パピヨンの散歩時間の目安は?注意点も解説

パピヨンは、美しい見た目と活発な性格で知られる犬種です。
小さい身体でありながら運動量が意外と多く、毎日の散歩は欠かすことができません。
この記事では、パピヨンの散歩時間の目安や注意点について解説します。 2025年02月12日作成

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パピヨンの1日の散歩時間や回数

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まずは、パピヨンの1日の散歩時間についてご説明します。
併せて、散歩回数についても見ていきましょう。

パピヨンの1日の散歩時間

パピヨンは小型犬でありながら活動的な犬種であるため、適度な運動が必要になります。
1回の散歩時間の目安は20〜30分程度ですが、これは犬の年齢や体力、健康状態によって異なります。
成犬であれば30分の散歩を1日に2回行うことで、運動不足を防いで健康を維持することができるでしょう。
一方で子犬やシニア犬の場合は、無理な運動は避けて、短時間の散歩や室内での軽い遊びに置き換えるのも良さそうです。

パピヨンの1日の散歩回数

パピヨンは活発な性格の持ち主なので、1日1回の長時間の散歩よりも、朝と夕方に分けた2回の散歩が理想的です。
特に、朝の散歩は寝ている間に溜まったエネルギーを発散させる効果があり、1日を気持ちよくスタートさせてくれるでしょう。
また、暑い時期であれば、アスファルトが熱くなっていない早朝や夜間の散歩がおすすめです。

パピヨンの散歩時の注意点

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パピヨンと散歩を楽しむ際は、いくつかの注意点があります。
これらの注意点を守り、近隣住人とのトラブルに発展したり犬に怪我をさせたりしないようにしましょう。

肉球の怪我に注意!

これはパピヨンに限った話ではありませんが、犬の散歩中はガラス片や鋭利な石などに足を傷つけられる可能性があります。
特にパピヨンは活発な性格をしているため、砂利道などを喜んで走り回ることもあるでしょう。
パピヨンの肉球を保護するために、散歩後は足の裏をチェックして、異常があれば速やかにケアをしてあげる必要があります。

気温や天候に注意

パピヨンは、暑さや寒さにあまり強くありません。
夏場の暑い時間帯にアスファルトを歩くと、アスファルトの熱により肉球を火傷してしまう危険性があります。
逆に冬場の寒い朝や夜の散歩では、冷えによる体調不良が起こりやすいでしょう。
犬の散歩に行く際は気温が穏やかな早朝や夕方を選んで、必要に応じて防寒着や冷却グッズを活用すると良いでしょう。
また、雨の日や風の強い日には無理をせずに、室内で運動させても良さそうです。

トイレのマナーを守る

散歩中に犬がトイレをすることは自然な行動ですが、飼い主としてのマナーが求められます。
エチケット袋やトイレシートを持参して、犬の排泄物をきちんと処理しましょう。
特に、公共の場や他人の家の前で排泄をさせないように、注意することも大切です。
犬のトイレの後はその場所をきれいに保つことで、まわりの住民とのトラブルを避けることができるでしょう。

パピヨンを散歩嫌いにさせない方法

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パピヨンは、何らかのトラウマなどで散歩嫌いになってしまうこともあります。
犬が散歩嫌いになると、運動不足やストレスの原因にもなってしまうため、やはり散歩が好きであることに越したことはないでしょう。
次に、パピヨンを散歩嫌いにさせない方法をご紹介します。

疲れるまで散歩をさせない

パピヨンに限らず、犬を散歩嫌いにさせないためには、犬が疲れるまで散歩をさせないことが大切です。
犬が「もう少しだけ散歩がしたいなぁ」と考えているうちに帰宅をすることで、犬は次の散歩が楽しみな状態で散歩を終えることができるでしょう。

楽しみながら散歩をする

犬にとって、散歩は楽しいものでなければなりません。
犬の毎日の楽しみは、食事と散歩であることが多く、散歩が嫌いになってしまうと生活のほとんどを楽しく過ごせなくなってしまいます。
パピヨンは活発で飼い主とのコミュニケーションを大切にする犬種であることから、「今日はいい天気だね」などこまめに話しかけながら散歩をして、人通りの少ない場所であればおやつやおもちゃなどを与えるなど、楽しみながら散歩に取り組むと良いでしょう。
パピヨンにとって散歩がポジティブなものになれば、自然と散歩好きになっていくでしょう。

パピヨンの散歩に必要な持ち物

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パピヨンの散歩には、どのようなものが必要なのでしょうか?
ここでは、パピヨンの散歩に必要な持ち物をご紹介します。

リード

当然ながら、犬の散歩をする際はリードが必要になります。
人によっては伸縮リードを使用することもありますが、伸縮リードは犬のコントロールがしにくいためおすすめしません。
また、地域の条例によっては犬のリードの長さに制限があることも多いことから、2m前後の一般的な長さのリードを使用するようにしましょう。

首輪

パピヨンに万が一のことが起こっても対処できるように、首輪を着けておきましょう。
首輪には犬の名前や飼い主の連絡先などを記入できるものもありますし、GPSなどで居場所をチェックできるものもあります。
また、首が細いパピヨンに負担がかからないような、軽量の迷子札を装着することもおすすめです。

ハーネス

パピヨンのしつけがある程度できていれば、ハーネスを装着して散歩に行くのもおすすめです。
ハーネスであれば、犬の首に負担がかかることなく散歩を楽しむことができます。
特に首が細いパピヨンにとっては、首輪にリードを付けるよりもハーネスのほうが快適に散歩ができるはずです。
ただし、先述したようにハーネスは首輪よりも犬のコントロールがしにくいことから、引っ張り癖がつかないように注意しなければなりません。

飲み水

パピヨンの散歩時は、飲み水を持ち歩くようにしましょう。
こまめに水分補給をさせることで、犬の熱中症対策になります。
また、飲み水を持ち歩くことで、排泄時の簡単な掃除もすることができるでしょう。

エチケット袋

犬の排泄物を処理できるように、エチケット袋も持ち歩くようにしましょう。
パピヨンは、1回の散歩で1~2回は排泄をするはずです。
近隣住人に配慮するためにも、エチケット袋を携帯しておいたほうが良いでしょう。
また、エチケット袋は犬が嘔吐した時などにも使用するため、なるべく多めに持ち歩くことをおすすめします。
エチケット袋は犬用のおやつやフードを入れる時にも役立つことから、何枚持ち歩いても困ることはないでしょう。

パピヨンの散歩にあると便利な持ち物

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最後に、パピヨンの散歩にあると便利な持ち物をご紹介します。
これらの持ち物はなくても問題はないですが、あったらさらに散歩をスムーズに楽しむことができるでしょう。

おやつ

パピヨンと散歩をする際は、おやつを持ち歩くこともおすすめです。
当然ながら犬用に作られたおやつでなくてはいけませんが、犬のおやつはコミュニケーションのほか、しつけの際のご褒美としても使用できます。
ただし、何度もおやつを与えて食事ができなくなってしまうと必要な栄養素を摂取できなくなってしまうため、注意が必要です。
犬のおやつの使い方としては、しつけが上手にできた時が理想です。

おもちゃ

犬と楽しみながら散歩をするためには、おもちゃは欠かせません。
犬の散歩は、飼い主と犬とのコミュニケーションの場でもあります。
ちなみに、おすすめのおもちゃの使用方法は、散歩時に突然おもちゃを与えることです。
しつけのご褒美におもちゃを与えることも良いですが、散歩時に突然おもちゃを与えることで、犬は「そろそろおもちゃがもらえるかも!」と期待して、飼い主のことをチラチラと見るようになります。
犬とのアイコンタクトもコミュニケーションになるため、散歩時はおもちゃも上手に利用することをおすすめします。

レインコート

パピヨンの被毛や皮膚の清潔を守るためにも、雨の日の散歩ではさまざまな対策をしなければいけません。
雨の日は、パピヨンにレインコートを着せてあげることで、雨を気にせずに散歩を楽しむことができるはずです。
もしもパピヨンの被毛が濡れたまま放置しておくと、皮膚炎などの原因にもなります。
また、パピヨンにレインコートを着せることで、散歩中にノミやダニが付着することを予防することもできるでしょう。

ロングリード

パピヨンに「呼び」のしつけを行いたい場合は、10m以上のロングリードもおすすめです。
基本的に、遠くにいる犬を呼ぶしつけを行う際は、ロングリードを使用します。
ロングリードがあれば、遠くにいるパピヨンもリードを手繰り寄せることで足元まで呼び寄せることができます。
ロングリードはドッグランなど使用できる場所は限られていますが、「呼び」のしつけを行うには必須のグッズです。
特に活発な性格のパピヨンは、興奮すると手が付けられなくなってしまう可能性もあることから、「呼び」のしつけを行っておいたほうが良いでしょう。

パピヨンが散歩時にガラスなどを踏んでしまっても怪我をしないように、犬用の靴を履かせることもおすすめです。
犬用の靴は子犬の頃から履かせておかなければ慣れるのに時間がかかりますが、散歩時の安全を守るのに役立つでしょう。
もちろん、散歩から帰ってきた時に肉球や足の被毛をきれいに拭く必要がなくなるのも、パピヨンに犬用の靴を履かせるメリットです。
また、暑い日にアスファルトが熱くなっていることによる肉球の火傷も予防してくれます。

活発なパピヨンと楽しく散歩をしよう

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パピヨンの散歩時間は、1日あたり合計で約1時間が目安ですが、犬の年齢や体力に応じて調整することが大切です。
散歩中は肉球の怪我や熱中症などに注意して、さまざまなグッズを使用しながら散歩に取り組むと良いでしょう。
また、リードやハーネスを正しく使用することで、いろいろなトラブルを未然に防ぐことができます。
犬の散歩は単なる運動だけでなく、犬との信頼関係を深める大切な時間なので、パピヨンと楽しい散歩を心がけるようにしましょう。

参考サイト

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https://item.rakuten.co.jp/haffman/500640/

TIARA PETS(参照日:2024-12-19)
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https://item.rakuten.co.jp/yokadoh-shop/c042/

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https://item.rakuten.co.jp/zenpets/roop-bottle-/

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https://item.rakuten.co.jp/pet-para/705-57362/?variantId=705-57362

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https://item.rakuten.co.jp/auc-relish/4902524301075/?iasid=07rpp_10095___eb-m4uuu3je-3e-ef5b694e-1d92-44ee-a3bf-4267877904a2

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https://item.rakuten.co.jp/afreshfeeling/47331/#47331

DearKM(参照日:2024-12-19)
https://item.rakuten.co.jp/dearkm/km824op/

トップワン(参照日:2024-12-19)
https://item.rakuten.co.jp/topwan/10000072/

TY-SHOP(参照日:2024-12-19)
https://item.rakuten.co.jp/ty-shop/pet206/

著者情報

けんぴ

若い頃はドッグトレーナーとして、警察犬の訓練やドッグスポーツなどを行う。
それらの経験を活かし、ペット系ライターとして活動中。
現在はすっかり猫派となる。
好きな犬種・猫種はボーダーコリーとノルウェージャンフォレストキャット。

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