猫の食事に関する悩みあるある
出典:https://www.shutterstock.com
自動給餌器のメリットは多数あると言われていますが、まだ使っていない飼い主さんの猫の食事に関する悩みが解決できるかどうかが重要になってきますね。そこでまず、猫の食事に関するよくある悩みを見てみましょう。
・不在時に誰もご飯をあげる人がいない
・ダラダラ食いをさせてしまっている
・ついついあげすぎてしまう
・食べたり食べなかったりする
・開封後のフードの衛生面が心配 など
他にもあるかもしれませんが、特に多くの人が抱える悩みが「不在時の食事」「あげすぎ」「ダラダラ食い」ではないでしょうか。一人暮らしでも飼いやすい猫だからこそ、飼い主さんが仕事で家を空ける時間はどうしても食事を管理することができません。
朝与えた食事をダラダラと食べていても、途中でひいてあげることはできず、また急に残業が入ればそれだけ猫も待たせてしまうことになります。もちろん、厳密に猫の食事時間を決めてしまう必要はありませんが、やはりお腹を空かせて待っているんじゃないかな…と考えると、ちょっと可哀想になってしまいますよね。
また、猫はそれぞれ適切な食事の量が決まっていますが、毎回目分量で与えてしまい、求められればついつい多めにあげてしまうなどの悩みもあるかもしれません。
こうしたすべての悩みが解決するとは限りませんが、自動給餌器を使うと悩みのいくつかは解消するかもしれませんよ。
猫用自動給餌器ってどんなもの?
猫用自動給餌器は、タンクの中に入れておいたキャットフードをあらかじめセットしたタイマーによって1回の食事量ずつ自動で提供するマシンです。細かい機能はそれぞれ異なりますが、一般的には細かい量の設定が可能で、だいたい4回~6回程度まで給餌可能となっています。時間になると、決めた量がマシンの吐き出し口からトレイに出てきます。電源は、多くはコンセントと電池の2wayタイプですが、中にはコンセントのみ、電池のみのものもあります。
飼い主さんの声が録音でき、フードをあげるタイミングで音声が流せるものや、カメラが付いていて外出先でもスマホから様子を確認できるタイプもあります。
自動給餌器のメリット・デメリット
出典:https://www.shutterstock.com
それでは、具体的に自動給餌器を使用するメリットとデメリットについて見てみましょう。
メリット
・飼い主がいなくても餌があげられる
夜遅くに帰宅せざるを得ない時や、外泊しなければならない時など、飼い主がいない時間帯にも餌をあげることができるため、猫がお腹を空かせて待つ必要がなくなります。これは、特に一人暮らしの人にとって、大きなメリットです。一泊二日程度の旅行なら、誰かに餌やりを頼んだり、ペットホテルに預けなくても乗り越えられます。
・ダラダラ食いが防げる
フードの提供時間を設定できるものであれば、時間がたてば食べられないように回収してくれるため、ダラダラ食いもできなくなります。朝のフードを置いたままにせざるを得ない家庭では便利と言えるでしょう。次第に、猫も時間が経てば食べられなくなることを認識することでしょう。
・餌の量を計らなくて済む
猫の食事量を毎回計る必要がなくなります。特に、いつも目分量で与えてしまっている飼い主さんや、あげすぎてしまう飼い主さんにおすすめです。猫の肥満防止に役立ちます。
デメリット
・猫が警戒してしまうかも
猫は、とても警戒心の強い動物です。メカニックなものから大好きなフードが出てきても、機械音や慣れない見た目から、近づこうとしない可能性があります。恐い、嫌だなどの感情を覚えると、簡単に食べてくれるようになるまでに時間がかかるかもしれません。
・ドライフードとウェットフードの両方を一度にあげるのは難しい
猫のフードにドライフードとウェットフードの両方を使用している場合、自動給餌器での対応は難しいでしょう。自動給餌器は、ドライフード用、ウェットフード用とそれぞれ分かれているため、一度に両方を与えることが困難です。
・電源確保が困難な時などは使えない
コンセントと電池の2way仕様なら、本体が壊れたり倒れたいしない限り大丈夫なことが多いですが、どちらか一方の場合は動かなくなった時のことが心配です。コンセントのみなら、停電時や猫がコードをかじってしまった時に使えなくなります。また、乾電池のみなら、電池切れの心配もあるでしょう。
多くの飼い主さんに選ばれているおすすめの猫用自動給餌器4選
うちのこエレクトリック カリカリマシーンSP
スマホで遠隔操作ができ、好きなタイミングで餌やりが可能です。おやつやご褒美に、ちょっとだけあげることもできるのが嬉しいですね。
見守りカメラ付きで家の様子も見えます。飼い主さんが話しかけるとその声が届き、もしタンクが空になったらアプリで知らせてくれるのも便利です。
CiaoPolice
6L入る大容量の自動給餌器です。アプリを使って餌の量や時間、曜日などを設定できます。容器はまるごと洗うことができ衛生面も保ちやすいです。暗視モード搭載のカメラなので、暗い時間帯でも猫の様子が分かります。さらに、動体検知機能により、いたずら防止や監視もできます。
2.4GHz帯のWi-Fi環境下でないと使用できないため、事前に確認が必要です。
うちのこエレクトリック カリカリマシーンECO
1日6回まで設定できるドライフード専用の自動給餌器です。約5g単位で給餌量が設定できます。コンセント電源式のみですが、噛みちぎり防止コードが採用されている点は嬉しいですね。コンパクトな設計で、録音した音声を流すこともできます。
うちのこエレクトリック カリカリマシーン
シンプルながら必要な機能は十分に備わっている自動給餌器です。本体の設定によりタイマーをセットします。インターネット環境になくても使えるため、多くの人が使いやすいのではないでしょうか。コンセントと電池の両方で給電でき、停電時のみ電池に切り替わるため災害時にも安心です。
猫用自動給餌器は慣れておくに越したことはない
出典:https://www.shutterstock.com
今回は、猫用自動給餌器のメリットやデメリットについてご紹介しました。環境によっては多少のデメリットもありますが、それをカバーできるほどのメリットがあるのではないでしょうか。特に、万が一、飼い主さんが家に帰れないときのことを考えると、導入するメリットは大きいでしょう。
機能はそれぞれ異なりますので、しっかりと見比べてから購入されることをおすすめします。
うちのこエレクトリック猫犬家電(参照日2021-4-22)
https://item.rakuten.co.jp/auc-motorcycle/karikarimachinesp/
https://item.rakuten.co.jp/auc-motorcycle/karikarieco/
https://item.rakuten.co.jp/auc-motorcycle/pf-102/
ファンクスストア(参照日2021-4-22)
https://item.rakuten.co.jp/auc-funksstore/petfeeder-cam/
著者情報
こば
小さな頃から保護された犬や猫を迎えて生活。現在は黒猫の「ジジ」に翻弄されながら、発見と感動の毎日を送っています。
実体験を振り返りつつ、飼い主さんの役に立つような情報を分かりやすく記事にすることを目標にしています。