マンチカンってどんな猫？特徴や性格、飼い方から値段までご紹介！

まずは、マンチカンの特徴や性格について見ていきましょう。
また、気になる値段についても解説します。

マンチカンの最大の特徴は、その見た目です。
ほかの猫には見られない胴長短足の体型をしており、よちよちと歩く姿がとても愛らしいです。
もちろん、短足でありながらも猫ならではの運動能力を持ち合わせています。
ちなみに、マンチカンのすべてが短足ではなく、通常の猫と同じくらいの足の長さの猫もいます。
これは、短足同士のマンチカンを交配させると死産になりやすいことが関係しており、胴長短足で産まれるマンチカンは全体の2割と、実は意外にも少ないです。

マンチカンの性格はさまざまですが、フレンドリーで甘えん坊の性格が多い傾向にあります。
特に飼い主にはべったりと擦り寄ってきて、甘えてくることが多いでしょう。
知らない人や猫に対しても攻撃的になることは少なく、子どもがいる家庭でも安心して飼うことができます。

猫は引っ越しなどで生活環境が変わると大きなストレスとなりますが、マンチカンは順応性が高いといわれているため、ほかの猫と比べると感じるストレスは少ないでしょう。
そのため、ほかの猫を家に迎え入れるときにも、問題なく受け入れてくれることが期待できます。

マンチカンの価格は、だいたい10～30万円前後であることが多いです。
もちろん、ブリーダーやペットショップによって価格は変動します。
どちらかというと、ブリーダーから購入するほうが仲介業者を通していないため、安いことが多いです。
ちなみに、足の長いマンチカンのほうが安価である傾向にあります。

次に、マンチカンを飼う際のポイントや注意点についてご説明します。
特徴的な身体つきをしている猫なので、身体に負担のかからない飼い方をしてあげることが大切です。

胴長短足であるマンチカンは、肥満に気を付けなければなりません。
肥満になると足腰への負担が大きくなり、椎間板ヘルニアの発症リスクが高くなります。
マンチカンはほかの猫に比べて太りやすいともいわれているため、体重管理には気を付けながら飼育しましょう。
毎日いっしょに遊んで運動をさせることはもちろん、キャットフードの与えすぎにも注意が必要です。

マンチカンはほかの猫と同様に運動能力が高いですが、胴長短足の体型のため高いところから飛び降りたときに足腰へ大きな負担がかかります。
そのため、キャットタワーの上部から飛び降りるときのことを考えて、ステップの多いキャットタワーを選ぶことをおすすめします。

マンチカンは短毛と長毛の2タイプに分かれますが、どちらも定期的にブラッシングをするようにしましょう。
短毛種であればラバーブラシで週に2～3回行うと良いですが、長毛種の場合は毛玉になるのを避けるために毎日行うことがおすすめです。
コームを使用しながらブラッシングをすることで、きれいな被毛を維持することができるでしょう。

最後に、マンチカンの飼育に必要なグッズをご紹介します。
これらのグッズはマンチカンを飼う上で必須ともいえるので、購入時の参考にしてみてください。

マンチカンの特徴を踏まえて開発された、キャットフードです。
魚と肉の旨味が詰まったフードに、かつお節とまぐろ節がトッピングされているため、猫の食いつきも良いでしょう。
また、肥満に気を付けなければならないマンチカンのために、低脂肪設計になっています。
4袋に小分けされており、いつでも新鮮な状態のキャットフードを猫に与えることができるでしょう。

体重管理が必要な猫に合わせて作られたキャットフードです。
低カロリーに作られているため、マンチカンにもおすすめのキャットフードといえるでしょう。
また、毛玉に配慮されており、長毛のマンチカンにもおすすめです。
合成保存料や着色料、人工香料を使用しておらず、安心して猫に与えることができるでしょう。

ステップが多く、マンチカンでも安心して使用できるキャットタワーです。
3つのベッドと2つのハウスが備え付けられているため、多頭飼いをする際にも使用できます。
階段付きで、足腰に負担がかかりにくい作りになっています。

ハンドル部分が大きいため、楽に猫をブラッシングできるブラシです。
ブラシ部分はプラスチックの丸頭ニードルビーズを採用しており、猫の皮膚を傷付けるリスクも少ないでしょう。
ブラシに絡まった毛玉は、ブラシ後方にあるボタンを押すだけで取り除くことができるのも、お手入れが楽になるポイントです。

マンチカンは、フレンドリーで甘えん坊な性格をしています。
家族に対しては特に愛情深く接してくれるため、子どもがいる家庭におすすめの猫種といえるでしょう。
ただし、甘やかしてしまい肥満になってしまうことには、気を付けなければなりません。
マンチカンの肥満は椎間板ヘルニアの原因にもなってしまうため、しっかりと運動をさせて肥満にならないようにしましょう。