犬が喜ぶぬいぐるみのおもちゃ4選！選ぶ際のポイントも

飼い主さんによっては、犬にわざわざおもちゃを与えなくても、周囲にあるもので遊んだりしっかり散歩させたりすれば良いのでは？と考えるかもしれません。犬にとって、おもちゃで遊ぶことはどのような意味や役割があるのでしょうか。

犬にとって、おもちゃは人間がいなくても一人で遊ぶことができる重要なものです。飼い主さんがいれば、おもちゃを通してコミュニケーションをとることもできます。

特に、歯が生え替わる頃には、むず痒さを解消するためにとにかくいろんなものを噛もうとします。こうした時、危険なものを口にしたり家具などを傷つけないためにも、思う存分噛めるぬいぐるみがストレス発散の捌け口となります。

犬は、飼い主さんと遊ぶ時間がとても好きです。おもちゃをつかってコミュニケーションをとり、上手に遊べた時などは誉めてあげるなどすると、良い関係性を保ちやすくなるでしょう。

噛めるタイプのおもちゃのなかには、歯垢を除去する効果が期待できるものもあります。また、普段の様子を観察していて、どちらか一方でしか噛まないなどの様子が見られたら、歯の不具合に早い段階で気づけるかもしれません。

「待て」や「よし」など、飼い主さんの声かけで動くようにしつける際、その都度おやつを使っていては肥満などのリスクも出てきます。おもちゃであれば何度でも挑戦でき、楽しく遊ぶこともできて一石二鳥です。

犬用おもちゃの種類は豊富です。なかでも、定番中の定番といえるのがぬいぐるみではないでしょうか。

数あるおもちゃの中でぬいぐるみを選ぶメリットを見てみましょう。

ぬいぐるみなら咥えたり噛んだりして簡単に遊ぶことができ、飼い主が何かをしてあげなくても大丈夫です。
お留守番などで暇になった時の暇潰しにもなります。

ぬいぐるみは綿などが入っていてとても柔らかいため、万が一咥えていたものを投げて何かにぶつけても、壊れる心配が少ないです。

耐久性にもよりますが、たくさん噛んで汚れた時は洗ってきれいにすることも可能です
。
洗濯できる素材かどうかの確認は必要ですが、多くの場合は手洗いもしくは家庭用洗濯機での丸洗いが可能となっているでしょう。

犬用ぬいぐるみは、インターネットショップをはじめホームセンターやペットショップ等、様々なところで販売されています。そのバリエーションも豊富で、素材やスペック、大きさなど飽きずに楽しめます。

犬にぬいぐるみのおもちゃをプレゼントする時には、以下のポイントに注意しましょう。

おもちゃを気に入って興奮しながら遊んでいると、力いっぱい噛んだり引っ張ったり投げたりすることもあるでしょう。
ぬいぐるみは、こうしたダメージにできるだけ強いものの方が良いですよね。特に、耳や目、尻尾といった、本体とは違う小さなパーツを取り外そうとしがちです。これらがとれてしまって、誤って飲み込んでは大変ですね。
できるだけ、取れそうなパーツがないものを選び、縫製がしっかりしているか確認しましょう。

お気に入りのぬいぐるみで遊んでいると、いつのまにか縫い目がほつれて中綿が出てしまったことはありませんか？犬は、こうした中綿をすべて出してしまうなどの遊びが大好きです。しかし、この綿を食べてしまうと大変です。お腹に詰まってしまうと手術で取り除くしかなくなるケースもあります。

こうしたリスクを考慮して、近年は中綿の使われていないものも多く販売されています。噛む力の強い子には、できるだけ壊れても危険がないようなものを選びたいですね。

犬用ぬいぐるみの多くは噛んで遊ぶことを想定して作られているため、噛んで有害な素材などは使われていないとは思いますが、念のため確認しておくと安心です。犬の体格に合ったサイズのものを選ぶことも大事です。

犬用のぬいぐるみを購入した後は、毎日丁寧にぬいぐるみの状態を確認し、ほつれや破れはないかなどチェックしましょう。もし、耐久性に不安がある状態なら使用を中止するの鉄則です。

超小型犬～小型犬が対象のぬいぐるみです。カラカラとした音が鳴り、胴体を踏んだり噛んだりするとスクイーカーの音も鳴ります。音に誘われて本能がくすぐられ、夢中になってしまうことでしょう。

小型犬用のぬいぐるみです。フワフワとした触感は噛み心地抜群。鈴の音も鳴り、転がしただけで夢中になって遊んでくれるはずです。

綿100％、純オーガニックコットンのおもちゃです。自然素材でできており、どんなに口に入れて噛んでも安心です。
丈夫な紐のような形をしているため、犬と引っ張りあって遊ぶのにもちょうど良さそうですね。安心・安全な素材にこだわっている飼い主さんによく選ばれています。

こちらも、上記と同じメーカーのおもちゃ。純オーガニックコットン使用の、お肉の形をしたぬいぐるみです。
とにかく噛んで遊びたい犬にはぴったりのおもちゃ。優しい肌触りも特徴です。

今回は、犬用のおもちゃの中でもぬいぐるみに焦点をあててご紹介しました。
ぬいぐるみは、飼い主さんから見ても楽しくなるようなキュートなものがたくさんあります。しかし、犬にとっては思いっきり遊べるおもちゃとしての認識しかありません。

どんなに噛んでも大丈夫な素材かどうか、耐久性のあるつくりかどうか、といった点に注意して選びましょう。おもちゃの対象犬種が決められているものもあるため、きちんと確認してから購入されると失敗しないでしょう。