犬の身体に雪玉ができる！雪玉を取る方法や対策をご紹介

寒い地域に住んでいない人は、犬の雪玉と聞いてもピンとこないかもしれません。
まずは、犬の雪玉についてご説明します。

犬の雪玉とは、犬の被毛に雪が付着することをいいます。
犬は全身が被毛で覆われているため、首まわりや足などに大小さまざまな雪玉が付着するでしょう。
また、一見すると簡単に取り除けそうですが、犬の雪玉はなかなか取ることができません。
当然ながら身体中に雪玉が付着した状態で帰宅すると、室内の暖かさで溶けた雪で部屋中が水浸しになってしまいます。

犬の雪玉は、犬の被毛に付着した雪が、犬の体温で溶けてさらにその上に雪が付着することでできます。
どんどん大きくなっていくため、犬と長時間外遊びをすると、大きな雪玉が何個も身体に付着しているでしょう。
ちなみに、犬は人間よりも体温が高く肺活量も多いため、身体から水蒸気が発生することで雪玉ができやすくなります。

犬の身体に雪玉が付着すると、先述したように帰宅時に苦労することになります。
部屋中の解けた雪によって水浸しになるため、帰宅後は床掃除をすることになるでしょう。
また、犬の足まわりに雪玉ができることで、犬が動きにくくなります。
当然ながら、雪玉が何個も付着するとかなりの重さになるはずです。
また、雪玉が邪魔になって動きにくくなることもあるでしょう。
犬の雪玉は、見るだけであれば笑えるかもしれませんが、遊んでいる最中や帰宅後に大変な思いをしなくてはいけません。

犬種によって、雪玉のできやすさが異なります。
雪玉ができやすい犬種として挙げられるのは、ゴールデンレトリバーやダックスフンド、トイプードルなどです。
これらの犬種に共通しているのは、被毛が柔らかくウェーブしており、長毛だという点です。
ちなみに、これらの犬種の被毛はシングルコートになっており、寒さには強くありません。
そのため、雪玉が付着すると身体が冷えやすくなるため、注意が必要です。

犬の雪玉は、犬の被毛にくっついて取れにくいです。
次に、犬の雪玉を取る方法と、雪玉対策について解説します。

犬の雪玉は、被毛を巻き込むように凍っているため、引っ張るとかなりの痛みを感じます。
そのため、犬の雪玉を無理やり引っ張って取ろうとするのは止めましょう。

犬の雪玉は、帰宅後すぐにお風呂場に行って、お湯で溶かしましょう。
当然ながら雪玉にお湯をかけると、あっという間に溶けていきます。
しかし、軽くお湯をかけるだけでは犬の身体が冷えてしまいますので、しっかりと犬の身体全体を温めるように洗い流してあげましょう。
当然ながら、雪玉をお湯で溶かした後は、ドライヤーできちんと乾かす必要があります。

犬の身体に雪玉を付着させないためには、スノースーツを着せることをおすすめします。
犬の身体にフィットする犬用スノースーツを着せておけば、物理的に犬の被毛に雪が付着しなくなるでしょう。
また、スノースーツを着せることでしもやけや風邪の予防にも繋がります。
犬用の靴を履かせることで、足まわりの雪玉対策にもなるでしょう。

犬の雪玉対策には、スノースーツや靴を着せるのがおすすめです。
最後に、犬用のスノースーツと靴をご紹介します。

犬用のスノーウェアです。「撥水」「防水」「透湿」の3機能を実現させた、高性能なウェアとなっています。裏地はフリース素材となっているため、暖かさもプラスされています。バイカラーで目立つ配色なので、雪が降りしきる銀世界でもしっかりと犬を認識できるよう配慮されています。

アウトドア用品やバイク用品のメーカーが作った、犬用のスノースーツです。
人間用のものと同レベルのクオリティで、雪や寒さから犬を守ってくれるでしょう。
また、通気性や着心地の良さも特徴で、このスノースーツがあれば愛犬と思い切り雪遊びを楽しめるでしょう。

高い撥水性で、雪も気にせず遊ぶことができるスノースーツです。
伸縮性のある生地で、犬の動きやすさにも配慮されています。
また、袖口が脚にヒットして抜けにくいため、犬は思い切り走ることができるでしょう。

伸縮性とフィット感に優れた、犬用スノースーツです。
背中のジッパーで簡単に着脱できるため、服を着るのが苦手な犬でも問題なく着ることができるでしょう。
また、軽量でコンパクトに折りたたむことができることから、持ち運びにも便利です。

履き口が大きく広がっており、着脱させやすい犬用の靴です。
マジックテープで固定することができるため、犬が思い切り雪遊びをしても脱げる心配はないでしょう。
また、室内で履かせることで、フローリングで滑って足腰に負担がかかるのを予防することができます。

犬の雪玉とは、雪遊びをした際に犬の被毛に雪が付着することをいいます。
犬の身体に雪玉が付着すると、室内で溶けて水浸しになりますし、犬自身も動きにくくてストレスになるでしょう。
ちなみに、犬の雪玉は帰宅後にお湯で溶かすのがおすすめです。
お湯で溶かした後はしっかりとドライヤーをかけることで、犬の雪玉で負担がかかる心配はありません。
また、今回ご紹介した犬用スノースーツを着せることで、雪玉対策になるでしょう。