臭くない犬の特徴とは?犬の臭い対策もご紹介!

犬を飼っているのであれば、どうしても臭いの問題はつきものです。
しかし、犬種によっては臭くなりにくいこともあります。
この記事では、臭くないといわれる犬種や臭くなりにくい犬の特徴、犬の臭い対策について解説します。 2024年10月17日作成

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臭くないといわれる犬種

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まずは、臭くないといわれる犬種をいくつかご紹介します。
併せて、それぞれの犬種の特徴や性格についても見ていきましょう。

トイプードル

昔は水鳥の狩猟をする犬として活躍したトイプードルですが、現在はテディベアのような見た目で可愛らしく、男女ともに人気が高い犬の1つです。
特徴的なパーマがかった被毛は、抜けにくくシングルコートであるため、体臭は少なめです。ただし、特徴的な巻き毛であるため、お手入れは重要になります。
とても頭が良い犬種であるためしつけがしやすく、コマンドを覚えるのが早いです。
そのため、初めて犬を飼う方にもおすすめの犬種といえるでしょう。
また、フレンドリーでほかの犬や人とも仲良くなりやすく、家庭内でも子どもやほかのペットともうまくやっていくことができます。

チワワ

小型で愛くるしい表情で人間を魅了しているチワワも、短毛のスムースコートタイプの子の体臭は少なめです。
そのわけは、「アポクリン線」から皮脂の混じった汗をかき、その汗の雑菌繁殖および酸化により体臭となりますが、チワワは、この「アポクリン線」を多く持たないためです。
また、ピンと立った立ち耳も、体臭がこもらない理由の1つであります。
体はとても小さいチワワですが、番犬の歴史を持ちあわせるため、相手に勇敢に立ち向かい、好奇心旺盛でもあります。そして、とても賢い犬であるため、しつけをしやすい犬でもあります。

シベリアンハスキー

シベリアンハスキーは、ロシアのシベリア地方原産の犬種で、厚く量が多いダブルコートを持ちながらも短毛であるため、体臭が少ないとされています。
また、春と秋の換毛期には大量の毛が抜けますが、通常の期間は抜け毛が少なく、清潔に保ちやすいです。
性格は独立心が強く、頑固な一面があります。
しかし、もともとロシアでたくさんの犬たちと犬ぞりをしていたことから、群れでの生活に適応しているため、ほかの犬とも仲良く過ごすことができるでしょう。
ちなみに、シベリアンハスキーはあまり頭が良くないといわれていますが、適切な訓練とケアがあれば、忠実でしっかりとしたパートナーとなるはずです。

イタリアングレーハウンド

イタリアングレーハウンドは、被毛がかなり短く、シングルコートであることから、体臭も少なく、小さな身体でマンションなどの集合住宅でも飼いやすい犬種として挙げられます。
成犬の体重は約3.5kgから5kgと軽く、短毛であるため抜け毛も少ないです。
あまりブラッシングをしないで済むため、毎日のケアも楽でしょう。
しかし、寒さにはとても弱いことから、寒い時期の散歩は服を着せる必要があります。

臭くなりにくい犬の特徴

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臭くなりにくい犬には、いくつかの共通点があります。
これらの特徴を踏まえることで、犬が臭くなりやすいかどうかわかるはずです。

シングルコート

犬の被毛には、シングルコートとダブルコートという2つの種類があります。
ダブルコートの犬の被毛は、柔らかくて短いアンダーコートのほかに、太くて長いオーバーコートの二重構造となっており、寒さに強いという特徴があります。
一方で、臭いが少ないといわれるシングルコートの犬は、アンダーコートが全くない場合や少ない場合であり、ダブルコートの犬よりも通気性の良い被毛を持っており、その分臭いも少ないのだといえるでしょう。

顔にしわやたるみがない

フレンチブルドッグやパグなどの短頭種と呼ばれる犬種は、顔にしわやたるみがみられます。
このしわやたるみこそ、犬の臭いの原因のひとつです。
顔のしわやたるみに汚れが溜まって細菌が繁殖することで、臭いが発生してしまいます。
もちろん、しわやたるみの汚れを定期的に取らなければ不衛生になり、臭いのほか皮膚炎などの原因にもなってしまうでしょう。

マズルが長い

犬のマズルとは、簡単に言えば鼻先から目元までのことです。
マズルが長い犬種は、ドーベルマンやミニチュアダックスフンドなどが挙げられます。
このマズルが長い犬種は、臭いが少ないといわれています。
なぜなら、よだれが少ないからです。
フレンチブルドッグやパグなどの短頭種は、マズルが短いため呼吸がしにくいといわれており、呼吸をしやすくするために口を大きく開けて呼吸をします。
口を大きく開けることでよだれが出やすくなり、それが臭いの原因となるのです。

犬の臭い対策

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犬の臭いは、どんな犬種であっても対策をすればある程度は抑えられるものです。
最後に、犬の臭い対策を解説します。

定期的なケアとグルーミング

犬の臭い対策の基本は、定期的なケアとグルーミングです。
犬の体臭は、被毛や皮膚にたまった汚れや皮脂が主な原因です。
定期的にシャンプーを行うことで汚れを取り除き、体臭を抑えることが期待できます。
また、シャンプーは犬の皮膚に優しいものを選び、月に1回から2回程度行うのが理想的です。
シャンプーの頻度が多すぎると皮膚が乾燥することで、逆に皮脂の分泌が増えて臭いの原因になることもあるため、注意が必要です。
もちろん、毎日のブラッシングも大切だといえます。
犬の被毛には抜け毛や汚れがたまりやすく、それが臭いの原因になることがあります。
毎日のブラッシングを行うことで、被毛を清潔に保つことができるでしょう。
特に長毛種やダブルコートの犬種は被毛の中に湿気がこもりやすいため、丁寧なブラッシングをすることをおすすめします。
ちなみに、短頭種であれば顔まわりの汚れを定期的に取り除く必要もあるでしょう。

飼育環境を整える

犬の臭いは、飼育環境にも大きく左右されます。
まずは、犬が普段から過ごす場所を清潔に保つことが重要です。
犬の寝床やクッション、ブランケットなどは定期的に洗濯して、臭いの原因となる細菌や汚れを取り除きましょう。
また、空気の流れを良くすることも効果的です。
換気を行い、新鮮な空気を取り入れることにより、臭いがこもるのを防ぎます。
特に、冬場や梅雨の時期は窓を閉め切ることが多いため、換気扇や空気清浄機を利用して、室内の空気を清潔に保ちましょう。

食事と健康管理

犬の体臭は、食事や健康状態にも大きく影響されます。
食事の内容によっては、皮脂の分泌が増えたり、口臭が強くなったりすることがあります。
そのため、高品質で栄養バランスの取れた食事を与えることで、犬の皮膚や被毛の健康を保ち、体臭を軽減することが期待できます。
特に、オメガ3脂肪酸やビタミンA、E、Bなどの栄養素は皮膚の健康をサポートして、体臭を抑える効果が期待できるでしょう。


食事と健康管理

犬の臭い対策をしよう

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犬は、どんな犬種であっても、多少の臭いはしてしまいます。
しかし、シングルコートの犬種やマズクが長い犬種など、比較的臭いの少ない犬種もいるでしょう。
また、臭い対策をすることで、そこまで気にならない臭いまで抑えることも可能です。
臭い対策は飼い主の生活にもかかわりますが、何よりも犬自身もためになるでしょう。

参考サイト

HIROMU(参照日:2024-08-28)
https://item.rakuten.co.jp/hiromu/rw0051/

DogParadice+NYAN(参照日:2024-08-28)
https://item.rakuten.co.jp/dogparadise/4562192370942/

著者情報

けんぴ

若い頃はドッグトレーナーとして、警察犬の訓練やドッグスポーツなどを行う。
それらの経験を活かし、ペット系ライターとして活動中。
現在はすっかり猫派となる。
好きな犬種・猫種はボーダーコリーとノルウェージャンフォレストキャット。

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