犬種別に性格は違うもの
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先祖やルーツが違うと当然、持って生まれてくる性格も違います。それは生まれつきのことであり、犬種によっては認めざるを得ない場合もほとんです。そこは個性として認めてあげることも優しさです。もっと深く考えると遺伝的な要素と生まれてから育つ環境が絡み合って、最終的な性格の傾向は定まると言われています。
生まれてからの環境で性格はさらに決まる
例えばチワワのような小型犬の場合、全般的に警戒心が強く無駄吠えも多いというイメージが定着していますが、中にはフレンドリーでまったく無駄吠えをしないタイプのチワワもいます。同じ兄弟でも全く性格は違うものです。そう考えると、実際に犬種別というよりもその子がその後に育つ環境によって、決定されると考えたほうが良いのです。
牧羊犬の性格は仕事が好きで優秀
分かりやすい犬種を例に挙げますと「ボーダーコリー」は牧羊犬ですので、特に知能指数の高い犬種です。飼い主に指示されたとおりに、羊をきちんと正しい方向に誘導をしてご主人の命令のその先まで読めるという優秀さを持っているのです。つまり、仕事熱心で真面目な性格をしているのが牧羊犬なのです。
愛玩犬のお仕事は甘えること
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愛玩犬は人を愛し愛されるために生まれてきた犬種です。だからこそ、人間のために尽くすということよりも、甘え上手に飼い主を癒すという役割を担っています。スポーツが得意な小型犬もいますが、基本的には飼い主さんの傍にいて撫でていてもらいたいと考えているのがチワワを代表する愛玩犬の性質です。
番犬として生まれてきた犬種の性格
番犬として挙げられる犬種はジャーマンシェパードや柴犬です。主にジャーマンシェパードを例に挙げますと、とにかく従順で勇敢なことが言えます。その上非常に聡明な頭脳を持ち合わせていますので、自分で考えて行動をすることが得意です。これも犬種による性格の持ち味なのです。
育て方によって性格大きく変わる
両親の性格を遺伝して生まれてくる犬も少なくありません。そこは人間と同じで犬種別というよりも親の遺伝に左右されるという意味です。ただ甘やかして育ててしまうと、社会性のない容量の小さな子に育ってしまいます。子犬時代から多くの人に接して社会経験を積むことで、その犬の犬生も大きく開けていくのです。これは飼い主次第という点でもあります。
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UCHINOCO編集部
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