犬がよく寝る理由
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まずは、犬がよく寝る理由についてご説明します。
理由がわかれば、飼い主としても安心できるはずです。
本能
犬の祖先といわれるオオカミは、夜行性でした。
そのため、日中は安全な場所でゆっくりと身体を休めることで、夜の狩りに備えます。
犬も昼間は寝ていることが多いのは、祖先といわれるオオカミに近いからでしょう。
現在の犬は家族と過ごすうちに徐々に夜行性とは遠ざかってはいますが、やはり本能からか昼間は眠くなることが多いようです。
ストレス
犬は、ストレスを感じると寝ることがあります。
これは、「構ってくれないならもういいよ」と、すねて寝ているのかもしれません。
また、飼い主に叱られたときに寝ているのも、そういった理由であることが考えられます。
老化
シニア犬と呼ばれるような年齢になると、犬はいままで以上によく寝るようになります。
これは、老化により体力が低下し、身体を動かすことが億劫になるためです。
また、身体を動かすことが辛いため、散歩中にもよく休むようになります。
成長するため
子犬がよく寝るのは、必然です。
なぜなら、子犬の仕事はよく食べてよく寝ることだからです。
人間の赤ちゃんと同様に、犬は寝ることで成長していきます。
病気
犬が寝ている時間が長いのは本能によるものですが、食事もせずにぐったりとしているようであれば、病気を疑う必要があるでしょう。
犬は、基本的に多少の体調不良であっても元気です。
ですが、食事や散歩に消極的になる様子がみられた場合には、よほどの体調不良が予想されます。
一度動物病院に連れて行くことで、犬の体調不良の原因を突き止めることができるでしょう。
犬の睡眠時間が長い・短いときの問題点
次に、犬の睡眠時間が長い、短いときの問題点について解説します。
愛犬の睡眠時間に異常を感じた場合には、チェックしてみましょう。
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睡眠時間が長いのは問題ない
犬の睡眠時間が長いのは、問題ありません。
しかし、丸一日寝ている場合には、先述したように体調不良の疑いが考えられるため、一度獣医師に診せたほうが良いでしょう。
ちなみに、大型犬の方が小型犬や中型犬に比べて睡眠時間が多いといわれています。
犬の睡眠時間は、個体差や性格によって違いはありますが、だいたい12~15時間です。
それ以上の時間を寝ていたとしても、犬種や年齢を踏まえると問題のないことがほとんどでしょう。
睡眠時間が短い場合は何らかの問題点があるかも?
犬の睡眠時間が平均よりも短い場合には、何らかの問題点が考えられます。
ひとつは、犬の身体のどこかに痛みや痒みがみられる可能性があることです。
痛みや痒みによって睡眠に集中できずに、起きては身体を掻くような素振りを見せるでしょう。
また、生活環境が整っていないことも挙げられます。
自宅に犬専用のベッドが無かったり、寝ている場所の周辺が騒がしかったりする場合は、犬が睡眠に集中することができません。
引っ越しなどで生活環境が変わった際にも、犬はあまり寝なくなることがあります。
大切なのは、犬の睡眠時間が短いとすぐに気が付き、対処をすることです。
愛犬の様子を日頃からチェックして、異常がないか見分ける癖をつけておくと良いでしょう。
おすすめの犬用ベッド4選
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最後に、おすすめの犬用ベッドをご紹介します。
愛犬がゆっくり眠れるように、最適なベッドを選んであげましょう。
L字型ペットベッド
L字になっており、足を伸ばして寝やすい犬用ベッドです。
入口部分が広いため、どんな部屋にも設置しやすいでしょう。
十分な大きさもあり、大型犬でも問題なく寝られます。
ねどっこ 3Dベッド
枕と一体型になった、3D型の犬用ベッドです。
身体の一部がベッドに当たるため、犬は安心して寝ることができるでしょう。
寝具用の素材を使用している、本格的なベッドです。
EMME 3Dペットベッド
しっかりとした厚みがある犬用ベッドです。
高反発ウレタンを採用しており、シニア犬でも身体を傷めずに寝ることができるでしょう。
カバーは取り外して洗うことができるため、清潔なベッドを保つことが可能です。
ふわふわドッグカウチベッド
寝具職人と家具職人が犬のために共同で開発した、犬用ベッドです。
中綿の量は740gの大ボリュームで入っており、床からの冷気も防いでくれます。
さまざまなサイズや色から選ぶことができるため、犬種や部屋を問わずに設置することができるでしょう。
犬がよく寝るのは健康な証拠
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犬がよく寝るのは、特に問題ありません。
子犬であれば成長のためでしょうし、シニア犬であれば身体の老化からよく寝るようになります。
そもそも、犬は1日の大半を寝て過ごす動物です。
犬の睡眠時間が長いのは良いですが、短い場合には注意したほうが良いでしょう。
もしかしたら、安心して寝ることができない生活環境である可能性があります。
また、身体に痛みや痒みがあるため、寝たくても寝られない状態にあるのかもしれません。
犬に異常がみられたときにすぐに対処できるように、日頃から犬のことをよく観察するようにしましょう。
Pet Smile(参照日:2020-02-02)
https://item.rakuten.co.jp/gaisense/kea90p2b/
neDOGko(参照日:2020-02-02)
https://item.rakuten.co.jp/emoor-nedogko/dk-3dbedm/
https://item.rakuten.co.jp/emoor-nedogko/mn-3dbed/
(参照日:2020-02-02)
https://item.rakuten.co.jp/lifeinqc/dh0038m/
著者情報
けんぴ
若い頃はドッグトレーナーとして、警察犬の訓練やドッグスポーツなどを行う。
それらの経験を活かし、ペット系ライターとして活動中。
現在はすっかり猫派となる。
好きな犬種・猫種はボーダーコリーとノルウェージャンフォレストキャット。