猫用のぬいぐるみは種類が豊富!
猫用のおもちゃの種類は数えきれないほどたくさんありますが、ぬいぐるみだけを見ても様々なものがあります。大きさ、素材、デザインなど、個性豊かですよね。猫の好みはそれぞれ個体差があります。せっかくぬいぐるみを購入しても、気に入って遊んでくれるかどうかは猫次第…。
ぬいぐるみは、釣りざおタイプのおもちゃとは違い、飼い主さんが操作しなくても遊びやすいおもちゃです。猫の好む匂いがついたものや、ちょうど良い大きさ、遊び心をくすぐる音など、工夫を凝らして製作されているものも多いので、愛猫にぴったりのものが必ず見つかるはずです。
ぬいぐるみはストレス発散にも
ぬいぐるみは、猫がくわえてあちこちに持っていくこともありますが、基本は寝転がったまま噛んだり蹴ったりして遊ぶ場面が多いです。
力強く噛む、飛びついて捕らえる、ひっかく、思いっきり蹴る…。猫にとって、ぬいぐるみは格好のストレス発散相手になります。その様子を見ていると、意外と激しく思いきり遊んでいるように見える飼い主さんは多いのではないでしょうか。
抱き枕のような長細い形をしたものは、「蹴りぐるみ」とも呼ばれ、とても人気が高くなっています。
猫のぬいぐるみを選ぶ際のポイント
出典:https://www.shutterstock.com
ぬいぐるみに限らず、おもちゃ全般に言えることですが、猫が遊ぶものを購入する際はいくつか注意しておきたいポイントがあります。
耐久性が高いかどうか
猫が、おもちゃを誤飲してしまうことは、決して珍しいことではありません。実際に、誤っておもちゃの一部を飲み込んでしまい、手術をしなければならなくなったなどの報告を、SNS等で見かけることもあるでしょう。
特に、思いっきり噛んだり蹴ったりできるぬいぐるみは、ある程度耐久性がないとすぐに壊れてしまいます。ぬいぐるみの尻尾や目などのパーツがとれてしまったり、縫い目が破れて中身が出てしまったりして、猫がうっかり飲み込んでしまうこともあるようです。
猫が夢中になって遊んでくれるのは良いことですが、あっという間に壊れてしまうような簡素なつくりのものは避けるべき。素材がしっかりしている、取れやすいパーツがないなど、耐久性の高いものを選びましょう。そして、「壊れていないかな、破れていないかな」とチェックを欠かさないようにしましょう。
小さすぎないものを
小さすぎるぬいぐるみは、そのまま飲み込んでしまう可能性も考えられます。大きなぬいぐるみであっても、ボタン等のパーツや破れた縫い目から出た中身を食べてしまうことも考えられるため、大きければ安心というわけではありません。ただ、丸ごと口に入ってしまうようなサイズのものは避けるようにしましょう。
好みを考慮して
猫の好みは、性格や年齢によって変わってきます。同じ猫でも、子猫の頃と大人になった頃とでは、食いつき方が違ってくると言われています。一般的には、子猫のうちは猫じゃらしのような動かせるおもちゃを好むようです。ある程度成長すると、ぬいぐるみのように走り回らなくても遊べるおもちゃを使って1匹で楽しめるようになる猫が多いようです。
猫にとって、デザインはあまり好みを左右する要素にならないことが多いです。派手なものの方が食いつきが良いとする意見もありますが、それよりも大切なのは安全性や猫の好みに合った素材なのではないでしょうか。
人気の高い猫用ぬいぐるみをご紹介
それでは、実際に飼い主さんによく選ばれている、猫用のぬいぐるみをいくつかご紹介します。
Petio けりぐるみ
前足でガシッとつかみ、思う存分ネコキックできる「蹴りぐるみ」です。マタタビが入っているため、虜になってしまう猫も多数。キック専用のぬいぐるみならではの細長い形状で、ストレス発散にも役立つでしょう。サカナ、エビ、ペンギンの3種類があります。
リアル魚猫用キッカー
リアルな魚のプリントと形が特徴で、綿に加え、マタタビも入っています。サイズ展開がS・M・Lとあり、猫の体の大きさや遊び方に合わせて選ぶことができます。デザインは3種類ありますが、猫が遊んでいる様子を見ると、本物の魚を捕まえてかぶりついているかのように見えるほどリアルです。
かむかむTOYSさかなちゃん
こちらは噛んで遊べるキャットトイです。振ったり投げたりすることでカラカラ音がする仕組みなので、猫ちゃんの興味を引くことができます。さらに噛み噛みすることで歯のデンタルケアにもなり、歯磨きが難しい猫ちゃんにとって日常ケアの手助けにもなるまさに2WAYトイだといえるでしょう。さかな以外にも複数種類があります。
キャティーマン じゃれ猫 暴走マウス
手動で動くミニカーのように、引いた状態で手を離すと真っ直ぐに走ります。電池を使わない自走式です。ちょっとした隙間などを狙って走らせると、猫の興味をより一層刺激できそうですね。キャットニップ(西洋マタタビ)が入っています。
おもちゃで遊ぶ時は飼い主さんの目の届くところで
今回は、猫用おもちゃの中でも特に人気の高いぬいぐるみについて、選ぶ際のポイントや人気商品をご紹介しました。猫用おもちゃの耐久性については、改良を重ねて長く使えるように工夫しているメーカーも多いですが、ぬいぐるみのように激しく噛んだり蹴ったりするおもちゃは、いつか壊れてしまいます。
誤って飲み込んでしまわないように、出しっぱなしにしたり放ったらかしにするのではなく、飼い主さんの目の届くところで遊ばせてあげることをおすすめします。
ぬいぐるみの尻尾や、目玉などの装飾は、特に猫が気になって激しく噛んでしまいがちな部分でもあり、ポロっと外れることもあるでしょう。使わない時は、消耗の度合いなどを確認し、猫の手が届かないところに納めておくと安心です。
ZAKZAK楽天市場(参照日2020-7-21)
https://item.rakuten.co.jp/goodszakka/8k72/
charm楽天市場店(参照日2020-7-21)
https://item.rakuten.co.jp/chanet/68353/
Petio(参照日2024-5-30)
https://item.rakuten.co.jp/petio-online-shop/4903588234088/
世田谷家具(参照日2024-5-30)
https://item.rakuten.co.jp/a-gallery/ds-2552622/
著者情報
こば
小さな頃から保護された犬や猫を迎えて生活。現在は黒猫の「ジジ」に翻弄されながら、発見と感動の毎日を送っています。
実体験を振り返りつつ、飼い主さんの役に立つような情報を分かりやすく記事にすることを目標にしています。