小鳥の種類を知ろう!ペットにできる種類の特徴を解説

ペットとして飼うことができる小鳥にはいろいろな種類がいます。今回は、そうした小鳥の中でも特によく飼われている種類と、その特徴をご紹介します。小鳥に興味がある方・小鳥と一緒に暮らしてみたい方は、ぜひ参考にしてください。 2020年06月30日作成

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小鳥にはいろいろな種類がいる!飼うにはどうすればいい?

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ペットとして飼育できる小鳥にはいろいろな種類がいるので、まずは、自分の好みに合った小鳥を見つけてみましょう。おしゃべり好きでにぎやかなインコや、人なつっこく愛らしい文鳥など、小鳥の性格はさまざまです。

また、最初から手に乗るほどなついている小鳥を購入することもできますし、雛から育てることができる種類の小鳥もいるなど、飼育方法も異なります。ご自身の性格やライフスタイルに合った小鳥のイメージがはっきりしたら、その種類の小鳥に合わせたケージやケージカバー、給水器、水浴び容器、餌、床材、止まり木などをそろえてあげましょう。

ここからは、よく飼われている小鳥の性格や特徴を詳しくご紹介します。実際に飼うときのことも想像しながら、参考にしてみてくださいね。

小鳥の種類(1)インコ

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セキセイインコはインコの中では小型で、羽の色や模様が豊富にあることが特徴です。品種によって毛色や模様に細かな違いがあり、そのバリエーションは約5千種以上にも及びます。

また、明るく陽気な性格で人になつきやすく、なでたり遊んだりしてコミュニケーションをとることもできます。教えると言葉を覚えてくれることもあります。個体差がありますが、さみしがりやであることも多いので、遊んだりかまったりする時間を多めにとってあげると良いでしょう。

セキセイインコをはじめとするインコの多くはオウムの仲間です。飼うためには、ケージやケージカバー、餌や水入れ、止まり木などが必要です。また、室温を一定に保つための暖房器具も準備してあげましょう。

小鳥の種類(2)コザクラインコ

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コザクラインコは、色鮮やかな羽が特徴の美しい中型インコです。2羽がペアになるととても仲よくなることから「ラブバード」とも呼ばれます。甘えん坊でやきもちやきなので、1羽だけか、2羽のペアでケージに入れることが望ましい小鳥です。

自分を大きく見せるために羽の間へ枝や草をはさむなどユーモラスな一面を持つほか、好奇心旺盛で鳴き声も他の小鳥より大きめなので、お部屋をにぎやかな雰囲気にしてくれます。

雛からでも育てることができ、よくなつきますが、雛の時期は室温を27度前後に保つ必要があります。くちばしの力が強いので、かじり木などをケージ内に入れてあげるとよいでしょう。

小鳥の種類(3)オカメインコ

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オカメインコは頬に丸い模様があり、頭の上に逆立ったような羽がついています。長い尾も特徴的で、インコの中では大型の部類に入ります。なつくと頭をなでてほしがる個体もおり、甘えん坊でおっとりした性格です。

その反面、憶病で繊細な一面も持っており、暗闇・地震・台風などには敏感に反応します。ケージのなかで暴れて羽が抜けたりケガをしてしまったりするケースも少なくありません。ケージ内をシンプルにして暴れてしまったときのケガを防いだり、夜間にも薄明りをつけてパニックを防止するなどの工夫をしましょう。オカメインコの寿命は約15年で、他のインコに比べて長生きである点も特徴です。

小鳥の種類(4)文鳥

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文鳥はスズメの仲間で、白や黒、グレーや薄茶色といったシックな羽色をしています。赤く鮮やかで大きなくちばしが特徴的な小鳥です。

鳴き声はスズメに似ていてうるさくなく、臭いもあまりないため、マンションやアパートでも飼育しやすい小鳥と言えるでしょう。比較的丈夫で育てやすく、けんかもしにくいおとなしい性格なので、ひとつのケージで複数飼育をすることもできます。

人になつきやすく、名前を呼ぶと飼い主の所に来る個体や、まれに言葉をしゃべったり、ほかの鳥の鳴きまねをする個体もいます。羽の手入れを欠かさないきれい好きな小鳥なので、ケージ内には清潔な水を入れた水浴び器を用意しましょう。

小鳥の種類(5)十姉妹(ジュウシマツ)

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ジュウシマツは文鳥と同じスズメの仲間で、文鳥より少し小柄な小鳥です。同じケージに複数入れてもケンカせず仲良くしている様子から「十姉妹」と名付けられたともいわれており、おとなしく温和な性格です。

オスとメスのペアで飼育すると繁殖しやすく、メスは上手に子育てをします。文鳥と同じく丈夫で育てやすいのですが、人に対しては臆病なところがあるため、手乗りにすることは難しい小鳥です。

ジュウシマツは巣の中で眠るので、ワラなどでできたつぼ巣を入れてあげましょう。繁殖もこのつぼ巣の中で行いますが、卵を抱いている時や子育ての時期には、あまりちょっかいを出さず静かに見守ってあげましょう。

小鳥の種類(6)カナリア

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カナリアもスズメの仲間です。原色に近いレモン色や赤、白色など、羽色の種類が豊富で色鮮やかです。美しい鳴き声も特徴で、特にオスのさえずりは個性豊かなうえ、年齢とともに鳴き方が上手になっていく傾向にあります。

カナリアは警戒心が強い性格をしており、あまり丈夫ではないので雛から育てることが難しい小鳥ですが、雛から育てれば手乗りになることもあります。かごの外に出すと部屋の壁やガラスにぶつかってしまう可能性があり、屋外に出てしまうと戻って来ることは難しいので、かごの中で飼育しましょう。

カナリアは寒さに弱いので、冬場はケージ周辺を20℃程度に保つことが必須です。糞が比較的水っぽいため、毎日掃除をして、月に1~2度ほど熱湯消毒してあげてください。

小鳥の種類(7)キンカチョウ

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キンカチョウはスズメの仲間ですが、スズメよりは少し小さい小鳥です。猫のような「ミーミー」という可愛らしい鳴き声が特徴です。

色・模様のバリエーションが豊富で、オスは頬に丸い模様、胸元には縞模様があり、くちばしの色が鮮やかです。メスには模様がなく、くちばしの色も薄めです。手乗りにはなりにくいため、適度な距離間で接するようにしましょう。寒さが苦手なので、室温が20度以下にならないようにしてあげてください。

キンカチョウは繁殖しやすい小鳥なので、繁殖させたい場合は、ケージにつがいで入れ、巣を入れてあげましょう。繁殖を望まない場合は、オスとメスを別のケージに入れるか、巣を取り除けば繁殖を防げます。

小鳥の種類や特徴のまとめ

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ご紹介したように、ペットとして飼われている小鳥にはいろいろな種類がいます。インコの仲間たちは人に慣れやすく甘えん坊、スズメの仲間の文鳥たちは丈夫で育てやすいなど、それぞれ違った飼いやすさがあります。

また、羽の色がきれいでお部屋を華やかにしてくれるセキセイインコ、美しい鳴き声を聴かせてくれるカナリヤなど、種類によって長所も異なります。飼うのに必要なアイテムなども確認しながら、お気に入りの小鳥を見つけてみてくださいね。

著者情報

たけちー

小動物が好きすぎて、ついに専用部屋を作ってしまった女性ライター。現在はさくら文鳥の「ちー」、ジャンガリアンハムスターの「たろう」と同居中で、毎日の触れ合いが癒しです

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