犬の耳の形について
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犬の耳の形は、大きく分けて【立ち耳】【半立ち耳】【垂れ耳】の3種類です。しかし、ここから更に犬種によって耳の形が異なります。ここでは、耳の形と名称について紹介していきます。
バット・イヤー
フレンチブルドッグが代表例で、耳の幅が広く、先端が丸いのが特徴です。コウモリの翼に形が似ていることから、この名前が付けられました。
バタフライ・イヤー
パピヨンが代表例で、蝶の羽に似ている形をしています。
セミ・エレクト・イヤー
シェルティが代表例で、基本は立ち耳ですが、耳の先端が折れて下がっています。
ボタン・イヤー
ジャックらセル・テリアなどのテリア系に多く、耳の先がV字型に折れているのが特徴です。
ローズ・イヤー
ブルドッグやウィペットが代表例で、耳の内側が見える状態で後ろに折りたたまれた耳が特徴です。
ドロップ・イヤー
ゴールデン・レトリーバーやビーグルなどが代表例で、根元から垂れている耳が特徴です。
ペンダント・イヤー
ダックスフンドやバセット・ハウンドが代表例で、ペンダントのようにぶら下がるようについている耳が特徴です。
犬の聴力はこんなに優れている!
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犬は、遠くの音もよく聞こえると言われているため、私たち人間よりも聴力が優れていると聞きますが、実際のところどれくらい優れているのでしょうか。
実は、犬の聴力は私たち人間の4倍あると言われています。ちなみに、私たち人間の場合は、16~2万ヘルツの音を聞き取れると言われていますが、犬は65~5万ヘルツ聞こえるそうです。
そのため、低い音よりも高い音に敏感に反応してしまうため、犬は大きな音や高い音が聞こえると、パニックに陥ったりムダ吠えをしてしまうのです。
耳の動きで感情を表現している
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耳が立っている犬種の場合ですが、犬を観察していると、犬も耳が少し前に倒れたり、横に少し倒したりと、色々な動きをすることがあります。実はこれ、耳を動かすことで感情を表現しているのです。
耳がピンっと立っている
耳がピンっと立っている時の犬の感情は、期待に胸を膨らませていることが多いです。何か楽しいことや気になることがあると、このように耳をピンっと立たせます。
耳を前に少し倒す
耳を少し前に倒している場合、犬は状況を見極たり、飼い主さんの話を真剣に聞こうとしているサインでもあります。
耳を前にかなり倒す
耳がかなり前に倒れている場合、威嚇や戦闘態勢のことが多いので、気を付けましょう。かなり怒っている状態のため、むやみに手をだしたりすると、噛まれてしまうこともあります。
耳を横に少し倒す
目の前の状況に不満がある場合に、このように耳を横に少し倒します。
耳を後ろに倒す
耳を後ろに倒す場合ですが、褒められて嬉しい場合と不安・恐怖でいっぱいの場合と2パターンがあります。そのため、愛犬のその場の状況で、どんな感情を抱いているのか判断しましょう。
このように、犬は耳を動かすことによって感情を表現しています。そのため、その時の感情を読み取り、適切な対応をしてあげることで、コミュニケーションが増え愛犬との信頼関係も深まります。
耳のトラブルとは…
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犬の耳には、【立ち耳】【半立ち耳】【垂れ耳】の3種類があるのは既にお伝えしました。形は違っても、聴力に関しては違いはないのですが、半立ち耳と垂れ耳の場合、耳の病気を発症しやすいという点があるのです。
半立ち耳や垂れ耳は、そもそも耳道が被毛で覆われているため、常に通気性が悪い状態です。そのため、外耳炎など耳のトラブルを抱えやすい傾向にあります。そのため、定期的に耳掃除を行ったり、時には動物病院で耳の洗浄をしてもらうことも必要です。
この記事は獣医師が監修しています
本間 克巳
・本間獣医科医院長
・北里大学 獣医畜産学部 獣医学科卒業
・小動物臨床専門
・その他、海外協力事業とNPO法人の活動、アジア諸国への病院設立、人医師との腎臓移植・腹膜透析・細胞再生医療などの共同開発事業など幅広く活動中
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UCHINOCO編集部
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