キャットフードコーナーに行くと、実にさまざまな種類があり、どれを買ったらよいのかわからなくなりがちですよね。ここでは、子猫に合う、安心な餌の選び方をご紹介します。おすすめ商品についてもピックアップしていますので、ぜひ参考にしてみてください。
1.子猫用フードと成猫用フードの違い
子猫用キャットフードは、離乳してから生後1年くらいの子猫に与えるための特別な餌になっています。この時期、子猫は急激に成長するので、その成長をサポートするため、カロリーや脂肪分、たんぱく質が豊富に含まれている点が特徴です。
また、成猫向けのキャットフードに比べて、粒の大きさが小さく作られています。この理由は、子猫の小さな口でも食べやすいようにするためです。さらに、味も子猫の好みに合うように作られているようです。
成猫用のキャットフードは、子猫用に比べて栄養素が少なくなっています。特に、シニア猫用のフードは、運動量の少ないシニア猫に合わせて、カロリーやたんぱく質が控えめに作られています。
したがって、成猫用のフードを子猫に与えていると、必要な栄養が十分に摂れなくなってしまう可能性があります。子猫には子猫用のキャットフードを与えるようにしましょう。
2.【ポイント1】栄養価の高いものを選びましょう
子猫用キャットフードは、特に動物性たんぱく質が多く含まれているものを選び、少量でしっかり栄養が摂れるようにしましょう。
先述したとおり、子猫は急激に成長するので、成猫よりも多くの栄養を摂ることが必要になってきます。また、猫はもともと肉食動物ですので、動物性たんぱく質の摂取が欠かせません。とはいえ、子猫は、まだたくさんの餌をいっぺんには食べられません。したがって、効率的な栄養の摂取が必要になります。
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3.【ポイント2】穀物が入っていないものを選びましょう
子猫に与える餌は、穀物を使っていない「グレインフリー」のタイプを選ぶのがおすすめです。
キャットフードには、小麦や大麦、米、トウモロコシなどの穀物が含まれていることが多くあります。これは、食物繊維を摂ることで腸内環境を整え、便通をよくしたり、体内に溜まった毛の排出を促したりする効果があると考えられているからです。また、穀物は安価なため、原材料のコストを下げるということも、理由のひとつとして考えられます。
しかし、猫は本来肉食動物ですので、歯で穀物をすりつぶせません。また、猫の消化器官は穀物を消化吸収するのに適したようにはできていません。加えて、子猫の場合は、消化器官が未発達ですので、穀物を含んだ餌を食べると消化不良を起こして、下痢や嘔吐をしてしまうことも多くあります。
4.【ポイント3】安全・安心の無添加フードを選びましょう
子猫用キャットフードは、添加物の入っていない「無添加キャットフード」を選ぶことをおすすめします。
ペットフードには、人間の食べ物には使えない着色料や防腐剤といった添加物が入っていることが多くあります。人間の体に害のあるものが、子猫の体に害がないとは考えにくいです。特に子猫は消化吸収が活発ですので、少量の添加物でも悪影響が出る可能性があります。
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5.子猫用キャットフード、おすすめ商品を紹介します
上述したポイントを踏まえ、以下でおすすめの子猫用キャットフード商品をご紹介しましょう。
カナガンキャットフード チキン(1.5㎏)
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子猫からシニア猫まで与えられるイギリス製のキャットフードです。チキン60%以上、グレインフリーで高たんぱく、低炭水化物となっています。徹底した品質管理のもとで作られており、添加物も使われていません。野菜やハーブも含まれています。
ジャガーキャットフード(1.5㎏)
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子猫から成猫までに対応したイギリス製のキャットフードです。チキン、鴨肉、サーモン、マスなどの動物性たんぱく質を80%以上含み、グレインフリーです。また、朝鮮ニンジンや各種のハーブなども含まれています。
オリジンキャット&キトゥン1.8㎏
アメリカ製のキャットフードです。人間が食べても問題のない高品質の七面鳥や鶏肉など、バラエティに富んだ種類の肉が80%以上含まれています。グレインフリー、低炭水化物、高たんぱくなキャットフードです。猫が本来食べていた食事に近く、人工的な添加物はほとんど含まれていません。
一生の健康を左右するともいえる、子猫の時期の食事。今回は、子猫用のフードについて、選ぶポイントとともにおすすめ商品を3つご紹介しました。成分や添加物に注意し、栄養のある、安全・安心な餌を選ぶようにしましょうね。
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UCHINOCO編集部
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