猫に牛肉を食べさせても大丈夫?与える際の注意点を解説

肉食動物である猫ですが、野生で過ごしていても牛肉を食べる機会はありません。
そんな猫に、牛肉を食べさせても大丈夫なのでしょうか?
この記事では、猫に牛肉を食べさせても大丈夫かどうかや、与える際の注意点を解説します。 2022年09月21日作成

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猫に牛肉を食べさせても大丈夫?

出典:https://www.shutterstock.comん

まずは本題である、猫に牛肉を食べさせても大丈夫かどうかについて解説します。
併せて、猫に牛肉を与えるメリットについても見ていきましょう。

猫は牛肉を食べても大丈夫

結論からいうと、猫は牛肉を食べても大丈夫です。
肉食動物である猫にとっては、牛肉は健康維持をするためにも大切な食材といえます。

新鮮であれば生肉でも問題ない

豚肉や鶏肉は菌の問題があるため猫に生のまま与えることはできませんが、牛肉は生で食べても猫に悪影響を及ぼす心配は少ないため、生のまま与えても問題ありません。
当然ながら新鮮であることが条件ですが、生のまま与えることで牛肉本来の味、栄養素を摂取することができるでしょう。
もし、猫に生のまま牛肉を与えるのが不安なときには、味付けをせずに茹でても良いです。

牛肉の加工品は与えてはダメ

ハンバーグやローストビーフなどの牛肉を使用した加工品は、猫に与えてはいけません。
それらの加工品は人間用に作られたもののため、下味が付いていたり玉ねぎなどの猫が食べてはいけない食材を使用していたりします。
もちろん、猫用に作られた牛肉の猫用おやつやキャットフードであれば、与えても問題ありません。

猫に牛肉を与えるメリット

猫に牛肉を与えるメリットとしては、高品質な動物性たんぱく質が摂取できる点が挙げられます。
特に赤身の部分であれば、低脂肪であり亜鉛やミネラル類も豊富です。
また、牛肉を生のまま与えることは、猫が消化をしやすいというメリットもあります。
これは猫がもともと狩りをした後に加熱をせずにそのまま獲物を食べるのと同じで、猫にとって加熱をすることは不自然なことです。
生のまま食べられるというのは、猫にとって大きなメリットといえるでしょう。

猫に牛肉を与える際の注意点

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肉食動物である猫に牛肉はメリットが多いですが、いくつかの注意点もあります。
次に、猫に牛肉を与える際の注意点をご説明します。

基本的には加熱をする

先述したものと矛盾しますが、猫に牛肉を与える際は、基本的に加熱をしたほうが良いです。
なぜなら、牛肉を生のまま食べることによる細菌性の胃腸炎のリスクがあるからです。
日頃生活していると、新鮮な牛肉を手に入れる機会というものは意外に少なく、ほとんどが加熱したほうが良い鮮度の牛肉が販売されています。
もちろん新鮮な牛肉を仕入れることができる環境であれば、生のまま猫に与えても問題ないでしょう。
しかし、万が一のことも考えて加熱をすることをおすすめします。

味付けはしない

猫に牛肉を与える際は、一切味付けをしてはいけません。
味付けをすると猫の食いつきが良くなるかもしれませんが、塩分過多により腎臓疾患などのリスクが高くなってしまいます。
そのため、猫に牛肉を与えるときには、味付けをせずに茹でて与えると良いでしょう。

小さくカットして与える

牛肉は肉の旨味が感じられるように、大きな口を開けてかぶりついたほうが美味しく感じるかもしれませんが、猫が牛肉を喉に詰まらせないためにも小さくカットしてから与えるようにしましょう。
1cm角のサイコロカットにして与えることで、猫は食べやすくなるはずです。
薄切りの牛肉であっても、なるべく小さめにカットすると良いでしょう。

牛肉を使用したキャットフード4選

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牛肉は、高級品のため猫に与えるのを躊躇する人もいるかもしれません。
そんなときには、牛肉を使用したキャットフードを与えると良いでしょう。

アルモネイチャー ホリスティック ドライフード 成猫用 フレッシュビーフ

新鮮なフレッシュビーフを使用した、高品質なキャットフードです。
人口着色料や化学保存料は一切使用していないため、安心して猫に与えることができます。
保存料としては天然のローズマリーを使用しており、猫の健康のことを考えて作られたキャットフードです。


アルモネイチャー ホリスティック ドライフード 成猫用 フレッシュビーフ

オリジン レジオナルレッド キャット

生物学的に適正な猫の食事を再現した、プレミアムキャットフードです。
アレルギーに配慮して、穀物類や人口添加物の使用はされていません。
牛肉を使用した高品質なものを与えたいのであれば、このキャットフードがおすすめです。


オリジン レジオナルレッド キャット

レオナルド 猫用 豊富なビーフ

日頃からあまり水を飲まない猫には、このウェットフードを与えると良いでしょう。
新鮮な牛肉を使用しているため、猫は喜んで食べてくれるはずです。
人工着色料や人工香辛料、人工防腐剤は一切使用しておらず、安心して与えることができます。


レオナルド 猫用 豊富なビーフ

モンプチセレクション 1P ロースト牛肉のあらほぐし手作り風

ローストした牛肉を粗くほぐした、ウェットフードです。
食べ応えがあるため、猫も牛肉の美味しさに満足するでしょう。
ウェットフードは香りが強く、普段食べているドライフードに混ぜて与えるのもおすすめです。


モンプチセレクション 1P ロースト牛肉のあらほぐし手作り風

牛肉は猫にとってもごちそう!

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牛肉は、猫が食べても問題がないどころか、新鮮であれば生で食べることもできるメリットの多い食材です。
生のまま食べることで消化吸収がしやすいですが、スーパーで販売されている牛肉であれば、加熱をしたほうが良いでしょう。
味付けをせずに小さくカットをして与えることで、牛肉は猫の健康維持に役立つ食材になるはずです。
手作りフードはもちろん、普段食べているフードに少量の牛肉を混ぜて与えても良いでしょう。

参考サイト

文部科学省 食品成分データベース 肉類 うし(参照日:2022-09-09)
https://fooddb.mext.go.jp/details/details.pl?ITEM_NO=11_11018_7

charm(参照日:2022-09-09)
https://item.rakuten.co.jp/chanet/302393/

ペット用品NAVI(参照日:2022-09-09)
https://item.rakuten.co.jp/lloyds-inc/dsoc01/

56nyan(参照日:2022-09-09)
https://item.rakuten.co.jp/56nyan/a3036/

Pets Village(参照日:2022-09-09)
https://item.rakuten.co.jp/kurosu/catfood-monpetit009/

著者情報

けんぴ

若い頃はドッグトレーナーとして、警察犬の訓練やドッグスポーツなどを行う。
それらの経験を活かし、ペット系ライターとして活動中。
現在はすっかり猫派となる。
好きな犬種・猫種はボーダーコリーとノルウェージャンフォレストキャット。

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