれることで、安全に飼い主さんの帰宅を待つことができます。災害時にパニックになって、家から飛び出していってしまう心配もありません。
大型犬クレートの選び方とは?
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大型犬は子犬でも急激に体が成長するため、大型犬のクレートを選ぶ時は、小型犬のクレートを選ぶより気をつけなければいけないことがあります。ここでは、大型犬のクレートを選ぶ時のポイントについてご紹介します。
犬の体の大きさに合わせて選ぶ
大型犬のクレートを選ぶ時には、犬の体の大きさに合わせて探すことが基本です。犬が伏せをした状態の足先からしっぽの先までの長さと、立った状態の頭から足先までの体高の長さを測定します。クレートの奥行きは足先からしっぽまでの長さと同程度の大きさ、高さは犬が立ち上がった状態の長さ+5cm程度のものが理想です。
クレートの大きさは犬が無理なく入ることができ、クレートの中で体の動きを変えることができるくらいの広さが必要です。さらに、伏せをした状態でも手が無理なく伸ばせるような大きさを選びましょう。
目的に合わせて選ぶ
大型犬のクレートを選ぶ時には、使用目的に合わせて探すことが大事です。移動の時のみに使用する場合は犬の体の大きさを、自宅でのみ使用する場合は犬の体より少し大きめのサイズを選びましょう。
クレートには、頑丈なハードタイプのものと、柔らかいソフトタイプのものがあります。
ハードタイプのものはプラスチックでできているものが多く、災害時や移動の時にも利用することができます。お手入れが楽で、丸洗いできるものも多くあります。
ソフトタイプのものは軽量で持ち運びしやすいものが多いです。室内や出先などに利用することができます。
おすすめクレートをご紹介
大型犬のクレートは小型犬のクレートより、販売されている商品は少ないです。安価なものではないので、選ぶ時には慎重になってしまいますよね。ここでは、大型犬におすすめのクレートをご紹介します。
アイリスオーヤマ ペットキャリー Lサイズ
左右どちらからでも開けることができるクレートです。市販の南京錠の取り付けも可能なので、不意な扉の開閉防止をすることもできます。クレートには、持ち手がついており、幅が広いので両手でしっかり持つことができます。ゴールデンレトリバーやラブラドールレトリバーなど体重が約35kgまでの犬が使用することができます。
ペットキャリーバッグ DX80
移動に便利な取り外し式のキャスターやハンドルがついているので、大型犬が入っている状態でも動かすことができます。ゴールデンレトリバーやシェパードなどの大型犬に最適なクレートです。頑丈にできているので、車や電車での移動にも最適です。組み立て式なので使用していない時はコンパクトにすることもできます。
ソフトソフクレートXL
約30kgまでの大型犬専用組み立て式ソフトクレートです。簡単に組み立てることができ、持ち運びも便利です。汚れた場合には洗濯も可能なので、清潔な状態を保つこともできます。フレームには頑丈な金属フレームを使用しています。軽量で通気性も抜群で、室内でもお出かけ先でも使用することができるので、色んな場面で活用することができます。
スカイケンネル ML
安全性の高い頑丈な素材で作られていて、中に入っている愛犬をしっかり守ることができます。車や飛行機での移動にも使用することが可能です。約22kgまでの犬に使用することができます。
クレートはしっかり選ぼう
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ここでは、クレートの必要性や大型犬におすすめしたいクレートをご紹介しました。クレートはお出かけの時だけでなく、旅行やアウトドア、災害時にも活用することができるので、1頭に対して1つは持っておくことがおすすめです。
クレートを選ぶ時には、愛犬の体の大きさや用途をしっかり考えて検討しましょう。特に子犬の頃に購入すると、体の大きさに合っていないサイズになってしまうことや、クレート内に入ることができない場合もあります。購入する時には、愛犬のためにぴったりなクレートを選びましょうね。
・Pet館~ペット館~ (参照日:2021-04-20)
https://www.rakuten.ne.jp/gold/dog-kan/
・プチリュバン (参照日:2021-04-20)
https://www.rakuten.co.jp/auc-petitruban/
・メーカーのパルスオキシメーター店 (参照日:2021-04-20)
https://www.rakuten.co.jp/pureclean-shop/
・FREE BIRD (参照日:2021-04-20)
https://www.rakuten.co.jp/freebird/
著者情報
こばやし
犬、ハムスター、うさぎ、爬虫類、魚類などの生き物と生活していたので小さい頃から動物が好きでした。
動物関係の専門学校を卒業後、動物看護師として動物病院で勤務していました。
動物看護師、愛玩動物飼養管理師などの資格を取得しており、現在はドッグアロマやドッグマッサージについて勉強中です。