猫に歯磨きは必要?必要性や歯磨きのコツを解説

私たち人間と同じように、猫にも歯磨きは必要なのでしょうか?
野生で暮らしていた猫には、歯磨きは必要ないと考える人もいるかもしれません。
この記事では、猫の歯磨きの必要性や歯磨きのコツを解説します。 2022年06月15日作成

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猫の歯磨きの必要性とは?

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まずは、猫の歯磨きの必要性についてご説明します。
愛猫がいつまでも健康的でいられるように、口内の健康も考えていきましょう。

猫にも歯磨きは必要!

猫の口腔内はアルカリ性のため、虫歯になりにくいと考えられています。
そのため、猫に虫歯は必要ないと感じる人もいるでしょう。
しかし、猫にも歯磨きは必要です。
なぜなら、歯に付着した食べカスが歯石になり、歯周病を発症してしまうからです。
猫は食事をするときに、よく噛んで食べるという習慣がありません。
噛む回数が少ないと唾液の分泌量も少なく、その分歯石が歯につきやすくなります。
歯に付着した歯垢をとるためにも、歯磨きは必要だといえるでしょう。

猫がよく使用する歯

猫の口腔内は、切歯12本と犬歯4本、前臼歯10本と後臼歯4本の、計30本の歯で成り立っています。
それぞれの歯の役割は異なりますが、特に使用する歯は奥歯にあたる前臼歯と後臼歯です。
野生の猫であれば、肉を噛み切る切歯なども使用しますが、キャットフードは噛み切る必要がありません。
そのため、猫の歯磨きをする際は奥歯を入念に歯磨きするようにしましょう。

猫の歯磨きは何歳から行う?

猫の歯磨きは、できる限り早い頃から行うことをおすすめします。
なぜなら、猫は口内を触られることを嫌がるため、成猫になってから突然歯磨きをしてもスムーズに行うことができないからです。
具体的に何歳からというものはないですが、猫を迎え入れてからすぐに歯磨きを行っても問題はないでしょう。

猫の歯磨きのコツとは?

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猫は口内に異物が入る感覚から、歯磨きを嫌がることがあります。
そんな猫のために、猫の歯磨きのコツを見ていきましょう。

猫の口腔内をこまめに触る

猫に歯磨きを慣れてもらうためには、日頃からの行いが大切です。
そのため、日頃から口腔内を触るようにしましょう。
こまめに口腔内を触ることで、猫は徐々に抵抗感がなくなっていくはずです。

ガーゼで優しく歯を撫でる

嫌がる猫に対して、無理やり歯ブラシを使用するのはおすすめしません。
猫の身体を押さえて無理やり歯磨きを行うと、猫が飼い主のことを嫌いになってしまう可能性があります。
猫が嫌がるようであれば、ガーゼを使用すると良いでしょう。
ガーゼで猫の歯を優しく撫でるだけでも、歯磨きの効果はあります。
もちろん歯ブラシのほうがしっかりと歯を磨くことはできるでしょうが、ガーゼでもある程度の歯の汚れは取り除くことができるでしょう。

デンタルガムを使用する

ガーゼでも猫が歯磨きを嫌がるときには、デンタルガムを使用しても良いでしょう。
デンタルガムであれば、猫用おやつを食べる感覚で猫は喜んでガムを噛むはずです。

またたびスプレーを使用する

猫は、またたびが好きな動物として知られています。
またたびスプレーには猫をリラックスさせる効果があるため、歯磨き前に吹きかけることである程度は大人しく歯磨きをさせてもらえるでしょう。
しかし、噴霧のしすぎはかえって猫をハイテンションにさせてしまう可能性があるため、使用には注意が必要です。

ペット用歯ブラシ・デンタルガム4選

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猫の口は小さいため、人間用の歯ブラシで行ってはいけません。
また、あまりにも歯磨きを嫌がる場合はデンタルガムを与えるという選択肢もあります。
最後に、ペット用歯ブラシやデンタルガムをご紹介します。

ペティオ プラクト ねこちゃんの 歯みがきデンタルガム

猫が喜んで歯磨きすることができるデンタルガムです。
牛皮のコラーゲン繊維により、歯垢をしっかりと落としてくれる効果が期待できるでしょう。
保存料や着色料、香料が無添加なのも、嬉しいポイントです。


ペティオ プラクト ねこちゃんの 歯みがきデンタルガム

ブレスレスチュアブル ミニ 犬猫用口腔ケアガム

身体の小さな猫が食べやすい、粒タイプのデンタルガムです。
消化性に優れており、爽やかな香りで息もすっきりとするでしょう。
小麦粉やトウモロコシを使用しておらず、アレルギーに悩む猫にも与えやすいです。


ブレスレスチュアブル ミニ 犬猫用口腔ケアガム

シグワン 歯ブラシ

360度ハブラシで、猫の歯のすみずみまで磨くことができます。
直径11.7mmとかなり小さく、口の小さい猫にも問題なく使用できるでしょう。
約2万本の極細ブラシは、猫の歯垢をしっかりと取り除いてくれます。


シグワン 歯ブラシ

ペット用指歯ブラシ

指サックのように、指にはめて使用できる歯ブラシです。
通常の歯ブラシよりも、扱いやすいのが特徴です。
ソフトなシリコン素材でできているため、猫の口腔内に刺激を与える心配もありません。


ペット用指歯ブラシ

猫の歯磨きは定期的に行いましょう

出典:https://www.shutterstock.com/

猫は虫歯になりにくいですが、歯周病には気を付けなければなりません。
歯周病から守るためには、定期的な歯磨きが大切です。
歯磨きを怠ると、歯垢が歯石になってしまいます。
歯石になる前に歯ブラシでしっかりと歯垢を取り除くことで、歯周病予防に繋がるでしょう。
また、猫があまりにも歯磨きを嫌がるようであれば、デンタルガムを与えても良いです。
デンタルガムであれば、猫は楽しく歯磨きをすることができるでしょう。

参考サイト

Petio Online Shop 楽天市場店(参照日:2022-05-02)
https://item.rakuten.co.jp/petio-online-shop/4903588137624/

RunPet(参照日:2022-05-02)
https://item.rakuten.co.jp/runpet/0632634400026/

ひなたぼっこ(参照日:2022-05-02)
https://item.rakuten.co.jp/hinatabocco-shop/4560188700353_s/

Unicorn(参照日:2022-05-02)
https://item.rakuten.co.jp/unicona/uc-1106/

著者情報

けんぴ

若い頃はドッグトレーナーとして、警察犬の訓練やドッグスポーツなどを行う。
それらの経験を活かし、ペット系ライターとして活動中。
現在はすっかり猫派となる。
好きな犬種・猫種はボーダーコリーとノルウェージャンフォレストキャット。

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