猫と散歩をしてみたいと思う飼い主さんは意外と多く見えます。室内で飼っていると外に連れていきたくなるかもしれませんが、はたして猫に散歩は必要なのでしょうか?今回は猫の散歩の必要性や、散歩をするコツ、注意点などお伝えしていきます。
1.猫に散歩は必要?散歩をするメリットとデメリット
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猫に散歩は必要かと言われたら、必ずしも散歩をする必要はありません。ただ、猫にももちろん個体差はありますので、インドア派やアウトドア派の子がいるかと思います。
アウトドア派の好奇心多性の子なら散歩に連れていくと喜ぶかもしれませんので、猫が「楽しそう」であるなら問題ないでしょう。
散歩をするメリットとしては、猫にとって気分転換になったり外に出ることで運動にもなることです。また、家の中でじっとしているとストレスを感じるといった好奇心旺盛な猫であるならストレスの解消にもなります。
デメリットとしては、外からダニなどがついて来てしまったり、逃げないようにしておかなければケガをしてしまう恐れがあったり、急に外に出たことによってパニックになってしまったりする恐れがあることです。
インドア派であったり気の弱い猫の場合は無理に連れていくと、びっくりして逃げてしまったり、ストレスになるので控えた方が良いでしょう。
2.散歩に慣らすコツと散歩時の注意点
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まずは中庭や自宅前、公園など人の少ないところで慣らしてみましょう。外に出るのを嫌がる素振りを見せなければ、散歩コースを抱っこをして散歩をしてみると良いでしょう。
急に外に出て一緒に散歩するとなっては猫も警戒してしまいます。そのため、まずは抱っこして景色や空気に慣らすと猫も安心していきます。この時に道路や人気のある公園であったり猫が警戒しそうなものなど危険なものがないかもチェックしていきましょう。
子猫のうちに慣らすと良いと言われますが、生後三ヶ月までは生まれて間もないので外に出すのは控えた方が良いでよう。
3.リードは着けるべき?
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首につけるリードではなく、腕を通すハーネスを着けた方が安全です。猫は頭が小さいので、首輪では調整したつもりでも抜けてしまう場合があります。腕を通すハーネスの方が抜けることもありませんし、なにより猫にも優しいのでおすすめします。
ただ、最初はハーネスを着けるのにも暴れたりと苦労するかと思いますので、しばらく家で練習して、慣れてきた頃をみて外に出してみると良いでしょう。
4.散歩コースは危険が無いコースを選ぶ
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外にはたくさんの危険があります。猫がパニックを起こして逃げた際に事故になってしまわないよう、車や人通りの少ない場所を選びましょう。庭の中なら安全ですが、意外な植物にも猫にとっては毒であることも多くありますので注意が必要になってきます。予め散歩コースの下準備も万全にしておきましょう。
5.散歩の後のケアについて
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散歩のあとは部屋が汚れないようにと、脚についた泥や菌を猫が舐めないよう、濡れタオルを使って脚を拭いてあげましょう。しつこい汚れの場合、シャワーなどで汚れを取ってあげると良いでしょう。汚れを取ったあとは乾いたタオルで優しく拭いてあげてください。
猫の散歩にも賛否両論で、猫に散歩をさせるのに抵抗のある飼い主さんも見えます。確かに外は危険がたくさんあり、安全とは言い切れません。散歩をさせる場合はしっかりと準備や散歩をする場所を考えて散歩にチャレンジすると良いでしょう。今回お伝えしたことを是非参考に猫との散歩にチャレンジしてみてくださいね。
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UCHINOCO編集部
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