1. ティーカッププードル・基本情報
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ティーカッププードルの外見はとても華奢で折れそうな手足をしていることがまず第一印象です。プードル種の中でも小さめのティーカッププードルは小さなプードルやさらに、小さなタイニープードルとの掛け合わせによって繁殖されている犬種です。
フランス原産で同じくプードルの一種です。体高は20cmで体重は主に2kg以下とされています。公式に定めらえていることではなく、主に愛好家に好まれているのがこのサイズの小さなティーカッププードルは大人気なのです。その分相場は、50万円前後という高額な取引がなされている現状もあります。
2. ティーカッププードルの特徴や性格について
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一般のプードルやトイプードルと同じように狩猟犬の血筋ですので、活発で飼い主には従順で利発な性格を持ち合わせていることは言えます。ただティーカップサイズであることから、個体によっては自己防衛心が強く、飼い主への依存心も強めとうタイプの子もいます。あくまでも一般的な情報ですが、体が小さい分、飼い主と密着度も高く、甘え坊の気質が全面に出てしまう子が多いようです。
毛色も豊富
ティーカッププードルの毛色は他の犬種に比べても比較的多いのが特徴です。一番スタンダードなアプリコット、ブラック、ホワイト、ブルー、グレー、ブラウン、カフェオレ、クリーム、シルバー、シルバー・ベージュ、レッド、それに加えて2色以上が混ざるパーティ―カラーが有名です。
3. ティーカッププードルの歴史について
国際畜犬連盟の中で定められているプードル種の中に「ティーカッププードル」という正式名称は登録されていません。実はまだまだ歴史は浅いティーカッププードルの場合、アメリカで10数年前にようやく繁殖されたばかりという犬種です。正式には一般のプードルサイズの規格外という扱いにです。今後繁殖が進みプードル種の一部として「ティーカッププードル」として認められるまでには相当な時間が掛かる見込みです。
ティーカッププードル専門に扱うブリーダーも全国的にまだまだ数は少ないので、同時に歴史の浅さを感じさせます。今後発展していく犬種か否か?という部分は未知数です。その分、プードルの可愛らしさを凝縮したような魅力に溢れた犬種であることは確かです。
4. ティーカッププードルが気を付ける病気について
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一般のプードル同様に内分泌系の病気には注意が必要です。主にクッシング症候群には注意をしながら飼育することをおすすめします。また手足が細いので落下や転倒による骨折のリスクは常に背負ってることも気に留めておいてください。室内が主に遊び場になるのですが、適度な散歩や日光浴はティーカッププードルに良い影響を与えます。気候の良い時期には適時連れ出してみてください。ただし長時間の歩行は足腰に負担を与える場合もありますので注意をしてください。
5. ティーカッププードルの食べ物に関して
ティーカッププードルは口も小さいので、超小粒系のフードをさらにふやかして与えることをおすすめします。それ以外には食が細いタイプの子が多いので、ウエットフードで美味しい香りを立てて食欲を増進させるなど、飼い主の日々の努力が必要な犬種でもあるのです。
小さいがゆえに
体が小さいことは愛玩犬として最高の誉め言葉のように受け止めている方もいますが、実際には生きていくうえで病気や怪我のリスクを通常の大きさのプードルよりも多く抱えることになります。だからこそ、心身ともに健康なティーカッププードルに育つように飼い主は愛情と知識を持って接することが大切なのです。
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UCHINOCO編集部
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