猫が便秘になる原因はなに？おすすめのキャットフードもご紹介！

まずは本題である、猫が便秘になる原因について見ていきましょう。
原因を知ることができれば、正しい対処に繋がるはずです。

猫はあまり水を飲まない動物なので、便秘になりやすいといわれています。
水を飲まなければ必然的に便に多くの水分が含まれることはないため便が硬くなってしまい、それが便秘に繋がります。
もしかしたら便意はあるにも関わらず、便が硬すぎることで排出できない状態になっているのかもしれません。

ストレスが原因でも、猫は便秘になることがあります。
神経質な性格をしていることが多い猫は、引っ越しなどで生活環境が変わることはもちろん、トイレの場所が気に入らないだけでもストレスを抱えてしまうでしょう。
また、猫はきれい好きな動物なので、トイレが汚れていることでもストレスを感じてしまいます。

肛門周辺に傷があったり、腸内に異物があったりすると、排便時に痛みを感じることがあります。
また、骨折をしていて排便時に痛みを感じて力みにくくなっていることもあるでしょう。
その場合は、猫は便秘になっているわけではなく、したくてもできない状態になっているということになりますので、すぐに対処しなければなりません。

猫の薬には、副作用として便秘になることがあります。
鎮痛剤や抗ヒスタミン剤、利尿剤などを猫に投与したときに、副作用として便秘になってしまうかもしれません。

猫が便秘になった場合には、どのような対処をすれば良いのでしょうか？
また、便秘の予防方法についても解説します。

キャットフードを消化の良いものに変えることで、便秘が改善することがあります。
また、猫草を食べさせることによって腸内を活性化して、排便を促す方法もあるでしょう。
食事を変えるだけで便秘が改善するとは限りませんが、ドライフードからウェットフードに切り替えるだけでも摂取する水分量は増えるので、便が硬くなりにくくなるはずです。

あまりにも猫の便秘がひどい場合には、動物病院に行って下剤や浣腸を投与してもらいましょう。
これらの薬剤の投与は自己判断をすると、猫の健康に大きな影響を与えてしまう可能性があります。
そのため素人だけの判断はせずに、かならず獣医師に猫を診せた上で投与をするようにしましょう。

猫が日頃の生活でストレスを感じているのであれば、それを改善させる必要があります。
ストレスは便秘だけではなく、さまざまな病気の原因にもなってしまいます。
引っ越しなどで大きく生活環境が変わってしまった場合には、使い慣れたベッドを置いたり、飼い主のにおいがついたタオルを置いてあげたりするなど、なるべく猫が安心して過ごすことができる環境にしてあげると良いでしょう。
また、猫とのコミュニケーション不足によるストレスを改善させるためには、猫じゃらしなどでいっしょに遊んであげる必要があります。
スキンシップ不足も猫の精神が不安定になってしまうことが考えられるため、猫との触れ合いの時間を毎日しっかりと確保してあげましょう。

最後に、便秘の猫におすすめのキャットフードをご紹介します。
いつも猫の便秘に悩まされている人は、一度これらのキャットフードを与えてみてはいかがでしょうか？

このキャットフードは、便秘の猫のために作られています。
高消化性の原材料を使用しており、可溶性食物繊維の含有量も調整しています。
食事療法食として開発をされていますが、もちろん成猫の栄養要求も満たしており、栄養不足になる心配もないでしょう。

腸内を、健康的な状態に維持してくれることが期待できるキャットフードです。
優れた消化性と混合食物繊維により、消化器に不安がある猫にも問題なく与えることができるでしょう。
便秘の猫には、消化性の良いものを与えることで効果が期待できるため、このキャットフードは最適といえます。

新鮮なラムの生肉をベースにして作られたキャットフードです。
グレインやグルテン、ミートミールフリーで作られているため、アレルギーや便秘に悩まされる猫に最適でしょう。
必要に応じて、ウェットフードやおやつを与えても問題のないように、たんぱく質量とカロリーを低めに抑えています。

米国飼料検査官協会（AAFCO）の定める栄養ガイドラインに沿って製造された、安心・安全なキャットフードです。
便秘に効果が期待できるとされる、パパイヤやトマトを含んでいます。
加水分解処理を行っているため、アレルギーに悩んでいる猫にもおすすめです。

便意があるのに出ない、痛みを感じるため力みたくないと考えている猫にとって、便秘はとても辛いものでしょう。
猫の便秘を放置しておくと、健康に悪影響を及ぼすことは言うまでもありません。
そのため、なるべく猫の便秘には早めの対処をしてあげることが大切です。
また、ストレスが便秘の原因になっているのであれば、日頃の生活環境の改善も心がけましょう。