じゃがいもは人間にとってもお馴染みの食材です。カレーやシチュー、肉じゃがなど多くの料理に使われています。フライにしてもおいしいです。そこでおいしいじゃがいもを飼い主としては愛犬に手作りごはんを作って見たいと思いませんか?しかしじゃがいもは食べても大丈夫ですが調理するのに注意が必要なのも事実です。そこでこの記事ではじゃがいもの効能とあげる際の注意点について解説します。
じゃがいもの栄養やメリットは?
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じゃがいもには糖質が含まれています。糖類は脳や体にとって大切なエネルギーのもとです。そして炭水化物も豊富です。またビタミンCやビタミンB6などのビタミン類も豊富です。じゃがいもに含まれている栄養素による効能を紹介します。
消化しやすい
「馬鈴薯でんぷん」などと呼ばれるジャガイモに含まれる炭水化物は消化吸収しやすい成分です。
善玉菌がアップする
じゃがいもに含まれている食物繊維や炭水化物は犬の腸内にある乳酸菌やビフィズス菌を増やして、善玉菌がアップされます。
整腸作用がある
じゃがいもに豊富に含まれている食物繊維や難消化性の炭水化物が犬の整腸に役だちます。
じゃがいもを与える際に気を付けなければいけない点
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じゃがいもは栄養も豊富でありその豊富な栄養ゆえの効能もたくさんあります。犬にとってとても良い食材です。しかしじゃがいもを与える際には注意しなければいけない点があります。そこでここでは犬にじゃがいもを与える際の注意点と与え方を紹介します。
注意点
犬にとっての利点である炭水化物は反面、血糖値が上がりやすいところがあります。糖尿病の犬はもちろんのこと健康な犬でもじゃがいもの与えすぎに注意が必要です。じゃがいもの芽や緑色の皮の部分には中毒症状を起こす危険のある「ソラニン」や「チャコニン」などの毒性成分が含まれています。与える際にはじゃがいもの皮や芽は必ず取り除き調理しましょう。「ソラニン」や「チャコニン」を誤って食べてしまった場合胃腸症状などの中毒症状、嘔吐、腹痛、下痢を引き起こします。このような症状が出たら必ず獣医さんの診察を受けましょう。
あまりないことなのですがじゃがいもにアレルギー症状が出る犬もいます。犬にじゃがいもを与える場合は一度にたくさん与えず少量ずつ与えましょう。
じゃがいもの加工品は与えないようにします。たとえばフライドポテト、ハッシュドポテト、ポテトチップスなどは過剰な油、香辛料、またソース類にはネギ類など犬にとって毒となる食材が隠れていて使われている可能性があります。お惣菜のポテトサラダには玉ねぎなど入っている場合があるので食べさせないようにしましょう。
与え方
まず毒性のある「ソラニン」や「チャコニン」を含むじゃがいもの芽や皮をきれいに取り除きます。
その後、加熱し食べやすい大きさにカットしたりつぶしたりして与えます。また、そのまま与えず他のフードと混ぜたりしながら栄養をきちんと調整し与えるようにします。
栄養も豊富なほくほくおいしいじゃがいも!ぜひ愛犬に・・
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人間にとってはおなじみの食材のじゃがいもですが安価でもあり栄養も豊富で愛犬にもぜひ食べてほしい食材です。毒性のあるじゃがいもの芽や皮をきちんと取り除き加熱して与えることが大事です。カットしそのまま与えてもいいのですが、普段与えているフードにトッピングとしてくわえてみたり、手作りごはんに食材として使ってみるのもおすすめです。作り方がわからなくてもレシピで手作りごはんのつくり方やじゃがいもを使ったおやつなど調べて作ってみましょう。
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UCHINOCO編集部
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