食欲がない
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食欲というのは日々変化するものです。365日を通して食欲に変動がないタイプの犬もいます。何かちょっとしたことが原因で食欲が低下する場合もあるほどです。それが病気かどうか?というのはなかなか判断が難しいところでもあります。但し、犬が食欲を無くすということは決してそのまま放置できることではありません。全く食べ物を口にしないというのは、やはり心配な問題です。食欲がなくても元気があって遊びまわっていればある程度経過観察でいい場合もありますが、食欲不振が続き下痢や嘔吐などの症状もみられるのであれば病的な状態の可能性があります。
ストレスが原因で食欲不振になる
生活環境の変化などのストレスで食欲を落とす場合があります。性格が繊細な犬に起こりやすいです。飼い主の長期不在などが理由で急に食欲がなくなるということもあります。犬に食欲がないとき、何かストレスになるようなことはなかったか、生活環境について確認しましょう。
発熱をしている
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犬は人間よりも平熱が高いですが、抱き上げたときになんとなくいつもよりも体が熱い?と感じたときには発熱をしている可能性があります。少し前までは犬の体温を正確に知るには直腸に体温計をいれて測る必要があり、ご家庭によっては難しかったのですが、最近では簡単に耳で測定できる高機能の体温計が販売されています。いざというときに便利ですので、準備しておくとよいでしょう。
発熱の原因としては、熱中症、感染等に伴う炎症など様々です。発熱がみられる場合は動物病院で診てもらうようにしましょう。
発熱の症状は?
発熱があると元気がなくなります。例えば呼び掛けてもゲージから出て来ようとしない、動きがいつもより鈍い、歩き方がおかしい、などがみられます。このような症状がみられる場合は、まず体温を測ってみましょう。
発熱の原因を知る
発熱の原因は様々です。動物病院でも各種検査を行っても原因が特定できないこともあります。発熱以外に症状がないか、一見関係のないような異変であっても、すべて獣医師に伝えましょう。
しつこく頭をふる
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犬が頭を振っているときには飼い主としてはかなり気がかりです。もしかすると頭の内部に異変が起きているのでは?と悲壮な気持ちにもなります。ただ犬が頭をしつこく振る場合、外耳炎など耳に異常があるケースが多くあります。
お腹が膨れている
肥満や妊娠のためにお腹が膨れる場合もありますが、子宮蓄膿症やクッシング症候群などの病気でお腹が膨れてくることもあります。特に妊娠する機会もなく、食餌量も適切なのにお腹が膨れてきたのであれば注意が必要です。
病的にお腹が膨れる原因として、上記の子宮蓄膿症やクッシング症候群のほか、胃拡張、胃捻転、腸閉塞など消化器疾患、腹腔内腫瘍などがあります。
お腹が明らかに膨らんでいるという場合には絶対に放置せず、必ず診察をしてもらいましょう。
いつもとは違うという飼い主の勘
いつもと違うと感じたときには、素人判断をせずに動物病院へ行きましょう。それがたまたま病気による異変でなかったとしても、今後もし病気にかかった場合に早期発見早期治療につながるはずです。
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UCHINOCO編集部
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