猫はバナナを食べても大丈夫?与える際の注意点も解説

人間にとって、体に良い食べ物と知られているバナナ。
愛猫に、バナナを与えたいと考えている人もいるかもしれませんが、猫はバナナを食べても大丈夫なのでしょうか?
この記事では、猫はバナナを食べても大丈夫かどうかや、猫にバナナを与える際の注意点について解説します。 2022年10月21日作成

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猫はバナナを食べても大丈夫?

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まずは 本題である、猫はバナナを食べても大丈夫かどうかについて解説します。
また、バナナ味の加工品についてもチェックしておきましょう。

猫は適量であればバナナを食べても大丈夫

結論から言うと、猫はバナナを食べても大丈夫です。
しかし、適量を与えるということが条件になります。
なぜ適量でなければいけないのか、詳しくは後述しますが、主にバナナに含まれる栄養素にあります。
バナナに含まれるさまざまな栄養素は、人間にとってメリットは多いですが、猫にとってはデメリットになることが考えられるのです。

皮や筋は与えないほうが良い

バナナの皮や筋は、猫に与えないほうが良いでしょう。
皮や筋は消化しにくく、猫の消化不良の原因になります。
バナナの筋をすべてきれいに取り除くのは大変かもしれませんが、可能な限り取り除くようにしましょう。
当然ながら、バナナの皮は食べることができません。

バナナの加工品はNG

バナナの加工品は、バナナチップやアイス、ジュースなどさまざまなものが作られています。
どれもバナナの風味が感じられて美味しいですが、猫に与えるのは絶対にやめましょう。
なぜなら、人間用に作られたバナナの加工品は、糖分が添加されているからです。
猫にバナナの加工品を与えると、糖分により肥満や糖尿病の原因になります。
雑食である犬用のバナナのおやつは市販されていますが、完全肉食動物である猫用のバナナを使ったおやつは少ないでしょう。

あえて与える食べ物ではない

猫にバナナは、あえて与えるような食べ物ではありません。
なぜなら、猫は完全肉食動物だからです。
基本的には、新鮮な肉を食べていれば健康に悪影響を及ぼすことはありません。
バナナはあくまでも猫にとっておやつであるため、バナナで満腹にすることは絶対に避けましょう。
もしも猫がバナナを食べたがるようであれば、ほんの少し与える程度で良さそうです。

猫にバナナを与えるメリット

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バナナは、猫にとってどのようなメリットがあるのでしょうか?
メリットを知った上で、愛猫にバナナを与えるかどうか判断しましょう。

即効性のあるエネルギー源になる

バナナには糖類が含まれています。
糖類と言ってもさまざまな種類がありますが、バナナにはショ糖や果糖などがバランス良く含まれているのが特徴です。
さまざまな糖類が含まれていることで、即効性や持続性のあるエネルギー源となります。
アスリートが練習や試合前にバナナを食べることがあると聞いたことがある人もいるかもしれませんが、猫も運動量が豊富な場合には、バナナは良いエネルギー源となることが期待できます。
しかし、日頃からあまり運動をしない猫にとっては、不要なエネルギーとなるかもしれません。

豊富な食物繊維

バナナには食物繊維も含まれているため、腸内環境の維持に役立ちます。
便秘気味の猫にバナナを与えることで、お腹の健康をサポートしてくれるかもしれません。

歯や骨の健康維持

バナナには、マグネシウムやカリウム、カルシウムなどのミネラルが豊富に含まれています。
その中でも、特にカリウムが豊富に含まれており、カリウムはエネルギー代謝などに効果が期待できるといわれています。

猫にバナナを与える際の注意点

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最後に、猫にバナナを与える際の注意点についてご紹介します。
注意点を守り、猫にバナナのメリットが効果的に与えられるようにしましょう。

与えすぎに注意!

先述したように、猫にバナナを与えすぎるのは絶対に避けなければなりません。
なぜなら、バナナに多く含まれるミネラルが原因です。
ミネラル類を過剰摂取することは、尿路結石の原因になります。
バナナに豊富に含まれるカリウムは、摂取しすぎることで高カリウム血症を発症する可能性があります。
また、猫は腎臓が弱いことが多く、ミネラルを摂取しすぎることで腎臓疾患や病気の悪化に繋がるかもしれません。

猫にバナナを与える際の適量

猫にバナナを与える際の適量としては、猫5kgあたりバナナ約50gです。
50gというと、だいたい中くらいのバナナの半分程度の量でしょう。
もちろん猫の身体の大きさや運動量などで個体差があるため、一概にはいえません。
気をつけなければならないのは、先述したようにバナナで満腹にしないことです。
目安量は一般的な大きさの猫で約50gですが、小食の猫は50gのバナナを食べるとそれなりにお腹が膨れてしまいます。
そのため、人間の食べているバナナを一切れ与える程度で良いでしょう。

なるべくペースト状にして与える

猫が消化しやすいように、バナナは細かく刻むかペースト状にして与えるようにしましょう。
適量だからと、バナナを半分に切ってそのまま与えるのは避ける必要があります。

常温で与える

人によっては、バナナを冷蔵庫で保管していることもあるかもしれません。
冷たいバナナは美味しいですが、猫に与えるのはやめましょう。
冷たいバナナは、お腹を冷やして下痢の原因になることがあります。
水も常温で与えなければならないように、猫は冷たいものを食べたり飲んだりすると、腎臓に負担がかかります。
腎臓が弱い猫にとって、腎臓への負担は病気の原因にもなるため、注意しなければなりません。

猫にバナナは無理して与えるものではない

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バナナは完全栄養食とも言われ、人間にとってはとても身体に良い食べ物です。
しかし、猫は腎臓が弱いため、食べすぎるとかえって身体に悪影響を及ぼす可能性があります。
また、バナナに含まれる糖分によって、肥満や糖尿病になってしまうこともあるかもしれません。
適量さえ守っていれば、猫にとってバナナはメリットがありますが、無理して与える必要はないでしょう。

参考サイト

文部科学省 食品成分データベース「バナナ」(参照日:2022-10-7)
https://fooddb.mext.go.jp/details/details.pl?ITEM_NO=7_07107_7

著者情報

けんぴ

若い頃はドッグトレーナーとして、警察犬の訓練やドッグスポーツなどを行う。
それらの経験を活かし、ペット系ライターとして活動中。
現在はすっかり猫派となる。
好きな犬種・猫種はボーダーコリーとノルウェージャンフォレストキャット。

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