シベリアンハスキーとは?

シベリアンハスキーにはなんとも言えない、魅力的で神秘的な美しさがあります。その美しい瞳や、オオカミのような容姿に惹かれてペットにして飼育したいと考える人も多い犬種です。

この記事ではシベリアンハスキーの特徴、性格、値段、飼い方などの情報をまとめました。ぜひ参考にしてくださいね。 2018年05月02日作成

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1.シベリアンハスキーの基本情報

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骨太のイメージが強いシベリアンハスキーは子犬の体重はすでに約4kgで体高は約20㎝です。やがて成犬に成長したときの体重は15~30kgで、体高は50~60㎝になります。オスとメスでは体の大きさが違うのも特徴的です。

2.シベリアンハスキーの特徴や性格について

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シベリアンハスキーはクールな容姿をしていますが実はほかの犬や人間にも、親愛の情を抱き接してくれます。つまりかなりフレンドリーな性格と言えます。この社会性は歴史に裏付けられていることなのです。

基本の性格はとにかく明るく常に前向きで何事にもめげない面を持っています。持ち前の責任感の強さはときに頑固に映る場合もありますが不器用ながら、飼い主に何とか尽くそうとする健気さの現れでもあるのです。結構ドジな犬?と思われがちですが、実はそうではないのです。ただ、ただ用心深く、他犬に対して攻撃性も見せないので番犬には向かない犬種です。

普段からシベリアンハスキーは体力があります。運動量も普通の散歩だけでは、有り余る体力を消耗しきれません。時折ドッグランなどに連れ出して思いっきり走らせてあげましょう。それだけの運動量が常に必要な犬こそがシベリアンハスキーなのです。


運動不足がストレスになると

飼い主の都合で運動不足が続いてしまいストレスがたまると、シベリアンハスキーは犬舎を壊すなど、問題行動を取ることもあります。この部分には特に要注意です。このような性格を持ち合わせていますが、実は長時間の留守番が苦手という性質もあります。

明るくポジティブ

シベリアンハスキー最大の魅力としては明るくポジティブな性格が取り上げられます。失敗をしながらも、飼い主は根気よく躾を続けることで、少しずつ様々なことを覚えるようになります。

3.シベリアンハスキーの歴史について

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シベリアンハスキーの祖先はスピッツと同系統とされています。さかのぼるところ、何百年も昔からシベリア北東部で生存していました。使役犬として「犬ぞりの牽引」や「狩猟犬」としての役割を果たしていました。やがて1900年代にはアラスカに輸入されることになりました。

やがて1930年頃にはアメリカで犬種として認められ、フレンドリーな性格の良さや親しみやすさからやがてカナダそしてアメリカへ輸入され繁殖が繰り返されました。その後、1930年にアメリカケンネルクラブに登録されると同時に、ドッグショーへの出典も頻繁に行われ、ますます有名になりました。容姿は「まるで狼を小さくしたような精悍な風貌」と寵愛を一身に集めとても人気を集めました。

4.シベリアンハスキー・気を付けるべき病気について

シベリアンハスキーには、重篤な遺伝病について特に報告されていません。ただ眼病の発生しやすい傾向があることはよく知られています。若齢の頃にも、若年性白内障、緑内障、ブドウ膜皮膚症候群、進行性網膜萎縮には用心が必要です。

もう一つ気になる病気が皮膚疾患です。ホルモン分泌の異常になることでシベリアンハスキーには皮膚病が多くなるのです。日本の高温多湿な気候がシベリアンハスキーの被毛には合わないのでは?ともいわれるほどです。そのほかにも、若齢では股関節形成不全、シニア期になると変形性脊椎症など、関節や骨格に疾患が心配な場合もあります。予防策としては普段の運動で筋肉を十分につけることが肝心です。そして肥満には気を付けることで重症化を防げます。

5.シベリアンハスキー・食べ物の注意点

運動量とドッグフード接種のバランスが大切な犬種です。とにかく肥満に注意するために消化吸収の良いフードを与え、良質な動物たんぱく質を摂取できるように配慮されたものを選べば間違いないでしょう。体重が増加することで肥満気味になると膝蓋骨脱臼や骨や関節の病気に罹患しやすくなるので要注意です。

給餌量は飼い主がきちんと把握してあげて過度な摂取にならないように、定量を守り健康維持に努めてあげることが飼い主の役割です。




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UCHINOCO編集部

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