ドアホン=吠えるが成立してしまっている愛犬。
実はこれ、しつけをすれば直ってしまうのです。
この解決方法についてご紹介していきます。
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なぜ吠えてしまうのか?
吠えてしまうのには必ず理由があります。
それを探っていきましょう!
「僕が家を守らなきゃだワンッ!」
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『番犬として立派に仕事をまっとうしているぞ!』
と犬が思っているパターンです。
自分の縄張りや、大切な家族を守る為に必死になって吠えているのです。
また生まれて2、3ヶ月の頃は吠えなかったのに、半年を過ぎた辺りから吠え出した。
という声も多いです。
これは性成熟を迎え始めて、縄張り意識が強くなった為です。
ですから自分のテリトリーを守りたくて必死になっている姿なので、
理解をしてもらうまで時間はかかりますが、気長に待ちながら教えていきましょう。
興奮スイッチになってしまっている!
ドアホン=興奮 のスイッチが入るといったように、
犬が記憶してしまっている為です。
これはもう反射的なものなので、興奮を抑えることはなかなか難しいです。
興奮をしても意識をそらすなどのしつけの方法を取らなければいけません。
「僕が注目される時が来たワンッ!」
ドアホンが鳴った時に「ワンワンッワン!!」
大好きな家族がみんな僕に注目してくれる!嬉しい!
こんな心境でしょうか?犬は自分が注目されて構ってもらえる瞬間をちゃんと記憶しています。来客に迷惑がかからないように、犬におとなしくするよう家族が努力します。
そんな姿に犬は喜びを感じてしまっているのでしょう。
また静かにさせる為におやつをあげてしまったりしたら、ご褒美だと勘違いして褒められることをしたという記憶に繋がります。
それは避けた方がいいと言えるでしょう。
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改善の方法 ①
時間はかかってもしっかり覚えてもらうように、しつければ改善はしていきます。
一歩ずつ始めていきましょう。
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⒈ ドアホンを鳴らす
ドアホンを鳴らしたら、今までと同様に犬は玄関へ行き吠え始めます。
行く前や吠える前に名前を呼び、こっちにくるように促します。
大抵は無視して吠え続けます。
⒉ 近くに来るまで犬を呼び続けます
側にくるまで何分かかっても呼び続けます。
多少怒った声を出すのも有効です。
⒊ 側に来たら褒める
ここで重要なのは、側に来たらまだ吠えていたとしても
褒めてナデナデしてあげることです。
呼んでいる時も怒っている、呼ばれて側に来ても怒っているとなると犬は何が正解かが分からなくなります。
⒋ 何度も繰り返す
一日に何度も行うよりは、毎日根気よく続ける方が効果的です。
また吠えるのが減って来たら、おやつをあげるなどして褒めて覚えさせてください。
改善の方法 ②
ハウスをしつけることが改善へと繋がります。
ハウスとはゲージやクレートなどに、犬が自ら「ハウス!」の呼びかけに応じて入っていくことです。
これを覚えてもらえれば、ドアホンが鳴った時に「ハウス!」と呼びかければ入ってくれる可能性が高くなり、しつけがしやすいです。
高まっている状態にある犬の興奮を抑えることは出来ないですが、飼い主さんのいつものコマンドには興奮状態でも聞くことができるのです。
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⒈ ゲージやクレートを好きにさせる
これは一番重要なことかも知れません。
ゲージにお気に入りの人形やおやつを設置するなどして、この場所を好きになってもらいましょう。
⒉ おやつで誘導する
ハウスと言いながらおやつを持って犬を誘導します。
中に入ったらおやつをあげて褒めてあげましょう。
⒊ 言葉で誘導する
おやつを手に持ち「ハウス!」と言い入ったらおやつをあげ褒めてあげましょう。
ゲージの近くで最初は行うのが効果的です。
⒋ 遠くから誘導しましょう
遠くから声をかけて自ら入るように誘導しましょう。
出来たらおやつと褒めるのも忘れずにしましょう。
ここまで来たら「ハウス!!」で覚えてくれています。
ドアホンがなったら「ハウス!!」で吠えるのをストップさせましょう。
また日頃からゲージをお気に入りで安心する場所と記憶していれば、訪問者に対する不安も軽減されるのでオススメです。是非試してください!
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愛犬は何かを守る為に必死になっているだけなので、覚えてくれた時の感動を楽しみに
気長にドアホン訓練をしていきましょう。
著者情報
UCHINOCO編集部
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