犬に冷え性ってあるの?対策を紹介!

冬本番になってくると、短毛種の犬や小型犬は寒さ対策が欠かせません。
そんな犬にも冷え性はあるのか気になる方も多いのではないでしょうか?
犬の冷え性と対策について紹介します、
2019年11月22日作成

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犬に冷え性ってあるの?

人ではよく冷え性という言葉を聞きます。
冷え性では他の人が寒さを感じていない時にも四肢や身体が冷えた状態になってしまった状態を指します。

犬も血液の循環によって身体を暖めて体温を保っていますが、なんらかの原因により血液の循環がスムーズにいかないと手足の先まで充分に血液が巡らなくなってしまいます。
血流が滞ることにより指先などが冷えて冷たく冷え性になってしまいます。

この場合、脚先や肉球を触ると冷たくなっていることが多く、末端が冷えています。
さらにはブルブル震えていたり、血流が悪くなることにより歯茎が白くなるなどの症状が見られます。

愛犬が冷え性のときの対策は?

愛犬の脚が冷たくて冷え性になっている場合には、停滞している血流をスムーズに回復してあげることがまだ大切です。

対処法は人の冷え性対策と同じで暖めてあげることが重要です。
血流の改善にはマッサージが効果的です。四肢を下から上に向かってゆっくりとマッサージしてあげましょう。

マッサージは飼い主さんとの重要なコミュニケーション手段にもなり、愛犬にとっての癒し効果も大きいです。
愛犬がリラックスすることで血流もスムーズになります。

また、いくらマッサージで血流を改善しようてしても室内が寒いと効果は低くなります。
愛犬が快適に感じる室温は22度〜25度前後と言われています。
暖房やヒーターを使用して室温を上げるようにしましょう。

また、ペット用のヒーターや毛布をケージに引いてあげることも効果的です。
また、冬の寒い時期はドッグフードも冷たいまま与えると内臓から冷えてしまい、胃腸の負担になってしまいます。

軽く水を入れて、レンジでほのかに暖めてから与えることも大切です。
特にシニア犬などの内臓の動き弱りやすい年齢の犬には冷たい食べ物は負担になります。

常温にしてから与えるか軽く温めてあげるのがポイントになります。

また、毛布や保温性の高い犬用の洋服の使用もオススメです。
手足の冷えが気になる愛犬には、犬用ね靴下を履かせることも良いですね。
しかし、愛犬によっては靴下や毛布をかじってしまうこともあるため、誤飲の危険がある場合には使用を中止して様子を見ることが望ましいです。

冷え性から病気になる?

冷え性も放っておくと身体の代謝機能が下がってしまい病気のリスクが高くなる可能性があります。

また、椎間板ヘルニアやリウマチなどの疾患がある犬は身体が冷えることによって痛みを感じやすくなる場合もあります。
疾患のある愛犬は特に冷え性にならないように洋服を着せたり、毛布を寝床に引いてあげたりして保温を心がけることが良いでしょう。

また、手足が冷たい時は病気が隠れている場合もあります。
愛犬に異常が見られた場合には、動物病院を受診して獣医さんの診察を受けるようにしましょう。

冷え性だろうと決めつけてしまうと、病気が進行してして症状が重篤してしまう可能性もあります。
早めに動物病院に行きましょう。

適切な冷え性対策で冬支度を!

寒い時期になる前に愛犬の冷え性対策を早めにしてあげることが、ポイントになります。

冷え性を発症してしまってから対策しても、なかなか一度下がってしまった体温は戻るのに時間がかかってしまいます。
愛犬が冷え性にならないように前もって対策してあげることがまだ大切になります。

また、愛犬の冷え性対策は飼い主さん自身の冷え性の予防にも繋がります。
冬支度を早めにしてイベントが多い冬わ楽しみたいですね。

著者情報

UCHINOCO編集部

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