犬がお尻を床にずりずりと擦り付けているのはなぜ?

犬はお尻に違和感があるときに必ず床や地面にお尻を擦り付けます。この原因は、ほとんどが肛門嚢が溜まっていることからの不快感です。決して放置できない状況ですので飼い主さんは、早急に対処してあげましょう。 2019年03月14日作成

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犬がお尻を擦って歩いている?その行動の理由とは?

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犬がお尻を擦って歩いている姿は可愛らしい仕草かもしれませんが、これは犬がお尻に違和感を感じているサインです。この状態は、注意深く対処する必要があるかもしれません。
何も問題がないときには、犬がお尻を擦って歩くようなことはしません。通常、犬は日常生活でお尻に違和感を感じることは少ないのです。そのため、お尻を擦る行動は何かしらの問題や病気の前兆かもしれません。

お尻のかゆみや不快感

犬は、お尻の周りのかゆみや不快感があると、お尻を床に擦り付けてその症状を和らげようとします。肛門腺の問題や便秘などが原因となることも考えられるでしょう。もしかしたら、皮膚疾患やアレルギーがあるかもしれません。また、 皮膚の感染症や真菌感染症がお尻周りに発生すると、それによるかゆみや不快感から犬がお尻を擦り付けることがあります。

ストレスや不安を感じているかも?

犬はストレスや不安を感じると、その表れとして異常な行動が見られることがあります。お尻を擦り付けることもその一例と言えるでしょう。

寄生虫が原因の場合も……

寄生虫が原因の場合にも、お尻を擦る仕草が見られることがあります。このような場合、お尻の様子をよく観察してみましょう。お尻から糸のようなものが出ていないか確認してください。疑わしい場合は動物病院を受診し、便の検査を受けましょう。寄生虫が犬のお腹にいると、下痢が生じることがあり、食欲が低下することもあります。早めの検査と対処が重要です。

肛門嚢が溜まっているとお尻を擦る

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犬は定期的に肛門嚢を絞る必要があります。肛門嚢とは、肛門の左右ににおいの元を溜めておく袋(肛門腺)があり、そこに溜まる分泌物のことを指します。

排便時に自分で肛門嚢を空にできる場合もありますが、通常は定期的な肛門腺絞りというお手入れで肛門嚢が溜まるのを予防します。肛門嚢が過剰に溜まると、肛門嚢炎になることがあります。この状態が進むと、犬はお尻を床に擦りつける仕草を頻繁に行うようになってしまう場合があります。
お尻の粘膜は薄いため、炎症が起こると犬は強い痒みを感じます。犬は自らの痒みを伝えることができず、お尻を擦りつけて痒みを和らげようとします。このような状態になる前に、肛門嚢の定期的なお手入れが重要です。

お尻を擦り付ける前にできることは?

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定期的にチェックしてあげる

犬のお尻周りに異変が起こっていないか、定期的にチェックしてあげましょう。もし、異変や何らかの症状が見られる場合には、動物病院に連れて行ってあげるなど早めの対処が必要です。

お尻周りを清潔にしてあげる

犬がトイレをした後には、ノンアルコールのシートできれいに拭き取ってあげましょう。便が付着した状態で放置してしまうと、それが原因で痒みが出る場合もあります。長毛種などの場合、被毛が邪魔をして肛門周囲をよく観察できないという場合には、カットしてもらい肛門は常に見えるようにしておくと良いでしょう。


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肛門腺絞りをしてあげる

肛門腺絞りは、自宅で行うことも可能ですし、トリミングサロンや動物病院で行ってもらうことができます。犬によって肛門嚢の溜まる早さには個体差がありますが、月に1回程度絞ってあげるようにしましょう。

犬がお尻を床に擦り付けたら動物病院へ

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重篤な病気になっているとは考えられませんが、やはり犬が感じる不快な症状は一刻も早く取り去ってあげたいものです。もし、愛犬がお尻を床にこすりつけるお尻歩きをしているのを見かけた場合は、念のために動物病院へ連れていき、獣医師さんに診てもらいましょう。

参考サイト
charm 楽天市場店(参照日:2019-3-14)
https://item.rakuten.co.jp/chanet/296986/

著者情報

UCHINOCO編集部

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