地震から愛犬を守るためには?
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地震は突然訪れるためいつでも対処できるように用意しておくのがベストです。
理想的なのは愛犬を迎える前から防災対策をしておくことです。
地震による一番の被害は建物の倒壊だと言われています。
犬用のサークルやゲージの前には高い家具などは設置せずに、万が一の時に倒れないように耐震剤を使用しておくと安心です。
また、犬が使用するサークル自身も強度があるものを使用しましょう。
また東日本大震災後、防災意識の見直しが指摘され今は様々な防災グッズがホームセンターで簡単に入手できるようになりました。
ペット用の防災グッズも販売されており、携帯の水皿やリードなどがセットになった防災バックなどもあります。
それらのアイテムをうまく活用して、人用の防災リュックと一緒に犬用にも防災グッズを詰めておくと安心ですね。
愛犬を地震から守るための対策3選!
愛犬を地震から守れるのは飼い主さんしかいません。
また、犬は自分自身で防災することができませんので、飼い主さんが愛犬の危機を回避できる飼育環境を作る必要があります。
愛犬のための地震対策を3選紹介します。
①愛犬のケージ周りの家具を固定する
の項目でも紹介しましたが、地震で一番怖いことは建物の倒壊です。
愛犬のゲージの上にタンスなどの重い家具が強い揺れで落ちてきた場合、とても危険です。
また、ガラスや食器などが破損して愛犬を傷つける危険もあります。
愛犬のケージは高い家具や食器棚、ガラス戸の前にはなるべく設置しないようにします。
または、家具をしっかりと固定して倒れてくるのを防ぐようにします。
ガラスなどの破損を防ぐためには防犯用のフィルムなどもオススメです。
また、ケージはなるべく屋根付きものを使用して万が一ものが落ちてきた場合でも愛犬をほごできるものですとかさらに安心です。
②迷子札やマイクロチップなどをつけておく
災害時は焦ってパニックになってしまう方が多いですが、それは犬も同じです。
普段とは違う強い揺れや建物が倒壊した音などにびっくりしてしまい、逃走してしまうこともあるかも知れません。
実は災害などの混乱時は愛犬が逃走しやすく、迷子になる子が多いです。
普段は大丈夫な家の中でも破損した隙間から逃げてしまう危険もあります。
愛犬が迷子になっても探せるように迷子札やマイクロチップなどをつけておくと安心です。
マイクロチップなんて可愛そうと感じる飼い主さんもいるかもしれませんが愛犬の情報が全て登録されており、装着時の痛みはほとんどありません。
そのため、愛犬をお迎えした時に装着しておくと安心ですね。
迷子札は可愛いデザインのものもあり、選ぶ楽しみがあります。
また、マイクロチップより安価になるのですぐに取り入れやすい対策と言えます。
また、同時に愛犬と一緒に行ける避難所もピックアップしておくと良いでしょう。
自治体によりペットとの避難所の利用はルールが異なるため、事前に詳しく災害時のペットとの避難について確認しておきたいものです。
③防災グッズをペット用にそろえておく
「備あれば憂いなし」とことわざにもあるように日頃から緊急事態に備えておくための防災意識が必要になります。
人用の防災グッズの他にも犬用にも防災グッズを用意しておきましょう。
具体的にはリードや首輪、ドッグフードや水などを用意しておくと良いでしょう。
ドッグフードは一色分ずつ小分けにしておき、2.3日分用意しておくと安心です。
定期的に中身を入れ替えて新鮮なものを準備しておきましょう。
愛犬を防災対策を
大事な愛犬の命を守ることができるのは飼い主さんしかいません。
もしもの時冷静に対応するためにも普段から防災意識を持って、愛犬の防災対策を進めたいですね。
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UCHINOCO編集部
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