犬連れ旅行に必要な心得
https://www.shutterstock.com/
初めての犬旅行には、とても気を遣うものです。またそれくらいの慎重さが必要です。犬連れ旅行には、いろんなものを持って行く必要もあります。挙げればキリがありませんが、適切なものを必要な分だけ持参することに意味があります。まずは、旅行に行くとの心得をきちんと確認をしてください。愛犬と一緒に旅行をする場合には、同伴できる範囲を予め調べておく必要があります。ホテルや旅館は同室可能なのかどうか?という点も再確認をしておきましょう。
そして、普段から一人で留守番などが出来ない犬の場合には飼い主さんが、犬だけを部屋に残して食事処などに行く時にはとても強いストレスを感じてしまいます。旅先でも、自宅同様にほとんどの時間を同伴できるのかどうか?ということにもチェックが必要です。
旅先で異状に緊張してしまう犬
良かれと思って計画した犬連れ旅行でも、もしかすると犬の年齢によってはまだ、十分に楽しめないという場合もあります。基本的なしつけはどうでしょうか?まだ不十分で飼い主さんの指示を今一つ理解していないような場合、まだまだ旅行に連れて行くのは、早いかも?という判断も時には必要になります。少なくとも、「犬専用の宿」を選んで旅行の計画を立てることが必要です。
何事も、余裕をもって計画をして、愛犬にも飼い主にも、負担のないような工程を考えることが何よりも大事です。持ち物も何度もチェックをして忘れものがないようにしておきましょう。それでも初めての場所では異状に緊張や興奮をしてしまう犬の場合には、日帰りお出かけを何度も重ねて、経験値を積むことも大切です。
犬連れ旅行・必ず準備するものリスト
https://www.shutterstock.com/
犬との旅行を考えるときには最低限次のようなものを事前に準備をしておいてください。普段から使い慣れたものを持参することで、初めての場所ででも、緊張がほぐれて愛犬も自分のペースで過ごせる可能性も高いのです。折り畳み可能であれば、普段から寝床にしているゲージやベッドなどは持参した方が安心でしょう。
それ以外にも持って行くと便利なものは次の通りです。
〇ウンチを入れる袋
〇普段食べているフード
〇食べ慣れているフードボール
〇普段飲んでいる水
〇喜んで食べるおやつ
〇おしりふき
〇お気に入りのおもちゃ
〇ハーネスやリード
まずは最低限、ここまでの準備を進めておいてください。それ以外にも持って行くと便利なものが多々あります。
常備薬や予防接種証明書について
普段から酔いやすいタイプの犬には酔い止めは手放せません。そして精神的に環境が変わると下痢をしやすい子には胃腸薬なども忘れないようにしてください。すべて、現地では調達できないものばかりですので、事前に動物病院で処方してもらうなどして飼い主さんの持ち物としてバッグに忘れずに入れておいてください。
そして旅行の宿泊施設によっては予防接種の証明書を提示しなくてはいけないところもあります。1年以内に受けた予防接種の済証などをコピーして持参することもとても大切な準備です。
愛犬の準備は「慣れたもの」を持参すること
https://www.shutterstock.com/
旅行に行くためにグッズをすべて新調するという飼い主さんもいます。ただ、ここで一つ注意をしておいてほしいのは、犬というのは自分が使い慣れたものや、おもちゃなどを持参すると喜ぶものです。少しでも自宅に近い環境を整えてあげるというのは、飼い主さんの愛情の一つです。すべてを新しくしてしまうと、自分の匂いや家の匂いが消えているものになってしまいます。
少し古ぼけたおもちゃでも、愛犬にとっては愛着のあるものなのです。新しい旅先に行ったときに心の安定につながるのです。愛犬との旅行には、準備周到に行うことが何よりも肝になります。少し早い時期から、十分に留意しながら準備を進めることが大切です。
著者情報
UCHINOCO編集部
UCHINOCO編集部では、ペットに関するお役立ち情報をお届けしています。