犬のおやつの選び方
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まず、犬のおやつの選び方を見てみましょう。
これらを基準におやつを選ぶことで、犬にとっておやつはメリットの多いものになります。
なるべく無添加のものを選ぶ
まずひとつのおすすめとして、犬のおやつはなるべく無添加のものを選ぶようにすると良いでしょう。
しかし添加物とはいっても、害のあるものばかりではありません。
栄養ともなる、ビタミンやカルシウムなどを添加している場合もあります。
ここで気を付けておきたい添加物が、酸化防止剤と着色料です。
酸化防止剤は特にウェットタイプのおやつに添加されていることが多く、その名のとおりおやつの酸化を防ぐために使用されます。
酸化防止剤を使用することで、ある程度の期間は美味しさを維持することができるのです。
また、おやつを美味しそうに見せる着色料もチェックしておきましょう。
着色料は犬にとって何の意味もないため、含まれていないことが理想です。
これらのことから、無添加のおやつがおすすめですが、一点気を付けなければならないことがあります。
それは、無添加のおやつは消費期限が短いことが多いことです。
必ずしも無添加である必要はないですが、犬のおやつを購入する前に、原材料をチェックすることをおすすめします。
おやつをあげる目的を意識しよう
犬におやつを与えるときは、何らかの意味を持つことが大切です。
ただ単に、「犬がほしがっているから」といっておやつを与えることは、犬にとって何の意味もありません。
必ず犬におやつを与えるときは、しつけのため、歯磨きのため等、使用目的を意識して与えるようにすることをおすすめします。
例えばしつけの場合は、小さめですぐに食べ終えることができるものが良いです。
しつけの際に歯磨き用のおやつを与えていては、しつけをスムーズに行うことができなくなってしまいます。
ついでに栄養が摂れるものを選ぶ
犬は肉食動物ですので、肉を中心とした食生活でなければ、元気のある毎日を過ごすことができません。
ほとんどのドッグフードにも、主原料は肉が使用されているでしょう。
そこで、犬におやつを与える際にも、栄養を意識してみることをおすすめします。
低脂肪高たんぱくである鶏ささみや、歯磨き代わりに与えるのであればカルシウムが摂取できる牛の骨などを与えてみてはいかがでしょうか?
犬のおすすめおやつ4選
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それでは本題である、犬のおすすめおやつを見てみましょう。
ここでは、先述したように無添加のものや、使用目的に合ったおやつをご紹介しています。
ビルバック C.E.T. ベジデントフレッシュ
歯磨きの代わりにもなるこのおやつは、口臭が気になる犬におすすめです。
Z型の特徴的な形が歯にしっかりとフィットし、歯垢の除去の手助けをしてくれます。
噛み応えがあるため、留守番中の犬にもぴったりのおやつです。
sizuka 馬肉スライスジャーキー
北海道産の馬のもも肉のみを使用した、無添加で食べやすいジャーキータイプのおやつです。
馬肉は低脂肪高たんぱくで、犬にとって効率良く栄養の摂れる食材のひとつといえるでしょう。
また、馬肉はアレルギーの問題も少ないため、豚肉などのアレルギーの犬にもおすすめできます。
スジや脂も丁寧に取り除いているため、食べやすいのも嬉しいポイントです。
るーららい エゾ鹿 リブボーン
このおやつの大きな特徴は、エゾ鹿のリブボーンにあえてバラ肉を多少残したままにしている点です。
エゾ鹿の余分な脂を落とすために一度茹でていますが、その際に出たダシが肉に絡まっています。
そのため、エゾ鹿の旨味をそのまま味わうことが可能です。
無添加で、エゾ鹿本来の味を堪能することができるため、犬としては最高のご褒美だといえるでしょう。
ちなみに、鹿肉もアレルギーの心配が少ない肉として知られています。
骨は噛み応えがあるので、留守番などで時間がかかる場合のおやつとしてもおすすめです。
BIGWOOD ささみチビッツ
しつけをする際にとても便利な、小粒タイプの鶏ささみジャーキーです。
大分県産の無投薬鶏ささみ肉を使用し、とても風味豊かに仕上げています。
小粒タイプであるため、食欲がないときはふりかけのようにして、ドッグフードにトッピングするような使い方もできるでしょう。
犬のおやつの与え方
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おやつは、使い方次第でとても便利なものになります。
そこで、しつけのときから日頃の生活まで使える、おやつの与え方を見ていきましょう。
小さくして与える
しつけの際に効果的なのは、おやつを小さくして与えることです。
犬はおやつの量を気にすることはありません。
どちらかというと、おやつをもらえる回数が多いほうが嬉しいと感じます。
おやつを小さくするほうが食べ過ぎを予防できますし、ひとつのおやつで何度もしつけを行うことが可能です。
もともと小さいおやつや、ジャーキータイプなどの小さくしやすいおやつを選ぶと良いでしょう。
ご褒美として与える
おやつは、必ずご褒美として与えるようにしましょう。
なぜなら、犬にとっておやつは特別なものでなければならないからです。
しつけが成功したとき、きちんと留守番できたとき等におやつを与えることで、犬はそれらのことに関してモチベーションを高く取り組んでくれるようになります。
おやつを上手に使いましょう
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犬のおやつは、使い方次第でさまざまなことができます。
しつけのご褒美はもちろん、歯磨きなどにも使えるおやつは、犬にとって特別なものです。
大好きな犬だからこそ、無添加のものや栄養が摂れるものなど、犬にとってメリットの多いおやつを選ぶようにしましょう。
ペットCURE DgS(参照日:2020-05-11)
https://item.rakuten.co.jp/petcure-dgs/03990355-set12/
エゾマルシェ - 犬も猫も人も -(参照日:2020-05-11)
https://item.rakuten.co.jp/sizuka/1768/
るーららい(参照日:2020-05-11)
https://item.rakuten.co.jp/minnano/df-5/
TIARA PETS(参照日:2020-05-11)
https://item.rakuten.co.jp/tiarapets/9564-100/
著者情報
けんぴ
若い頃はドッグトレーナーとして、警察犬の訓練やドッグスポーツなどを行う。
それらの経験を活かし、ペット系ライターとして活動中。
現在はすっかり猫派となる。
好きな犬種・猫種はボーダーコリーとノルウェージャンフォレストキャット。