秋田犬のしつけについて！飼育に役立つグッズもご紹介

日本原産の犬種は6種類あり、その中の1種類が秋田犬です。ふわふわの被毛を持った大型犬で、寒い地域でも活躍できる被毛を持っています。
ここでは、秋田犬の特徴・性格・歴史についてご紹介します。

秋田犬の特徴は、体が大きく、足が長く、がっしりとした体格をしています。被毛は密に生えているため、寒い時期でも過ごすことができます。耳は厚めで三角形をしており、立ち耳をしています。
原産国は日本で、大型犬に分類されます。体高は61～67cm、体重は35～50kgです。

体が大きいため、しつけをしっかりする必要があります。犬を初めて飼育する方には、秋田犬はどちらかというとあまり向いていません。

秋田犬は忠犬ハチ公でも知られるように、忠義心が厚い性格の犬種です。家族には愛情深く、番犬としても活躍できます。しかし、それ以外の人や動物に対しては警戒心強く、時には攻撃的になることもあります。
昔は猟犬や闘犬として品種改良されていたため、勇敢で頑固な面もみられます。

秋田犬の祖先犬は、秋田に生息していた漁師の犬（マタギ犬）だったと考えられています。マタギ犬は闘犬として積極的に交配されており、より大きい体や強い力を得ることができるように、海外の闘犬などとも交配されました。
闘犬が日本で禁止されてから、秋田犬を保存していくために、愛犬家や研究員が働きかけ、1931年に国の天然記念物として登録されました。

秋田犬は忠犬ハチ公としても有名な犬種です。大きい体格のため、しっかりとしつけをしていくことが大事です。
ここでは、秋田犬のしつけについてご紹介します。

秋田犬をしつけする時には、しっかりメリハリをつけてトレーニングを行いましょう。犬の集中力が続く時間はあまり長くありません。長時間ダラダラとトレーニングをしていても、全く集中できずに意味のないものとなるため、1回10～15分程度にし、トレーニングをする時間と休む時間のメリハリをつけましょう。

秋田犬のしつけをする時には、褒めてのばしてあげましょう。犬は怒られるより、褒めてあげたほうが教えた内容を覚えやすいです。そのため、犬が成功しやすいように環境を整え、失敗した時には怒ることはしないように反応せずにその場をしのぎましょう。

秋田犬は大型犬で力も強い犬種です。しつけトレーニングを怠ってしまうと、飼い主に対しても高圧的な態度を取るようになり、コントロールが難しくなります。しっかりと飼い主の指示に従うようにトレーニングしていきましょう。

犬を飼育する方が増加する中、犬用グッズもどんどん進化しています。より便利に困った時に対応できる商品も数多いです。
ここでは、飼育に役立つグッズをご紹介します。

噛み癖を防ぐためのグッズです。犬に噛まれたくない場所にふきかけると天然苦味成分により、犬が悪戯をすることを防ぐことができます。

しつけのしやすいカジュアルな首輪です。フルチョークになっているので、大型犬のしつけにも最適です。耐久性と強い強度を備えたパラシュートコードを使用しているため、力が強い犬でも長期的に使用することができます。

たくさん噛むことによりストレス解消できる鹿の角です。鹿の角はとても硬く、毎日噛んでいてもすぐになくなってしまうことはありません。さらに、噛むことにより歯磨き効果も期待できます。力の強い秋田犬に最適なおもちゃです。

嗅覚だけでなく頭を使って遊ぶことができる知育おもちゃです。スライドすると小さな穴があり、おやつを隠して利用します。犬はおやつがどこにあるのかスライドさせながら遊びます。知育おもちゃは認知症などを予防するためにも効果的だと言われているため、1日数分でも楽しむことがおすすめです。

ここでは、秋田犬のしつけについて、飼育に役立つグッズについてご紹介しました。秋田犬は主順に忠実な性格をしていますが、闘犬や狩猟犬として品種改良されており、身体能力も力も強いです。さらに、他の人や犬に対して攻撃的になる反面もあるため、初心者向きではない犬種です。
しかし、しっかりしつけトレーニングをすることにより攻撃性もコントロールできます。秋田犬の性格や特徴などをしっかり知った上で、飼育が可能かどうか判断しましょう。