猫にかまぼこを与えても大丈夫？注意点やかまぼこ商品もご紹介

魚のすり身から作られたかまぼこは、外見からは猫に与えても安全そうに見えるかもしれません。しかし、実際にはかまぼこの中には魚だけでなく、塩分も含まれています。そのため、猫に与えるのは避けた方が良いです。
塩分を摂取することで、猫の肝臓や腎臓などの臓器に負担がかかり、特に腎臓病を引き起こすリスクが上がる可能性があります。
かまぼこは元々、人間が摂取するために作られた食品であり、猫には適していません。もし猫にかまぼこを与えたい場合は、猫専用のかまぼこを選んで与えるように心がけましょう。

かまぼこの中には、たくさんの栄養が含まれています。たんぱく質、炭水化物、脂質、ビタミンD、ナトリウムなどの成分が豊富に含まれています。これらは猫の体を作るために不可欠な三大栄養素であり、ビタミンやミネラルも猫の体を健康的に保つために必要不可欠な栄養素となっています。

かまぼこは人用は与えてはいけません。そのため、どうしても与えたいという場合は猫用のかまぼこを与えることが望ましいです。
ここでは「かまぼこを与えるときの注意点」についてご紹介します。

猫にかまぼこを与える際は、猫向けの商品を選びましょう。猫用に作られた商品であれば、基本的には安心して与えることができます。ペットショップなどでも取り扱いがある店舗もあるほか、ネット通販などを利用することもおすすめします。

かまぼこを与えるときは、1日の適切な量を守りましょう。かまぼこの中には多くの栄養が含まれていますが、日々の栄養バランスを保つためには、主食としての総合栄養食が必要です。おやつは一般的な食品に分類されるため、給与量のガイドラインを守って与えることが大切です。給与量を誤ると、肥満や栄養不足のリスクが生じる可能性がありますので、食事の管理は慎重に検討しましょう。

愛猫が持病を抱えている場合は、ますますかかりつけの獣医師に相談してからおやつを与えるように心がけましょう。

持病があると、食事には制限が必要な場合があります。病気の性質によっては、タンパク質の摂取を制限する必要があるかもしれません。そのため、おやつを与える際は必ず獣医師に確認しましょう。無計画におやつを与えると、病状の管理が難しくなる可能性があります。病気の治療にも悪影響が出るかもしれないので、慎重に獣医師と相談してください。

猫が食べることができるかまぼこは市販で販売されています。猫用なので猫の健康を考えて作られているため、安心して与えることができます。
ここでは「猫用かまぼこを使った商品」についてご紹介します。

厳選した食材で作られたカニカマおやつです。厳選した魚肉・カニ身などの素材を使用して作られており、食べやすくなっています。食いつきが抜群なのでご飯のトッピングなどにもおすすめです。

かにかまぼこが入った一般食です。かつお肉にかまぼこをトッピングしゼリーで包んだウェットフードです。国産品で食べきりサイズになっているため、猫に与えやすくなっています。

かまぼこにカニ肉をプラスしたおやつです。スライス状になっているため食べやすくなっています。おやつやご飯のトッピングにもおすすめです。

カニ風味かまで食べることでデンタルケアができるおやつです。噛むことで歯の汚れや歯垢をとるブラッシング効果が期待できるでしょう。歯磨きが苦手な猫におすすめです。

ここでは、猫にかまぼこを与えても良いか、注意すべきポイント、おすすめのかまぼこ商品について紹介しました。

かまぼこにはたくさんの塩分が含まれており、これを猫に与えると腎臓や肝臓に負担がかかる可能性があります。その結果、腎臓病を引き起こすことがありますので、慎重な注意が必要です。猫にかまぼこを与える場合は、専用の猫用かまぼこを購入し、推奨される給与量を守るように心がけましょう。たとえ猫向けに作られていても、食べ過ぎには注意して、猫の健康を守りましょう。