猫は魚を食べても大丈夫?猫が食べられる・食べられない魚種について

私たち日本人は、「猫=魚好き」というイメージが根付いています。それは、アニメや漫画の影響かもしれません。しかし、猫には与えてはいけない魚種があることはご存知でしょうか?今回は、猫が食べられる・食べられない魚種についてご説明します。 2020年06月16日作成

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猫は魚を食べても大丈夫?

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まずは、猫に魚を与えても問題ないかどうかについて、見ていきましょう。
また、なぜ猫は魚が好きというイメージがついてしまったのでしょうか?

魚種によっては大丈夫だけど与えないほうが良い

結論からいうと、猫に魚を与えるのは、魚種によっては問題ないでしょう。
しかし、魚種に限らず、猫に魚を与えることはおすすめできません。
なぜなら、本来猫は肉食動物であるため、肉を主食にしなければ健康を維持することが難しくなってしまうためです。
もちろん魚にも動物性たんぱくは含まれていますが、肉ほど多くはありません。
さらには、魚には小さな骨が多く猫にとっては大変食べにくいものであるといえるでしょう。
魚の小骨が猫の喉に刺さると、場合によっては動物病院へ連れて行かなければならなくなってしまう可能性もあります。

なぜ猫は魚好きというイメージがついた?

それでは、なぜ「猫=魚好き」というイメージがついたのでしょうか?
実は、この猫は魚が好きだというのは、日本人だけが持つイメージでもあるのです。
というのも、日本は昔から魚を好んで食べていました。
日本は島国であるため、漁港が近くにあることが多く、自然と魚中心の食生活になっていたのです。
そこで、人が食べているものを分けてもらう形で猫に魚を与えていたため、猫は魚が好きだというイメージがついてしまったのでしょう。

猫に魚を与える際の注意点

もしも猫に魚を与えたいのであれば、必ず加熱をするようにしましょう。
生魚には「アニサキス」という寄生虫が付着している場合があります。
アニサキスは十分に加熱(60℃以上1分以上)をすることで死滅します。
アニサキスが原因で、下痢や嘔吐などの症状が出ることがあるので、注意が必要です。
そのため、猫に魚を与える場合は、生魚のまま与えないようにしましょう。
また、必ず味付けはせずに与えるようにしなければなりません。
塩焼きはもちろん、刺身をそのまま醤油につけて与えるなどは、絶対にしてはいけないことです。

猫に与えても良い魚種

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猫に魚を与えても良いと先述しましたが、実際に与えることができる魚種は限られています。
また、猫に与えても良い魚種であっても、必ず与え方を守るようにしましょう。
与え方を間違うと、猫が食べられる魚種であっても、猫にとって悪影響となってしまいます。

かつお

かつおは、猫が好きな魚の代表的な魚種といえるでしょう。
実際に、キャットフードや猫用おやつにもかつおが多く使われています。
そのため、かつおは猫に与えても良い魚種のひとつとして挙げられます。
かつおはビタミンB12が多く含まれているため、貧血気味の猫にとっても嬉しい食材です。
ほかにもかつおは、DHAやタウリンなど、猫にとって大切な栄養素を多く含んでいます。
しかし、かつおを与える際には、多くを与えないようにしてください。
かつおをたくさん食べると、不飽和脂肪酸の過剰摂取により、後述する「黄色脂肪症(イエローファット)」を発症する可能性があります。
また、もちろんのことかつおに関しても、生やタタキで与えることのないようにしましょう。
さらには、かつおにはミネラルが多く含んでいるため、猫にたくさんのかつおを与えることで、尿路結石のリスクが高まります。
猫にかつおを与える際は、おやつ程度に与えるようにしたほうが良さそうです。

まぐろ

まぐろも猫に与えても良い魚種のひとつです。
まぐろにはたんぱく質やタウリンが多く含まれています。
さらには、かつお同様にDHAやEPAなどの栄養素が含まれており、猫にとってもメリットの多い食材であるといえるでしょう。
しかし、やはりまぐろに関しても、与えすぎに注意しなければなりません。
与えすぎは「黄色脂肪症(イエローファット)」などの原因に繋がります。
そしてもちろん、刺身で与えることのないようにし、必ず味付けせずに加熱をして与えるようにしましょう。

猫に与えてはいけない魚種

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それでは次に、猫に与えてはいけない魚種を見てみましょう。
どんな魚も与えすぎに注意が必要ですが、これからご紹介する魚種は、少量でも与えないほうが良さそうです。

青魚

さばやあじ、さんまなどはとても美味しい魚であり、私たち人間の食卓にも多く見られます。
そのため、猫に与える機会の多い魚種ともいえるでしょうが、猫に青魚は絶対に与えてはいけません。
なぜなら、青魚にはかつおやまぐろ以上に、不飽和脂肪酸が多く含まれています。
そのため、猫が青魚を食べることで「黄色脂肪症(イエローファット)」の危険性はとても高くなってしまうのです。
また、不飽和脂肪酸を分解するために、猫の体内にあるビタミンEが過剰に消費されてしまいます。
そうすると、猫の筋力が落ちたり、活力がなくなってしまうことが考えられます。

ぶり

スーパーで売られているぶりは、天然もののぶりであることが多いです。
天然のぶりは、アニサキスのリスクが高いといわれているため、猫にぶりを与えるのは避けたほうが良いでしょう。
また、ぶりはほかの魚種に比べて骨が硬くて太いことが多く、万が一猫が骨を飲み込んでしまうと、怪我に繋がる可能性が高いです。
さらには、ぶりは脂のりが良く、猫にとっては美味しく感じる魚種かもしれませんが、脂肪分の多い食べ物は猫の消化不良の原因にもなってしまいます。
もしも猫にぶりを食べさせたいのであれば、焼きほぐしにして、脂ののっているハラミの部分を避けて与えるようにしましょう。

黄色脂肪症(イエローファット)とは?

黄色脂肪症(イエローファット)は、猫の腹部や胸部に溜まった脂肪が酸化することで、炎症を起こしてしまう病気です。
この酸化した脂肪が黄色く見えることから、この病名がつけられました。
症状としては、痛みを感じるため腹部を触られるのを嫌がったり、下腹部に熱さを感じるしこりができるなどが挙げられます。
主な原因は猫の偏食にあるため、飼い主自身が気を付けることで防ぐことができる病気です。

猫に魚は与えないほうが無難

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一応は猫に魚を与えても良いといいましたが、黄色脂肪症(イエローファット)の危険性があるため、与えないほうが無難であるといえるでしょう。
どうしても猫に魚を与えたいのであれば、味付けをせずにしっかり焼いて、骨を取り除いて、おやつ程度の量を与えるということを忘れずにしなければなりません。
先にご説明したとおり、猫は肉食動物です。
肉を主食にすることで、猫の元気は維持できるということを、覚えておきましょう。

著者情報

けんぴ

若い頃はドッグトレーナーとして、警察犬の訓練やドッグスポーツなどを行う。
それらの経験を活かし、ペット系ライターとして活動中。
現在はすっかり猫派となる。
好きな犬種・猫種はボーダーコリーとノルウェージャンフォレストキャット。

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