犬に留守番させるときにおもちゃがおすすめな理由
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まずは、なぜ犬に留守番させるときにおもちゃがおすすめなのかを、ご説明します。
特に寂しがり屋の犬に対しては、おもちゃを与えてみると良いかもしれません。
暇つぶしができる
犬は飼い主が家にいないと、暇を持て余してしまいます。
暇つぶしをするために、家具などにいたずらをすることもあるでしょう。
しかしおもちゃがあれば、おもちゃで暇つぶしをしてくれるため、ほかの家具などをいたずらさせるのを予防してくれる可能性があります。
ストレス解消
犬は本来、集団生活をする動物です。
群れの中にはリーダーがいるため、リーダーが不在である群れはまとまりがなくなります。
ペットとして飼われている犬からすれば、群れのリーダーは飼い主でしょう。
しかし一匹で留守番をすることになった犬は、リーダーが不在になりパニックになってしまいます。
パニックになることでストレスが溜まり、いたずらなどをしてしまうのかもしれません。
さらにストレスが溜まると、無駄吠えや分離不安になる可能性も考えられます。
そこで犬におもちゃを与えることで、留守番中のストレスが溜まるのもある程度抑えることができるでしょう。
犬に留守番させるときのおもちゃの選び方
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次は、犬に留守番させるときのおもちゃの選び方を見てみましょう。
犬のおもちゃであれば何でも良いというわけではありませんので、しっかりとおもちゃ選びをする必要があります。
丈夫なものを選ぶ
犬に留守番させるということは、長い時間犬をひとりにさせるということです。
そのため、万が一おもちゃが壊れて破片を飲み込んだとしても、飼い主が対処することができないでしょう。
おもちゃの誤飲は犬の命にも係わるため、特に注意しなければいけません。
犬に留守番をさせるときのおもちゃは、丈夫なものを選ぶようにしましょう。
愛犬のサイズに合ったものを選ぶ
先述したように、ひとりきりになる留守番中のおもちゃの誤飲は危険です。
おもちゃが壊れなかったとしても、丸呑みしてしまう可能性も考えられます。
そのため、愛犬のサイズに合ったものを選ぶようにしましょう。
たいていはおもちゃに「小型犬向け」などと記載されているため、それを参考にしてみましょう。
ただ、飼い主との引っ張り合いをすることを前提に作られている小さめのおもちゃもありますので、いつも使用しているおもちゃよりも一回り大きいサイズのおもちゃを選ぶと良いでしょう。
知育玩具でもOK
犬に留守番をさせるときには、知育玩具を与えるのもおすすめです。
中にフードを隠すことができるようになっており、犬はフードを取り出すために夢中で知育玩具で遊ぶでしょう。
もちろんフードの量には気を付けなければいけませんが、一人遊びが苦手な犬には知育玩具を与えることで上手に留守番をできるようになるかもしれません。
香り付きのおもちゃは避ける
おもちゃには、犬に興味を持たせるために香りが付いているものもあります。
たしかに香り付きのおもちゃは、遊びが苦手な犬には良いかもしれません。
しかし、一人きりで留守番をさせるとなると、香り付きのおもちゃは誤飲の原因となる可能性が考えられます。
フードを食べるための知育玩具なら良いですが、おもちゃ自体に香りが付いているものは避けたほうが良いでしょう。
犬に留守番させるときにおすすめのおもちゃ4選
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最後に、犬に留守番させるときにおすすめのおもちゃをご紹介します。
「家にあるおもちゃでは、留守番に向かなそう」と考えている人は、購入時の参考にしてみてください。
犬に留守番させるときにおすすめのおもちゃ(1)コーン型 歯磨きスティック
可愛らしいコーン型のおもちゃです。
表面に凹凸が付いているため、遊び続けていると歯磨き効果が期待できるでしょう。
中にフードを入れることも可能です。
また、丸洗いできるため、常に清潔な状態でおもちゃを与えることができます。
犬に留守番させるときにおすすめのおもちゃ(2)鹿角
北海道産エゾシカの角です。
天然物のエゾシカの角は硬さが絶妙で、犬は喜んで遊ぶでしょう。
噛むことで、ストレス解消にもなります。
毎日噛み続けたとしても、表面が削れる程度で済むため、長い間与え続けることができそうです。
犬に留守番させるときにおすすめのおもちゃ(3)コング
ユニークな形状をしているこのおもちゃは、定番商品として長い間愛され続けています。
中にフードを入れることもできますし、ロープを付けて引っ張り合いのおもちゃとして使用することも可能です。
不規則に転がるため、留守番中の一人遊びのときにも、飽きずに遊んでくれるでしょう。
丈夫な点も、長い間愛犬家に選ばれている理由のひとつです。
犬に留守番させるときにおすすめのおもちゃ(4)おやつボール
倒しても起き上がる、たまご型の知育玩具です。
半透明の中にフードが見えるため、はじめて知育玩具に触れる犬でも興味をそそられるでしょう。
フードを取り出す難易度の調整ができるため、慣れてきた後でも飽きずに遊び続けることができます。
留守番中のほか、早食いをする犬にもおすすめです。
犬が寂しくならないようにおもちゃを与えよう
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犬に留守番をさせるのは、短い時間であるに越したことはありません。
しかし、飼い主の都合で2~3時間の留守番をさせることもあるでしょう。
犬が不安になりストレスが溜まらないようにするためにも、おもちゃを与えてみることをおすすめします。
丈夫で壊れにくく、丸呑みできないようなサイズのおもちゃを与えることで、犬は楽しく留守番をすることができるはずです。
ikuso(参照日:2020-10-18)
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著者情報
けんぴ
若い頃はドッグトレーナーとして、警察犬の訓練やドッグスポーツなどを行う。
それらの経験を活かし、ペット系ライターとして活動中。
現在はすっかり猫派となる。
好きな犬種・猫種はボーダーコリーとノルウェージャンフォレストキャット。