マルチーズの散歩時間の目安は？注意点も解説

まずは、マルチーズの1日の散歩時間についてご説明します。
併せて、散歩回数についても見ていきましょう。

マルチーズは小型犬でありながら活発な犬種なので、室内運動だけではなく毎日の散歩も欠かすことはできません。
しかし、マルチーズは骨が細いことから過度な散歩は脱臼や骨折のリスクが高くなることから、1日の散歩時間は約30分程度にしておきましょう。
なお、一度に30分の散歩をするのは身体に負担がかかるため、何度かに分けて散歩をすることをおすすめします。

マルチーズの1日の散歩回数の目安は、朝晩の2回です。
特に暑い時期は熱中症のリスクや熱くなったアスファルトにより肉球を火傷してしまうリスクがあることから、早朝や夜遅くに行ったほうが良いでしょう。

雨の日には、マルチーズを無理に散歩させなくても構いません。
なぜなら、マルチーズの被毛が雨で濡れたまま放置しておくと、皮膚炎などのトラブルの原因になるからです。
マルチーズは身体が小さいため、1日くらい外に出なくても運動不足になることはありません。
そのため、雨の日は散歩に行かずに、室内で十分に運動させると良いでしょう。

マルチーズと室内で遊ぶ時は、ボールなどのおもちゃを使用すると良いでしょう。
また、犬用の知育玩具などで頭の運動をするのもおすすめです。
ただし、脱臼や骨折のリスクを減らすためにも、ジャンプをさせるような激しい遊び方はしないようにしましょう。
また、床で足を滑らせないようにカーペットを敷くのも良いです。

マルチーズの散歩は、いくつかの注意点があります。
安心して散歩を楽しむためにも、これらの注意点はチェックしておいたほうが良いでしょう。

先述したように、マルチーズに限らず犬の散歩をする際は、熱中症に注意しなければなりません。
特に夏の暑い時期は数分間の散歩だけでも熱中症を発症する可能性があり、マルチーズのような小型犬はアスファルトの照り返しにより体温も高くなりやすい傾向があります。
鼻と肉球にしか汗腺がない犬は、体温調節も苦手です。
そのため、なるべく日中は避けて散歩をすることで、熱中症予防になります。

マルチーズなどの小型犬にとっては、階段や段差なども脱臼や骨折のリスクがあります。
そのため、マルチーズを散歩させる際はなるべく段差を避けるようにしましょう。
平坦な道を意識して歩くことで、マルチーズの怪我を予防することができます。
また、芝生の上を歩かせたほうが足腰への負担も軽減できるでしょう。

これはマルチーズに限った話ではありませんが、散歩の仕方によっては犬が散歩嫌いになってしまうこともあります。
犬が散歩嫌いになると、運動不足やストレスの原因にもなる恐れがあります。
こちらでは、マルチーズを散歩嫌いにさせない方法をご紹介します。

マルチーズに限らず、犬を散歩嫌いにさせないためには、疲れるまで散歩をさせないことが大切です。
犬が「もう少しだけ散歩がしたいなぁ」と考えているうちに帰宅をすることで、犬は次の散歩が楽しみな状態で散歩を終えることができるでしょう。
また、マルチーズを必要以上に運動させると怪我の原因にもなることから、1回の散歩は10～15分程度に留めておいたほうが良さそうです。

犬にとって、散歩は楽しいものでなければなりません。
犬の毎日の楽しみは食事と散歩なので、散歩が嫌いになってしまうと生活のほとんどを楽しく過ごせなくなってしまいます。
そのため、マルチーズと散歩をする時は楽しく散歩ができるように、遊びながら散歩をすると良いでしょう。
また、犬に話しかけながら散歩をして、人通りの少ない場所であればおやつやおもちゃなどを与えながら散歩をするのも良さそうです。
マルチーズにとって散歩がポジティブなものになれば、自然と散歩好きになっていくでしょう。

マルチーズの散歩には、どのようなものが必要なのでしょうか？
ここでは、マルチーズの散歩に必要な持ち物をご紹介します。

犬の散歩をする際は必ずリードが必要になります。
人によっては伸縮リードを使用することもあるでしょうが、伸縮リードは犬のコントロールが難しく、おすすめしません。
マルチーズは引っ張る力が弱いため、伸縮リードでも問題ないように感じますが、常にリードがピンと張った状態になり、マルチーズの細い首に負担がかかってしまいます。
また、地域の条例によっては犬のリードの長さに制限があることも多いことから、2m前後の一般的な長さのリードを使用するようにしましょう。
ご案内したリードはドイツ製で素材へのこだわりもあり利用しやすくなっています。

マルチーズに万が一のことが起こっても対処できるように、首輪を着けて散歩へ行きましょう。
首輪には犬の名前や飼い主の連絡先などを記入できるものもありますし、GPSなどで居場所をチェックできるものもあります。
ちなみに、マルチーズは首が細いため、太くて重い首輪は選ばないようにしましょう。こちらの首輪は日本製で牛本革を使用した高級感のあるつくりになっています。

マルチーズは首が細いため、ハーネスを装着させるのも良いでしょう。
ハーネスであれば犬の首に負担がかかりにくく、散歩時の身体の負担も少ないはずです。
しかし、マルチーズは吠え癖がつきやすい犬種ともいわれているため、ハーネスを装着する前に吠え癖や引っ張り癖などのしつけを済ませておくようにしましょう。こちらのハーネスはワンポイントのイラストが可愛く愛犬のカラーにあわせてコーディネートできそうです。

マルチーズの散歩時は、飲み水を持ち歩くようにしましょう。
こまめに水分補給をさせることで、犬の熱中症対策になります。
また、飲み水を持ち歩くことで、排泄時の簡単な掃除もすることができるでしょう。こちらの商品は片手で給水できるほか、操作性に優れています。

犬の排泄物を処理できるように、エチケット袋も持ち歩くようにしましょう。
マルチーズは、1回の散歩で1～2回の排泄をするはずです。
また、エチケット袋は犬が嘔吐した時などにも使用するため、なるべく多めに持ち歩くことをおすすめします。
エチケット袋は犬用のおやつやフードを入れる時にも役立つことから、常備しておくに越したことはありません。この商品は手を汚すことなく、排泄物の処理ができる優れものです。

最後に、マルチーズの散歩にあると便利な持ち物をご紹介します。
これらの持ち物はなくても問題はないですが、あったらさらに散歩をスムーズに楽しむことができるでしょう。

マルチーズと散歩をする際は、おやつを持ち歩くのもおすすめです。
当然ながら犬用に作られたおやつでなくてはいけませんが、犬のおやつはコミュニケーションのほか、しつけの際のご褒美としても使用できます。
ただし、何度もおやつを与えて食事ができなくなってしまうと必要な栄養素を摂取できなくなってしまうため、注意が必要です。
こちらの商品は、新鮮な国産鶏のささみを乾燥させた自然派おやつであるため、幅広い年齢層で楽しめます。

犬と楽しみながら散歩をするためには、おもちゃは欠かせません。
犬の散歩は、飼い主と犬とのコミュニケーションの場でもありますが、マルチーズは飼い主とのコミュニケーションを大切にする犬種であり、おもちゃを持ち歩いておけばいつでも犬と遊ぶことが可能です。
ちなみに、おすすめのおもちゃの使用方法は、散歩時に突然おもちゃを与えることです。
しつけのご褒美におもちゃを与えるのも良いですが、散歩時に突然おもちゃを与えることで、犬は「そろそろおもちゃがもらえるかも！」と期待して、飼い主のことをチラチラと見るようになります。
こちらの商品は、オーガニックコットン100%で出来ており、噛むことで自然に歯磨きにも繋がります。

先述したように、マルチーズは雨の日に無理に散歩をさせる必要はありません。
しかし、犬によっては雨の日であっても毎日の散歩を楽しみにしていることもあるでしょう。
そんな時には、マルチーズにレインコートを着せてあげることをおすすめします。
犬用のレインコートはそこまでかさばらないため荷物にもなりませんし、急な雨にも対応できることから常備しておいたほうが良いでしょう。
こちらの商品は、ポンチョタイプで着用がしやすくなっています。

活発なマルチーズに「呼び」のしつけを行いたい場合は、10m以上のロングリードもおすすめです。
ロングリードがあれば、遠くにいるマルチーズもリードを手繰り寄せることで足元まで呼び寄せることができます。
ただし、ロングリードは人の少ないドッグランなど使用できる場所が限られているため、使用する場所には注意が必要です。
こちらの商品は、軽量で巻き取りが簡単な商品で利便性に優れています。

マルチーズが散歩時に小石やガラスを踏んでも怪我をしないように、犬用の靴を履かせることもおすすめです。
犬用の靴は、子犬の頃から履かせておかなければ慣れるのに時間がかかりますが、散歩時の安全を守るのに役立つでしょう。
また、暑い日にアスファルトが熱くなっていることによる肉球の火傷も予防してくれます。
こちらの商品は、弾性があるほか、耐熱性にも優れているため火傷予防にも効果を発揮しそうです。

マルチーズは活発な犬種ですが、毎日の散歩時間はそこまで必要としません。
そのため、雨の日などは無理に散歩をすることなく、室内で遊ぶだけでも良いでしょう。
しかし、ずっと室内で遊んでいるとストレスが溜まってしまうことから、晴れている日は散歩に連れて行ってあげることをおすすめします。
マルチーズとの毎日の散歩を楽しむためには、適切な散歩時間や回数などに注意をして、おもちゃやおやつなども使用することが大切です。
マルチーズが毎日の散歩を楽しめるように、ハーネスや靴などを用意して、飼い主としてできる限りの努力をしてあげることで、犬との信頼関係が築かれていくでしょう。