レモンを愛犬に与える前に知っておきたい7つのこと!栄養や正しい与え方

私たちが普段何気なく食べたり飲んだりしているレモンですが、犬にはどのように与えれば良いのかご存知でしょうか。犬にレモンを与える際には、色々な点に注意しなければいけません。そこでここでは、レモンを犬に与える前に知っておきたい7つのことをご紹介していきます。 2020年07月30日作成

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レモンの栄養分とは

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レモンには、以下のように様々な栄養が含まれています。

チアミン (B1)、リボフラビン (B2)、ナイアシン (B3)、タンパク質、パントテン酸 (B5)、ビタミンB6、葉酸 (B9)、ビタミンC、糖類、食物繊維、カリウム、クエン酸、ポリフェノール、ビタミンC、リモネン、カルシウム、マグネシウム、リン、鉄分、亜鉛など。

その中でもビタミンCは特に代表的な栄養素であり、体の抵抗力を高めてくれたり、鉄の吸収を良くしてくれる効果や抗酸化作用があると言われています。
その他にも、クエン酸は疲労回復をしてくれたり、リモネンにはリラックス効果があるそうです。

人間である私たちも、疲れがたまっている時や風邪の引き始めなどに、レモンを使った料理や飲み物を摂取しますよね。
レモンは健康な体に嬉しい栄養がたっぷり詰まった食べ物なのです。

犬はレモンを食べても大丈夫?

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結論からに言うと、犬がレモンを食べても問題ありません。

犬は100種類以上も食べてはいけない食材があると言われています。
それは人間にとって無害であっても、犬にとっては有害になる成分が含まれている場合があるからです。
中でも有名なのはネギ類やチョコレートで、口にすれば死に至る可能性もあるので絶対に与えてはいけません。

しかし、レモンには犬にとって有害となる成分は一切入っていません。
酸っぱくて刺激が強いイメージはあるものの、害になるわけではないのです。
犬がレモンを食べたとしても、何も問題はありません。

ただ、やはりレモン特有の酸っぱさを嫌がる犬もいます。犬は鼻が良いので、臭いを好まない個体もいるかも知れません。
特に色々な食べ物に慣れていない子犬や、好き嫌いの多い犬の場合は、様子を見ながら与える方が安心です。
いきなりレモンをそのままあげてしまうと、あまりの酸っぱさに驚いて、それ以降レモンを食べてくれなくなる可能性もありますので注意が必要です。

レモンと犬の関係

様々な栄養素が含まれているレモンですが、先に述べたように、1番代表的なものとしてビタミンCが挙げられます。
ビタミンCは健康に良い効果をもたらすものであるということで、積極的に摂取する人も多くいます。

しかし犬の場合、健康な犬であれば、ビタミンCを自分の体内で生成をすることが可能です。
ですから、必ずしもレモンなどの食べ物からビタミンCを摂取をする必要はないとされています。体調や好みに合わせて与えた方が良い、という程度に考えておくと良いでしょう。

ビタミンCはシニア犬や病気の犬には積極的に摂取させるべき

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先程ご紹介した通り、ビタミンCは健康な犬であれば体内で生成されるので、意識して摂取させる必要はありません。
しかし、健康でない場合は、人間の方で積極的に与える必要が出てきます。

例えば、ビタミンCを合成している肝臓の機能が低下してしまった時は、必要に応じてビタミンCの補給が推奨されることもあります。
獣医指導の下、レモンやビタミンCを配合したフード、サプリメントなどを上手く食事に取り入れてあげましょう
またシニア期の犬や病気にかかっている犬、過去に病気にかかっていた犬であれば、ビタミンCが豊富なレモンは積極的に与えたいものです。
ビタミンCには、骨や軟骨を強化してくれる働きや、ホルモンを正常に分泌させる働き、免疫力を向上する働きがあります。
様々な効果に期待できるので、年齢を重ねた犬や健康に不安のある犬にこそおすすめです。

レモンの正しい与え方

・少量ずつ
レモンは酸っぱいですので、ガブッと一気に食べさせることはおすすめできません。
少量ずつ、液体もしくは果実のみを与えるようにしてください。

・皮や白い薄皮は取り除くこと
レモンの表面の皮や内部にある白い薄皮は、食べてしまうと下痢を引き起こす可能性があります。必ず取り除いてから与えるようにしてください。
まるかじりもさせないように注意してくださいね。

・加工品はあげないこと
レモンティーやレモングラスなど、レモンを使用している加工品は、犬にとって毒性のある成分やアレルギーを引き起こす成分が含まれている危険性があります。
加工品ではなく、レモンの果実のみを与える方が安全です。

工夫をしてレモンを与える方法がおすすめ

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そのままのレモンだと、人間と同様に犬も「酸っぱい」と感じてしまい、あまり食べてくれないことがあります。
そんな場合には、レモンにひと工夫をして与えるようにしましょう。

おすすめの与え方としては、レモン水やレモネードなどが挙げられます。
カロリーが高くなく、効率的に美味しくレモンを摂取することができるのでおすすめです。
特にレモン水であれば、普段飲んでいる飲水に少量のレモンを入れておくだけで良いので簡単ですね。

レモンを摂取した時に何らかの反応があったら

基本的には、レモンはアレルギーを引き起こすような食材では無いので心配はいりません。
しかし、万が一レモンを食べた後に、発疹・痒み・嘔吐・下痢などといった何らかの症状が出てしまった場合には、すぐに動物病院に連れていくようにしてください。
犬は人間に分かるように言葉で異変を伝えられないので、様子見をせず病院に行くのが正解です。

稀にレモンの食べ過ぎ、体調不良などが原因でレモンが合わず、病気のような症状を引き起こす場合もあります。
いつもは大丈夫なのに、今日に限って、ということだってあり得ます。
すぐに異変に気付けるように、いつでもしっかり見守ってあげてくださいね。

レモン好きな愛犬に飲みやすいように与えてあげよう!

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いかがでしたか。レモンを愛犬に与える時には、レモンに含まれている栄養素・レモンの正しい与え方など、様々なことについて知っておくと安心です。
また、人間と同じように、犬もレモンの酸っぱさを感じることができます。
犬が好まない場合には、レモン水にしたりレモネードにしたりと、飲みやすいよう工夫して与えるようにしましょう。
是非とも、健康のためにも愛犬にレモンを与えてみてはいかがでしょうか。

参考サイト

文部科学省 食品成分データベース
https://fooddb.mext.go.jp/details/details.pl?ITEM_NO=7_07155_7

著者情報

Hanaco

子育てをしながら、専業主婦ワーカーとしてお仕事をさせていただいております。以前はチワワを2匹飼っていました。
調べることや文章を考えることが好きで、自分の考えや経験などを活かせるようなお仕事をしたいと思っております。どうぞよろしくお願いいたします。

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