遊ぶのが大好き!スタンダードプードルについて

トイプードルの原型になるのがスタンダードプードルです。今回はプードル種の基礎犬であるスタンダードプードルの情報を集めてみました。 2018年08月01日作成

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1. スタンダードプードルの基本情報

スタンダードプードルは近くで見るととても大きな体格をしていることが特徴です。体高は50cm程度で体重は15~25kgくらいが平均的です。トイ種と比べると体が数段大きいのですが、その愛らしい性格は体の大きさが違っても同じです。

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2. スタンダードプードルの特徴や性格について

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トイプードルと同じように体高と体長がほとんど同じで真横から見るとスクエア型の体型が特徴的です。耳は目の高さと同じ場所にあって、耳は垂れています。華奢な手足に比例するように頭は小さく優雅な雰囲気を醸し出しています。一言で、とにかくエレガントさが目立つ犬種と言えます。

被毛の様子はカールが強くシングルタイプです。毛質は絡まりやすいのでこまめなお手入れが必要な犬種でもあります。被毛のカラーは豊富では青、黒、白、グレー、シルバー、ブラウン、カフェオレ、アプリコット、クリームが認められています。スタンダードプードルはとにかく知的でフレンドリー、そして飼い主には忠実な性格ですので非の打ちどころがないと言われているほどです。

トイプードルよりも実は、好奇心旺盛でゲームや遊びが大好きな性格をしています。どんなことでも覚えが早く高度な訓練にも臆することなくついてくる能力の高い犬です。ただ、 大型犬でもあり元祖は狩猟犬であった背景を考えると、エネルギーを上手に発散させてあげる必要性もあるのです。折に触れてドッグランに連れて行くなど、欲求不満がたまらないようにコントロールをしてあげるのも、飼い主の役割です。

そして無駄吠えをしないように注意することも重要です。誰に対しても基本的にフレンドリーですが警戒心を露わにするときんは大きな声で吠えて警告する場合もあるのです。来客に吠えないようにするしつけも重要ポイントです。

言語も覚える?

人間の3歳児を超える程度の人間の言葉を覚える能力があります。知能が高いスタンダードプードルも多くの人間の言葉を覚えることができるのです。こうして豊かな生活を営むことで、スタンダードプードルは豊かな情緒を育み人間と共存できるようになるのです。

3. スタンダードプードルの歴史について

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元々は水鳥の狩猟犬でした。スタンダードプードルの容姿を見ている限り想像はできないのですが、実は立派な狩猟犬でもあったのです。水鳥の狩猟のために仕えていた歴史の古い犬種です。水辺を跳ねるという意味でドイツ語では「PUDEL」(跳ねる)という単語があります。これが名前の由来になっているのでは?という考えがあります。

ヨーロッパ各地の犬との交雑を重ねフランスで主に飼育されるようになるときには、現在のプードルの姿になっていました。その後、フランスで「スタンダードプードル」として、どんどん発展していきました。

その歴史を紐解いていくと、紀元前1世紀のローマやエジプトの遺跡には現在のプードルに、非常に似ている犬の彫刻が残っているのです。その時期には水辺の狩猟犬としての活躍がなされていたので、スタンダードプードルの元祖は紀元前1世紀の頃と推定されるわけです。

4. スタンダードプードル・気を付けるべき病気について

プードルには気を付けるべき病気がいくつかありますがとくに、気をつけたい病気進行性網膜萎縮症、若年性白内障、が挙げられます。遺伝性疾患は親犬や兄弟、先祖の血統を受け継いでしまうものです。

胃捻転はトイプードルには少ないものの、体の大きなスタンダードプードルには時折見られる病気です。食事の後、急激に大量の涎を流すなど、おかしな症状が見られたら緊急性の高い病気ですので、すぐに動物病院に搬送してください。予防するためには一度に多量の食事を与えないことや、食後すぐに運動をさせることを控えるなど、方法はいくつかあります。

アジソン病はスタンダードプードルに比較的多い病気で、内分泌系の症状が出ます。以前に比べて「元気がない」「食欲不振」「嘔吐や下痢」「体重減少」「震え」を感じられるようになった場合には動物病院で血液検査を受けて今の状態をきちんと診断してもらう必要性があります。

5. スタンダードプードル・食べ物の注意点

スタンダードプードルには動物性タンパク質が豊富に含まれているドッグフードが最適です。そして胃腸に負担をかけないように穀類不使用のものを選ぶなど、飼い主の配慮が大切です。

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UCHINOCO編集部

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