愛犬を触るとバチッ!犬の静電気を防ぐ方法について

寒くなり乾燥する季節になると、静電気が発生することが多くなります。
愛犬を触ると「バチッ!」とすることもあると思います。犬は全身に被毛が生えているため、布団やカーペットとの摩擦により静電気が発生しやすいです。
この記事では、犬の静電気を防ぐ方法などについて解説します。 2021年10月20日作成

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静電気が犬に与える影響

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静電気は、少なからず犬に影響があります。
まずは静電気が犬に与える影響を知り、しっかりと予防できるように準備しましょう。

アレルギー物質を引き寄せる

静電気は、ハウスダストや花粉などの物質を引き寄せてしまいます。
アレルギー物質が犬の被毛や皮膚に付着することで、皮膚炎などを発症する可能性もあるでしょう。

飼い主に叩かれたと感じる

愛犬を触ろうとしたときに静電気が発生すると、犬は飼い主に叩かれたと勘違いすることがあります。
私たち人間であれば、「バチッ!」という痛みは静電気ということがわかりますが、犬はそれが理解できません。

呼吸器に異常が現れる?

先述したように、静電気はハウスダストや花粉などのアレルギー物質を引き寄せます。
それらを犬が吸い込むことで、犬の呼吸器に異常が現れる可能性もあるでしょう。

犬の静電気を防ぐ方法とは?

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次に、本題である犬の静電気を防ぐ方法をご紹介します。
日頃から予防をすることで、犬をある程度静電気から守ることが期待できるでしょう。

湿度を上げる

静電気は、冬などの寒い時期に多く発生します。
なぜなら、寒い時期には乾燥しやすいからです。
湿度を上げることで静電気を発生させるのを防ぐことができるでしょう。
静電気は、湿度が約20%以下になると発生しやすくなります。
加湿器や濡れタオルを部屋に干すなどをして、湿度を50%前後に保つようにしましょう。

カーペットなどの素材を変える

私たちが日頃生活をしているカーペットやベッドカバー、ソファカバーなどは静電気が発生する原因になります。
おそらく、カーペットの多くはナイロンやアクリルなどの化学繊維を使用しているでしょう。
化学繊維は静電気が発生しやすいため、静電気に気をつけたいのであればあまりおすすめできません。
おすすめな素材は、綿やリネンのような天然繊維です。
天然繊維を使用することで、静電気をある程度防ぐことができるでしょう。

飼い主の保湿をする

生活環境だけを整えていても、静電気を完全に防ぐことはできません。
犬を静電気から守るためには、私たち飼い主もしっかりと対策をする必要があります。
特に犬を触る機会の多い手は、保湿をして潤いを保つことが大切です。
飼い主の手が乾燥していると、それだけで犬を触ったときに静電気が発生する原因となります。
そのため、ハンドクリームやボディクリームを使用して、しっかりと乾燥対策をするとよいでしょう。

犬の保湿をする

飼い主の手や身体を保湿すると同時に、犬の保湿もしっかりと行いましょう。
特にシニア犬であれば身体の水分が減っていくため、肉球のひび割れなどが起こります。
もちろん、皮膚の保湿も大切です。
犬の保湿をする際は、かならず犬専用の肉球クリームや保湿スプレーを使用しましょう。

静電気対策グッズを使用する

犬の静電気を防ぐために、静電気防止スプレーやブラシが販売されています。
それらの静電気対策グッズを使用して、犬の被毛に静電気が溜まらないようにしてあげましょう。

犬の静電気対策に役立つグッズ4選

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犬の静電気を防ぐには、対策グッズを使用するという手段もあります。
最後に、おすすめの静電気対策グッズをご紹介します。

コンズマーケット 静電気防止&ブラッシングスプレー 電気パンチ

犬の身体全体に吹きかけてからブラッシングをすることで、静電気を防ぐことができます。
ブラッシングスプレーとしても効果的で、犬の被毛をふわふわに仕上げてくれるでしょう。
心地よいボタニカルの香りが、飼い主のことも癒してくれます。


コンズマーケット 静電気防止&ブラッシングスプレー 電気パンチ

犬用静電気軽減ネックレス

このネックレスを犬に付けることで、静電気が空気中にゆるやかに放電されます。
手軽に静電気対策ができるということから、多くの愛犬家に人気のグッズです。
また、飼い主も同じ素材のブレスレットを使用することで、お互いに静電気を発生しにくくすることが期待できます。


犬用静電気軽減ネックレス

ペティオ 静電気除去ブラシネット

特殊導電繊維が編み込まれた、静電気対策用のブラシネットです。
これを普段使用しているブラシにかぶせることで、静電気を除去してくれるでしょう。
それと同時に、ブラシに絡まった抜け毛も取り除いてくれます。


ペティオ 静電気除去ブラシネット

わんこのたまごブラシ

丸みを帯びた形の、静電気対策が施されたブラシです。
静電気防止剤が配合されているため、ブラッシングをすることで犬の被毛に静電気が溜まるのを防いでくれます。
先が丸まっており、犬の皮膚を傷つける心配が少ない点もポイントです。


わんこのたまごブラシ

犬も飼い主もしっかりと静電気対策をしよう

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犬を触ったときに「バチッ!」と静電気が発生すると、犬は飼い主に叩かれたと勘違いしてしまうかもしれません。
犬からすれば、「なにもやってないのに、なんで叩いたの!?」と感じて、飼い主との間に溝ができてしまうこともあるでしょう。
そのため、部屋の湿度を上げたり飼い主や犬の保湿をしたりして、ある程度静電気の発生を防ぐようにしましょう。
また、静電気対策グッズを使用するのもおすすめです。
日頃から犬も飼い主も、しっかりと静電気対策をする必要があるでしょう。

参考サイト

ロゴスペットサイト(参照日:2021-09-09)
https://item.rakuten.co.jp/logos-pet/care-konsm-4589712103064/

ブロッサム(参照日:2021-09-09)
https://item.rakuten.co.jp/blossom2007/pet-seidenki-35cm/

Petio(参照日:2021-09-09)
https://item.rakuten.co.jp/petio-online-shop/4903588247477/

卸売のEiEi(参照日:2021-09-09)
https://item.rakuten.co.jp/oroshi-ee/4903329986610/

著者情報

けんぴ

若い頃はドッグトレーナーとして、警察犬の訓練やドッグスポーツなどを行う。
それらの経験を活かし、ペット系ライターとして活動中。
現在はすっかり猫派となる。
好きな犬種・猫種はボーダーコリーとノルウェージャンフォレストキャット。

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