雄猫の膀胱炎の症状とは?
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膀胱炎にかかってしまった雄猫の症状は次の様な事があげられます。
・トイレの回数が多い
・トイレにしゃがんでもオシッコが少ない・出ない
・食欲不振
・嘔吐
・オシッコの色が濃い・匂いが強い
以上の事があったら、膀胱炎を疑いましょう。猫は体調が悪くなると飼い主に身体を触られるのを嫌がる傾向もあります。
以上の事に加えて、普段と違う様子を察知したら注意して観察する必要があります。泌尿器系の病気にすぐ気付いてあげるために、猫のトイレの砂はなるべく白色にする事をおすすめします。
雄猫の膀胱炎の原因は?
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膀胱炎には2種類あります。一つは原因不明の「突発性膀胱炎」というもので、寒さやストレス、飲み水不足という事が原因ではないかといわれていますが、原因ははっきりしていない膀胱炎というものがあります。
これ以外の膀胱炎は細菌の感染といわれていて、尿検査ですぐ発見する事ができます。
飼われている方はご存知の通り、猫はストレスを抱えやすい動物です。普段の環境の変化などに順応に対応する事が苦手なので、注意してあげなければいけません。
雄猫が膀胱炎にかかったら?
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雄猫が膀胱炎にかかってしまったら、細菌の感染という原因が特定できるため、抗生剤による治療を早めに開始する事をおすすめします。
お薬による治療で症状が改善されない場合、違う病気の疑いも出てきます。重症化する前にかかりつけのお医者さんで早めの受診をしましょう。
突発性膀胱炎の場合は、その原因となる事を改善させると、自然治癒する場合もあります。しかしながら、こちらの場合も一度獣医さんに診てもらうのが最善の道といえるでしょう。
膀胱炎にならないための予防法は?
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細菌の感染が原因でおこる膀胱炎を予防するために、トイレを清潔に保ちましょう。最低でもひと月に一度は砂の全部を新しいものと交換しましょう。
多頭飼いの場合は、頭数分のトイレがあるのが標準です。尿道から細菌が入り込んで膀胱炎になるため、何匹もで同じトイレを使っている様なら、二週間ほどで全部の砂を交換してあげましょう。
この他、お水をいつでも飲める環境にしてあげる事も大事です。猫はあまり水を飲まないという子もいるので、部屋の何か所かに分けて清潔なお水がいつでも飲める様にしてあげてください。
排尿を促せば、膀胱に入り込んでしまった細菌を排出させる事が期待できます。
食事も見直そう!
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この他、食事の見直しも検討しましょう。雄猫は尿路結石にもかかりやすいといわれています。尿路結石が原因で膀胱炎になる子もいるので、そもそもの食事から見直してあげる事は大事といえます。
今は店頭で尿路結石を予防できる専用の食事も売られています。雄猫であれば、この様な食事も取り入れて与えると良いでしょう。
猫にとっても辛い膀胱炎に早く気づいてあげよう!
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人間でも膀胱炎はとても辛い病気です。もちろんそれは雄猫にとっても同じ事です。オシッコの時に痛みがあったり、症状が悪化すればオシッコが出ずにとても苦しい思いをさせてしまいます。
トイレの周りにいつもいる、オシッコの状態がいつもと違うなどの症状が見られたら、すぐに獣医さんに診てもらいましょう。
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UCHINOCO編集部
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