猫砂の種類
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鉱物系
猫砂として定番ともいえるのが、鉱物系の猫砂です。
○ メリット
・抗菌や脱臭に優れている
・おしっこがしっかり固まる
・猫が好みやすい
・低価格で購入できる
✕ デメリット
・砂が飛び散りやすい
・重いので持ち運びが大変
・安全性に疑問
鉱物系の猫砂は低価格が魅力です。一方で使用されているベンナイトが猫に悪影響をおよぼすことが心配されています。誤ってベンナイトを食べてしまった猫が、中毒を発症したという報告もあります。
絶対に発症するとは言い切れませんが、使用する際にはそのことを考慮しておきましょう。
おから系
大豆の搾りかすで出来ている「おから」を使用した猫砂です。
○ メリット
・原料が食べ物なので安全性がある
・粒が大きいので飛散しにくい
・使用後、処理しやすい
・掃除がしやすい
✕ デメリット
・大豆の食物アレルギーになる可能性がある
・おからの匂いが独特
・防腐剤や凝固剤が使用されてるものもある
・やや高めの価格
安全性と処理のしやすさがメリットのおからですが、アレルギーのある猫は使用できません。
中には防腐剤や凝固剤を使用しているものもあるので、説明などをよく確認してから購入しましょう。
紙系
再生パルプで作った紙製の猫砂です。
○ メリット
・吸収性がいい
・掃除がしやすい
・飛散しづらい
・排泄の有無がわかる
✕ デメリット
・トイレにつまりやすい
・凝固剤や消臭剤の使用による安全性へ疑問
紙製なので水洗トイレに流せる商品が多いので処理がとにかく楽です。
価格もそれほど高くもなく、軽量なので気軽に購入できます。
ただ、凝固剤や消臭剤、原料の再生紙自体にもインクの脱色や強度を上げるために、薬品や化学物質を使用しています。そのため万が一猫が食べてしまったときの安全性は低いと言えます。
木系
おがくずやヒノキなどを原料にした猫砂です。
○ メリット
・安全性が高い
・木の匂いで脱臭力がある
・抗菌力がある
・後処理が楽
✕ デメリット
・粒がもろい
・凝固剤や消臭剤が使用されてることもある
・軽量の為飛散しやすい
木を使用した猫砂はその安全性と抗菌力、脱臭力が魅力です。
ゴミ出しも燃えるゴミで出せて、水分の吸収力も良いです。
ただその軽さから飛び散りやすいので、あまり細か過ぎるものを選ばないようにしましょう。
木を使ったものでも添加物や化学物質が配合されているものがあるので、チェックしましょう。
シリカゲル系
シリカゲルとはお菓子などに入っている乾燥材のことです。
○ メリット
・消臭や吸収に優れている
・コスパが良い
・飛散しにくい
・交換が容易
✕ デメリット
・安全性に心配あり
シリカゲルは消臭や吸収性にすぐれ、片付けも簡単なので非常にありがたいのがメリットです。
ひと月に大体1〜2回の交換で済むこともあります。
しかし、最大のデメリットは、猫の器官に入る危険がともなうことです。
消臭効果のメリットを活かすためにいつもの猫砂に少し混ぜて使用するのもおすすめです。
どの猫砂を選ぶべき?
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選ぶポイントとしては、求める機能、価格、使いやすさなどがありますが、最大のポイントは猫が使ってくれるのかが重要です。
もし気に入ってもらえず、おしっこを我慢してしまう状況が長く続くと、膀胱炎になってしまうかもしれません。気に入らない場合は、なるべく早めに別のものに変えましょう。
まずは、安全性の高いものから使用してみて、猫が食べたりしてしまわないかなどチェックしてから選択していった方がいいでしょう。
小粒のタイプより大粒のタイプを選ぶ方が、飛散も少なくお手入れも楽です。
ここからは、おすすめの大粒タイプの猫砂をご紹介します。
大粒タイプの猫砂 おすすめ5選
①キャッツベスト スマートペレット
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こちらはモミやトウヒなど木材を原料にした天然植物素材で安心の猫砂です。
消臭率は99.98%で瞬時に匂いを閉じ込めて、抗菌作用もあるとのことです。
大粒の粒で瞬間吸収し、飛び散りも解消されます。
1袋で約40~50日持ち、固まった部分だけを取り除いて足していけば、経済的に使用できます。
②小さな村の猫砂
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化学物質が使われていない、自然素材だけでつくられた猫砂です。
無添加にこだわりぬいて凝固剤も香料も消臭物質も不使用です。大粒で猫の肉球に挟まる事もなく快適にトイレをする事ができます。
お手入れも簡単で、杉の天然の抗菌作用と脱臭効果もしっかりあります。
杉は安心の国内産で、数々の雑誌でも取り上げられており、愛猫家のお墨付きとなっています。
③マジカルサンド
紙製の猫砂で、大きめの粒で吸収力に優れています。一粒一粒の吸収性が高いので、小さく固まりやすく、お手入れも簡単です。
尿の色も確認できるので健康観察もできるので、高齢の猫や泌尿器系に不安のある猫の健康チェックにもおすすめです。
良質なバージンパルプによりホコリを立ちにくくしていて、散らばる心配もありません。
脱臭効果もあり、トイレに流したり燃えるゴミで出せるので処理も楽です。
④おからの猫砂グリーン
おからから作られた、天然素材の猫砂です。
色がついているので、おしっこした場所もすぐわかります。
大粒で散らかりにくく、使用済みの部分を固まってそのままトイレにも流せるのでお手入れも簡単です。
処理方法としては燃えるゴミとしても出せるほか、生ゴミ処理機を使えばコンポスト化(堆肥化)して肥料として再利用できるので、ガーデニングをしている方にもおすすめです。
⑤LION ニオイをとる紙の猫砂
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大粒タイプの紙製の猫砂。飛び散りにくくしっかり固まって崩れにくいのが特徴です。
飛び散りにくくお掃除も簡単で、リーズナブルな価格も嬉しいですね。
トイレットペーパーと同じパルプ素材なので、トイレに流したり、燃えるゴミで処理できます。
色の変化でおしっこに気付きやすいので、健康管理に役立ちます。
銅イオン効果で、消臭力にも期待できます。
大粒タイプにも色々な種類がある
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猫砂には様々な種類があり迷ってしまいますが、猫も飼い主も快適にすごせるようなお気に入りの猫砂をみつけましょう。
消耗品なので値段も気になるところですが、まずは猫に安心かつ安全に使ってもらえるかが重要です。
これから猫を飼おうと思っている方や、猫砂を他ものに変えてみようと検討中の方も色々試してみてくださいね。
アイドカストア(参照日:2020-10-28)
https://item.rakuten.co.jp/aidca/smartpellets-1/
猫用品の通販nekozuki(ねこずき)(参照日:2020-10-28)
https://item.rakuten.co.jp/cxc/2012fukubukuro02/
PEPPY(ペピイ) 楽天市場店(参照日:2020-10-28)
https://item.rakuten.co.jp/peppyshop/10000100/
マツモトキヨシ楽天市場店(参照日:2020-10-28)
https://item.rakuten.co.jp/matsukiyo/4952667143513/
モコペット(参照日:2020-10-28)
https://item.rakuten.co.jp/1096dog/w-155754-00-00/
著者情報
Hanaco
子育てをしながら、専業主婦ワーカーとしてお仕事をさせていただいております。以前はチワワを2匹飼っていました。
調べることや文章を考えることが好きで、自分の考えや経験などを活かせるようなお仕事をしたいと思っております。どうぞよろしくお願いいたします。