猫の脱走防止柵のおすすめ6選!玄関、ベランダ、窓から外に出さないために

室内で飼育している猫が勝手に外に出ようとしてしまい、慌てた経験のある飼い主さんも多いのではないでしょうか。愛猫の安全を考えるなら、玄関やベランダ、窓などの脱走リスクが高い場所には、脱走防止用の柵を設置するのがおすすめです。今回は、猫の脱走防止用の柵を選ぶポイントと、おすすめの商品をご紹介します。 2020年04月30日作成

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猫が脱走することによる危険性を解説

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猫が脱走を試みるケースは、主に3パターンが考えられます。
外の世界への興味が強い場合、発情期でパートナーを探している場合、そして生活環境への不満がある場合です。

このような理由で猫が家の外へ出たとき、外の世界に慣れていない完全室内飼育の猫は、多くの危険にさらされることになります。道路に飛び出して交通事故に遭ったり、他の猫とケンカをして怪我をしてしまうなどといった危険が考えられるでしょう。

また、メス猫の場合は、望まない妊娠をさせられることも考えられます。

猫が脱走するリスクの高い場所とは?対策方法もご紹介!

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猫が脱走するリスクのある場所としてよくあるのが、玄関・ベランダ・窓の3ヶ所です。この3ヶ所にはしっかりと脱走対策を施す必要があります。それぞれにおすすめの脱走防止対策方法をご紹介します。

玄関

外出する時や来客時の対応など、玄関の扉が開いたタイミングで猫が外に出ていってしまう危険性があります。

玄関には、簡単に開け閉めができるスライド式のパーティションタイプの柵などがおすすめです。ロックの仕組みが猫には開けにくい仕様になっているものが多く、脱走を防ぎやすいのが特徴です。高さのあるものを設置すれば、飛び越えの対策にもなります。

また、そもそも玄関に通じる廊下や部屋の扉には猫を近づけないようにすることも、脱走のリスクを減らすことに繋がるでしょう。飼い主の帰りを玄関で待ってくれる猫の姿は愛らしいですが、猫を留守番させる時にはケージに入れておくことも、猫の安全を考慮した脱走対策方法と言えるでしょう。

ベランダ

ベランダなどの掃き出し窓は、洗濯物の出し入れや換気などのために開け閉めを頻繁に行うこともあるでしょう。猫も日光浴や外の様子を見るためにベランダ付近に陣取っていることがあるかと思います。

ベランダ付近には、上下に突っ張ることで固定する柵がおすすめです。高い家具の上からジャンプしたり、カーテンに爪を引っ掛けてよじ登ることもあるため、天井から床までをしっかりカバーしているものがよいでしょう。

これらの対策の他にも、ベランダを開ける前に猫をケージに入れたり、脱走リスクの低い別の部屋に移動してもらうことも大切です。

小窓があるご家庭であれば、猫が窓の外の様子を見ていることもあるでしょう。窓も換気のために開閉するタイミングがあると思いますが、当然ながら窓を開けることで猫の脱走リスクも高まります。

開けたままでも脱走できないようにするには、網戸などを設置することがおすすめです。ペット専用網戸も販売されており、猫が爪で引っ掻いても破れにくい丈夫な素材を使用しているのが特徴です。

猫の脱走防止柵の選び方

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猫は身体能力が高く、簡単な柵なら飛び越えたり、すり抜けたりできてしまいます。柵を選ぶポイントとしては、窓や玄関の開閉のちょっとした隙を狙う猫を足止めできるような柵を選びましょう。猫が通り抜けられない柵の細かさで、高さも30cm以上あるものだといいでしょう。

また、柵を設置しただけで安心せず、日頃から不用意に窓や玄関を開け放たないようにすることが重要です。 また、開閉やロックの操作が単純なものだと、猫が開け方を覚えてしまう可能性があります。特に網戸を開けたり、ドアノブをひねったりできる猫には要注意です。2段ロック式や、開閉にある程度の力が必要なタイプを選びましょう。

猫の脱走防止グッズ おすすめ6選

完全室内飼育の猫は、外の世界の危険性を知りません。大切な愛猫の安全を守るためにも、脱走防止のための柵を導入することを検討してみてはいかがでしょうか。

ここからは、猫の脱走防止策として役立つ商品をご紹介します。

のぼれんニャン バリアフリー 3

ベランダ窓や玄関近くの廊下にも取り付けられる、縦型の脱走防止柵です。猫の爪が引っかかる場所がないため、身体能力の高い猫でもよじ登ることはできません。フェンスの取り付けは突っ張り式になっており、天井や床、窓枠を傷つけないのも魅力です。フェンス自体がドア状になっているため開閉でき、人間はロックを解除して簡単に出入りができます。
カラーはホワイトとブラウンの2種類があります。また、おしゃれな木製タイプもあるため、お部屋の雰囲気に合わせて選ぶことができます。


のぼれんニャン バリアフリー 3

 画像出典:ペットセレクト

猫 脱走防止パーティション キャキャ

スライド式のドアを採用して、できる限り隙間をなくした脱走防止用パーティションです。取り付けは突っ張り棒で行うため、マンションやアパートでも導入しやすいでしょう。猫でも容易に飛び越えることはできない高さとなっており、ドアの開閉はロックを開け取っ手をひねる2段階式となっています。すりガラスのように向こうがぼんやり透けて見えるため、猫が待ち構えているかどうかもひと目で判別できます。
また、玄関先での来客対応時に部屋を見られないよう目隠ししてくれるため、防犯効果もアップするでしょう。


猫 脱走防止パーティション キャキャ

 画像出典:モリソン

ダイオ化成 ペットディフェンスα

こちらは網戸向けの商品です。一般的な網戸とは異なり、かなり厚手の網戸となっています。開閉する機会の多い小窓などに設置することで、猫の脱走防止に役立つでしょう。隙間なく張り替えるためには、窓より10cmほど大きめのサイズを購入しておくと安心です。
頑丈な材質を使用していることから、一般的な網戸より硬く張りにくいこともあるため、難しければプロにお任せすることをおすすめします。


ダイオ化成 ペットディフェンスα

のぼれんニャン 窓用

窓タイプのペット用の柵です。開閉扉も付いているため、施錠や物の出し入れをする際にも簡単に開け閉めすることができます。
窓の他にも、キッチンなど猫が入り込むと危ない場所へ侵入も防止してくれます。横方向へ拡張することで、設置幅の広い窓やキッチンカウンターにも対応可能です。


のぼれんニャン 窓用

 画像出典:ペットセレクト

ペットゲートガーディハイタイプ

好奇心旺盛な猫の脱走防止に役立つ、スチール製のゲートです。玄関前の廊下に設置する足止め用におすすめです。扉を開けた状態で手を離すと自動で閉まり、90°以上ドアを開いたときのみ解放したまま固定できます。片手で簡単に解除できる2段ロックを採用しています。
しかし、跳躍力のある猫だと飛び越えてしまう可能性があるため、愛猫の身体能力を考慮した上で設置を検討しましょう。


ペットゲートガーディハイタイプ

スチールゲートII 150

先に紹介した柵よりもさらに50cm高い、150cmの脱走防止柵です。十分な高さがあるので、猫の飛び越えるのを防ぐのに役立ちます。
横方向の突っ張りタイプで、横幅が75~85cmまで対応しています。開閉はドアタイプになっているので廊下や部屋の境目などにおすすめです。


スチールゲートII 150

猫は隙間があれば脱走できちゃう!柵を設置して脱走を阻止しよう

出典:https://www.shutterstock.com

猫はほんの少しの隙間からでも脱走できるため、普段から戸締りには十分注意する必要があります。
脱走の危険性が高い窓や玄関などには脱走防止用の柵を導入のうえ、連絡先を記載した首輪をつける、マイクロチップを装着するなどの二重の対策も検討しましょう。
ただし、柵の設置は猫の脱走防止策として有効ではありますが、100%脱走を防げるわけではないことに注意してください。

参考サイト

Petful-Select(参照日:2019-12-20)
https://item.rakuten.co.jp/ebaby-select-plus/1400006001/

e住まいるスタイル(参照日:2019-12-20)
https://item.rakuten.co.jp/e-sumail-style/caca/

エンチョーホームショッピング(参照日:2019-12-20)
https://item.rakuten.co.jp/encho/4960256205313/

Pet Select by Nihonikuji(参照日:2019-12-20)
https://item.rakuten.co.jp/petselect/1400030400/
https://item.rakuten.co.jp/petselect/5010201400/

快適ペットライフ(参照日:2019-12-20)
https://item.rakuten.co.jp/petworldone/7159735/

著者情報

煙突

実家に3匹の猫がいます。好き嫌いのはげしいガブ、おしゃべりなグラ、いびきをかいて眠るブリです。みなかわいく、食いしん坊で、飼い主への愛が重め。
わたしも重たいくらいの愛を返しながら接しています。

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