シマリスにおすすめのケージの選び方のポイントって?
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シマリスは木登りなどの上下運動が大好きです。ケージ内でもよく動き回るので、ケージはできるだけ高さのあるものを選びましょう。ただし、ケージの幅や奥行きが狭すぎてもシマリスがストレスを感じてしまうので、高さだけを重視してはいけません。シマリスのケージは40cm程度の幅と奥行きがあるもので、できるだけ高さがあるものを選びましょう。
なお、シマリスは何でもかじってしまうので、網目がプラスチック製のものは不向きです。金網タイプのケージであればシマリスがかじっても壊れる心配がなく、破片でシマリスが怪我をすることもありません。網目の隙間からシマリスが脱走してしまわないように、ケージを選ぶ時には網目が金網で、かつ細かいものを選ぶと良いでしょう。
シマリスにおすすめのケージの中に入れるといいアイテム
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続いて、シマリスのケージに入れてあげたいアイテムをご紹介します。
のぼり木
のぼり木やステージをセットすることで、シマリスにケージ内の自由な移動や活発な上下運動をさせてあげることができます。
巣箱
寝床や隠れ家など、シマリスが落ち着いて休める場所として、巣箱は欠かせません。シマリス用の巣箱はもちろん、小鳥用として売られている木の巣箱を横にして使ってもいいでしょう。
巣材
ケージ内に巣材を入れておくと、シマリスは巣箱内に好みのベッドを作ります。シマリスの巣材となるものとしては、ウッドチップや紙パルプ、牧草などがあります。
かじり木
シマリスはげっ歯類なので、歯が一生伸び続けます。そのため歯が伸びすぎないように色々なものをかじる習性を持っています。シマリスの噛みたい欲求を満たしてあげられるよう、ケージ内にはかじり木を入れてあげましょう。
運動好きで、とても活発な気質を持っているシマリス。そんなシマリスにとって、のぼり木やかじり木はとても重要なアイテムです。シマリスがいつでも安心して眠れるように、巣箱や巣材も入れてあげてくださいね。
シマリスにおすすめのケージ5選
ここからは、シマリスにおすすめのケージを5つご紹介します。どのケージもシマリスに必要な高さを満たしており、幅・奥行きもまずまずの広さ。中にのぼり木などを入れても十分なスペースがあるので、ぜひケージ選びの参考にしてください。
シマリスにおすすめのケージ(1)サンコー イージーホーム ハイ・メッシュ
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こちらは、シマリスなど上下運動を好む小動物用のケージです。天面1つと前面に大・小2つの開閉扉があり、天井のパネルは大きく開くことが可能。取り外すこともできるので、飼育用品の出し入れや掃除も簡単です。
高さのあるメッシュパネルは細かく、シマリスが網目をかじりづらいように工夫されている点も◎。底面は引き出し式の樹脂製トレイになっており、毎日のお掃除も楽ちんです。(※引き出すだけで汚れをトレイに導く特許取得ベース構造を採用)
シマリスにおすすめのケージ(2)ホーエイ リスくんのマンション
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ベースになっている透明ケースの上にアルミケージが付いた形状のケージで、シマリスはハシゴを使って自由に行き来することができます。なお、付属の自然木は天然のものを使用しており、同じものはひとつもありません。ケージサイズに合った登り木を自分で用意しなくて良いので、初めてシマリスを飼う方にもおすすめのケージといえるでしょう。
透明ケースには巣箱や巣材を入れ、シマリスがリラックスできる空間を作ってあげてくださいね。
シマリスにおすすめのケージ(3)マルカン セレクトケージ High40
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汚れ防止カバー付きで、毎日のお手入れがしやすいケージです。底アミを本体に付けたまま持ち上げることができるので、シマリスをケージに入れた状態で移動が可能。大きな全面扉と天面扉が付いており、シマリスの出し入れもしやすいでしょう。正面の扉を2枚とも開けることで、ほぼ全面が開放できる点もおすすめのポイント。
小窓や前面扉は安心なロック構造付きです。木製コーナーステップが2個付属しているので、上下運動が好きなシマリスの活動範囲を広げることもできますよ。
シマリスにおすすめのケージ(4)サンコー イージーホーム 37ハイ
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コンパクトでありながら高さのある形状で、シマリスにおすすめのケージです。ケージの奥行は約37.5cmと非常にスリム。天井パネルは大きく開閉することができるようになっているので、飼育用品の出し入れも簡単です。また、底部分はお手入れしやすい引き出しトレイで、汚れを確実にトレイに導く独自の構造。
シマリスの上下運動をサポートするコーナーステップが2つと、中身が見やすい透明食器が1つ付属しているのも嬉しいですね。なおケージのカラーは、ホワイトとブラックの2種類があります。
シマリスにおすすめのケージ(5)ホーエイ 35快適ロングハウス
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高さ940mmと、上下運動が好きなシマリスにとって十分な高さのあるケージです。棚アミのハシゴは間仕切りとしても使うことができ、レイアウトの変更を気軽に行うことが可能。出入口は全面に3つあり、ワンタッチ開閉ができる親切設計もおすすめのポイントといえるでしょう。
また、網目の間隔は11mmと細かく均等で、クオリティが高いしっかりとした作り。底の後ろ側部分のフチが高めに作られているので、エサの飛び散りを軽減してくれますよ。
シマリスにおすすめのケージは広さや高さのあるものを選ぼう!
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今回はシマリスのケージを選ぶ時のポイントや、おすすめのケージをご紹介しました。シマリスはとても活発で運動量が多く、上下運動を好むので、ケージは十分な高さと適度な広さのあるものを選んであげることが大切です。掃除がしやすいよう作りが工夫されているものを選べば、毎日のお手入れもきっと楽になりますよ。
シマリスのケージを購入する時には、中にかじり木などのアイテムを入れることも想定し、適切なサイズのものを選びましょう。
楽天24(参照日:2019-12-16)
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ペットの専門店コジマ楽天市場店(参照日:2019-12-16)
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著者情報
原田さち
動物看護とトリミングに関する大学を卒業後、地元の動物病院へ就職。3年間の勤務ののち退職し、現在は保護猫カフェで出会ったぽっちゃり猫を溺愛中。爬虫類や両生類など、動物なら何でも大好き・オールOKな動物専門ライター。