犬はなぜふて腐れるの?
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犬がふて腐れるということは私たち人と同じように不機嫌になり、投げやりになる様子を言います。
時にはふて腐れて反抗的な態度を取ることもありますが、理由は様々です。
主に人のように自分の思い通りにならなかったり、愛犬にとって苦手な状況が続くことでふて腐れてしまいます。
少しふて腐れるぐらいでしたら問題なく、人間らしい反応も可愛いものですがふて腐れる期間が長くなるとそれだけ愛犬にストレスがかかった状態になります。
また、飼い主さんとの信頼関係も崩れてしまい反抗心から攻撃性が高くなってしまう危険があります。
ですので、愛犬がふて腐れる様子を見つけたら全てご機嫌とりをすることは難しいですが、愛犬がふて腐れるた理由を察知して取り除いてあげることが大切になります。
ストレスが強すぎると破壊行動をして家具を壊す、落ち着かずにソワソワしているなどの症状が見られ、ストレスから体調不良になってしまう可能性もあります。
ストレスが長引けば、下痢や嘔吐といった症状から衰弱してしまうこともあるため、早めにふて腐れて感じているストレスに対応することが望ましいです。
愛犬がふて腐れているときの行動
愛犬かふて腐れるときにとる行動を紹介します。愛犬の気持ちを知る参考にして下さいね。
①ムスッとしている
愛犬がふて腐れているとムスッとした顔をして伏せていることがあります。
気に入らない状況から目を背けるように顔を背けてそのまま伏せて動かなくなります。
目は半目を開けた状態で上目遣いで飼い主さんを見つめてきます。
中には伏せた状態のままふて寝をしてしまう子もいます。
②飼い主の呼びかけに答えない
飼い主さんを無視してしまい、飼い主さんが名前を呼んでも無視している場合にはふて腐れている可能性があります。
普段は飼い主さんの呼びかけに反応して尻尾を振ってよってくる愛犬も、ふて腐れて機嫌が悪い時は飼い主さんの存在を無視して言うことをききません。
また、さらに機嫌が悪い場合にはボールなどのおもちゃで遊びに誘っても答えてくれないこともあります。
愛犬の様子を見ながら、少し時間をおいて呼びかけてみましょう。
③唸る、攻撃する
愛犬がふて腐れて機嫌が悪いと、触ろうとしたときに唸って噛み付いてくる危険があります。
誰でも不機嫌なときにしつこくかまわれるのは気に入りませんが、このような場合には無理に刺激せずに静観するようにしましょう。
しかし愛犬が頻繁に攻撃的になったり、本気で噛み付いてくる場合には信頼関係が、波状してしまい自分が格上であると愛犬が誤認している場合があります。
犬は群れで行動する動物であり、リーダーに従うことで統率がとれ安心して生活することができます。
飼い犬の場合には飼い主さんがリーダーとして愛犬の指針となるように努めることがより良い関係を築く上では必須になります。
愛犬が飼い主さんに対して攻撃的な態度を取り続ける場合にはしつけのし直しをして、序列を正しく愛犬に認識してもらうことが必要になります。
自分だけでしつけに取り組むと失敗してしまう可能性もあるため、トレーナーさんなどプロを頼ることがオススメです。
愛犬の気持ちを知ろう
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愛犬とのコミュニケーションはより良い関係を築くためには大切です。
なによりも愛犬は飼い主さんと行動することに幸せを感じますので、普段から愛犬の表情や行動をよく観察して愛犬の気持ちに敏感に反応することが理想的ですね。
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UCHINOCO編集部
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