歯磨きおもちゃを効果的に使う
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子犬の時期には目立たなかった歯の汚れは日々の食生活の中で徐々に蓄積されてしまいます。もちろん、犬は直接的に歯磨きがしづらいので、お手入れの一環として、飼い主さんによる歯磨き、口腔ケアは欠かせないものです。そしておもちゃにも少し、配慮をして歯磨きおもちゃを加えておくと、犬が好んで、かじるようになります。これが意外に効果的で歯周病や歯垢を徐々に取り去ってくれる可能性も高いのです。
超小型犬から大型犬まで口の大きさは千差万別です。そこで、犬の大きさに合わせて歯磨きおもちゃを選ぶようにしてください。たいていの場合、大きなサイズから小さなサイズまで同じシリーズで揃っているものです。まずは犬が喜んで遊んでくれるものを選ぶことが肝心です。
その犬の好みを知ってさりげなく与えてみる
ゴム製のものや木製のものなど、犬の好みはそれぞれです。もしも噛む力が強すぎる場合には、ゴム製のものでも危険な場合もあります。犬用の歯磨きおもちゃを選ぶときには、犬の口の大きさ、噛む力をまずは見極めてください。できるだけちょうど良いものを与えたいものです。そうすることで犬も喜んで噛むようになるからです。
万が一、噛み砕いてしまっても安全な素材のものを選んでください。例えば、普段から何でも噛み砕いてしまう程に普段から強い噛み癖のあるタイプの犬には、木製のものが安全なのではないでしょうか?このように犬に合わせて歯磨きおもちゃを選ぶということが肝心になります。
噛む力が想定外に強い場合
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小型犬でも噛む力が強いタイプの子がいます。この場合には、飼い主さんが甘く考えている以上に誤飲のリスクが高まります。最初からゴム製や布製の歯磨きおもちゃを避けることも安全策です。歯磨きおもちゃ種類の中から噛む力が強いタイプの犬には、木製のものを選ぶというのは一つのご提案です。
もしも噛み砕いても食用としてもOKという木製のおもちゃであれば尚、安心感が高まります。欲を言えば噛んだ後に細かく粉砕してしまうような木製の歯磨きおもちゃであると、もしも噛み砕いてしまっても安心です。やはり噛む力が強い場合も想定して、与える歯磨きおもちゃの素材までも留意しておくことが飼い主さんには求められます。
木製ならば何でも良いというわけではない
噛み砕いた木くずが犬の体内に入ることを考えてみてください。食用でも便に出てくれば安心です。そう考えると「梨の木」のものがオススメです。食用にしても絶対に害のないタイプの木を選ばないといけないわけです。公園に落ちている木くずと、歯磨きおもちゃに使用される木とは意味が違います。そのあたりはよく理解して与えるようにしてください。
天然素材の中でも食べても大丈夫なものを選ぶ
犬用の歯磨きおもちゃは天然素材でできているものが多いのです。それは食べてしまった場合でも胃の中で有毒にならないという裏付けがあるからです。但し、あまりにも大量のおもちゃを食べてしまうのは問題ですので注意をしておいてください。
〇天然コットン100パーセントのロープ
〇へちま素材の歯磨きおもちゃ
などが安全なタイプのおもちゃになります。食べることを前提に作られているわけではありませんが、万が一少量、口の中に入っても大丈夫という想定です。このあたりはよく考えて与えるようにしてください。
犬種によって歯磨きおもちゃの大きさを考える
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例えば大型犬の場合に大きな骨型の歯磨きおもちゃが口の大きさにぴったりなのです。丸みのある歯磨きおもちゃの場合には、そのまま飲み込んでしまう可能性もあります。逆に口の小さな小型犬などには丸い形のロープ系の歯磨きおもちゃが合います。このように犬種によって歯磨きおもちゃの形状も選びつつ、与えるようにしてください。リング状になったものや、骨型になっていても小さなナイロン製のものなど、いろいろと種類は豊富にありますので、まずは実物を手に取って見比べることから始めてください。
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UCHINOCO編集部
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