ウェットフードは種類が豊富でどれを選んだら良いのか迷ってしまいます。その特徴は水分の多さとやわらかさ、食べやすく臭いが強いのがメリットです。猫の健康に配慮したおすすめのウェットフードを紹介します。
1.ウェットフードの種類
出典元:https://www.shutterstock.com/
ウェットフードは含まれる栄養素によって総合栄養食と副食、一般食に分かれています。中身の形状としてはフレークタイプ、ゼリータイプ、ペースト状のものを固めたパテタイプ、水分が多いスープタイプがあります。主に使われている容器はパウチ、缶詰、カップです。ブランドによっては猫のライフステージに応じて子猫用、成猫用、シニア猫用などに分かれています。使われている素材は定番のかつお、まぐろ、白身魚が人気ですが、栄養価の高いチキン、ビーフ、ターキーといった肉類もおすすめです。
2.ウェットフードの特徴やメリット・デメリット
出典元:https://www.shutterstock.com/
ウェットフードは水分を75%前後と多く含まれていてやわらかいのが特徴です。そのため栄養と水分を同時に補給することができます。食感がやわらかく食べやすいため、顎が発達していない子猫や歯が弱ったシニア猫にもおすすめです。臭いが強いため猫の食欲を刺激しやすく、体調が悪いときや鼻が詰まっていて臭覚が鈍っているときでも食いつきが良いというメリットもあります。デメリットはドライフードと比べてグラム当たりのカロリーが低く、価格も高いためコストパフォーマンスが悪いことです。総合栄養食であれば1日に必要な栄養素は摂れますが、お腹を満たすためにはたくさん与える必要があります。
3.ウェットフードの選び方
出典元:https://www.shutterstock.com/
主食とする場合は必ず総合栄養食と表示されたものを選びましょう。副食や一般食でもカロリーと水分は補給できますが、それだけでは栄養が不足するため総合栄養食と組み合わせる必要があります。中身の形状が愛猫の好みに合っているかどうかも大切です。フレークやゼリータイプが好きな猫がいる一方で、パテ状だと食べにくそうにする猫もいます。ビタミンやミネラルをバランス良く含んでいる点も重要です。ウェットフードには赤○号などの人工着色料や保存と発色を目的にした亜硝酸ナトリウムがよく使われています。愛猫の健康を考えるなら添加物が少ないものがおすすめです。
4.おすすめのウェットフード5選
出典元:https://www.shutterstock.com/
4-1.ロイヤルカナン フィーラインヘルスニュートリションウェット インスティンクティブ
猫が飽きずに食べてくれる理想的な栄養の黄金比にこだわりました。肥満予防に最適な高タンパク低脂肪、人工着色料や保存料不使用で猫の健康にも配慮されています。原材料はポーク、チキン、サーモンと猫の好きな素材を組み合わせ食いつきの良さも期待できます。
4-2. ロイヤルカナン フィーラインケアニュートリションウェット ヘアボール ケア
特徴は豊富に配合された食物繊維です。外で草を食べることができない室内猫が飲み込んだ毛玉を便と一緒に排出します。さらにビタミンとミネラルを豊富に配合し体重維持と消化にも配慮しています。人口着色料や保存料不使用で猫の体に優しいフードです。
4-3. サイエンスダイエット アダルト 1歳から6歳 成猫用 シーフード
いち早くペット用療養食を開発したヒルズが成猫の健康な骨と筋肉の維持できるように最適な栄養素を配合しました。ビタミン、ミネラル、アミノ酸を豊富に含み猫の健康に配慮しています。素材には高タンパクなポークと低脂肪で猫が好むフィッシュを組み合わせました。
4-4. モンプチ缶 粗挽き仕立て ジューシーチキン
素材にはジューシーで歯ごたえのある粗挽きチキンを贅沢に使い、味と食感にこだわりました。肥満予防に最適な高タンパク低脂肪で、人工着色料や保存料を使わず猫の健康に配慮しています。愛猫へのご褒美にいかがでしょうか。
4-5. 金缶 無垢 まぐろ
原材料は国産のマグロとアレルギーに配慮するためにペプチドを加えただけととってもシンプルです。ですが厳選した素材を使い、良質なたんぱく質が摂れるように配慮しました。総合栄養食ではありませんが添加物を一切使っていないため体にも優しいフードです。
水分が多く柔らかく臭いが強いのが特徴のウェットフードは、栄養と一緒に水分も補給できて、シニア猫や体調の悪い猫でも食べやすいのがメリットです。おすすめはビタミンやミネラルをバランス良く含み、添加物が少ないフードです。
著者情報
UCHINOCO編集部
UCHINOCO編集部では、ペットに関するお役立ち情報をお届けしています。