フクロモモンガには何を与える？餌の種類や注意点についてご紹介

近年ではSNSやテレビなどでも見かける機会が増えてきたフクロモモンガですが、ペットとしてはまだまだ珍しい部類の動物です。フクロモモンガを飼育したいと思ったときにまず知っておくべきこととしては、餌として何を食べさせればいいかということでしょう。
ここでは、フクロモモンガの餌の種類についてご紹介します。

フクロモモンガが健康的に生活できるように栄養調節されている食事です。与えるときには、フードのパッケージに記載されている給与量などをしっかり守ってください。
飼育し始めのときは、購入したペットショップで与えられていたフードと同じフードを与えると食べてくれやすいでしょう。
ドライフルーツが含まれているものはカロリーが高い傾向にあるため、与えすぎには注意が必要です。

野生ではいろんな昆虫を食べていたフクロモモンガですが、室内で生活している場合は昆虫を与えることはなかなか難しいものですよね。ペットショップの熱帯魚コーナーにはコオロギ、ミルワームなどの生餌もしくは缶詰などが販売されています。
もし、飼い主さんが昆虫が苦手な場合は、昆虫食動物用ドライフードという加工食品もおすすめです。ペレットタイプのドライフードなので、簡単に与えることができます。

主食とは別に、おやつとしてフクロモモンガなど小動物用のドライフルーツも食べさせることができます。おやつも与えたい場合には、必ずフクロモモンガ用、もしくは小動物用として販売されているものを選ぶと安心して与えることができるでしょう。人間用のドライフルーツは砂糖や添加物が含まれていることがあるため、フクロモモンガには与えないようにしましょう。

フクロモモンガは雑食性の動物ですが、何でもかんでも与えていいというわけではありません。誤って与えてしまうと、フクロモモンガが体調を崩してしまう可能性のある食べ物があります。
ここでは、フクロモモンガに餌を与えるときの注意点について解説します。

フクロモモンガには与えてはいけない食材があります。

・人間用のおやつ
・カカオ、チョコ
・アボカド
・バラ科
・ネギ類（ユリ科の野菜、ニンニク、アスパラガスなども）
・種子（サクランボ・モモ・アンズ・梅・ビワなどは加熱していてもNG）
・生肉、生卵（サルモネラ菌の危険性）
・はちみつ（ボツリヌス菌の危険性）
・ほうれん草
・牛乳
・フルーツの缶詰

上記に該当する食べ物は、フクロモモンガには絶対に与えないようにしましょう。記載している食材の以外にも、フクロモモンガが食べると中毒を引き起こす可能性のある食べ物があるため、注意が必要です。与えていいか迷う場合には、与えないことが望ましいでしょう。もし誤ってフクロモモンガが食べてしまった場合には、早急に動物病院を受診するようにしてください。

フクロモモンガには、フクロモモンガ専用もしくは小動物用のフードを与えるようにしましょう。
ここでは、フクロモモンガにおすすめのフードをご紹介します。

フクロモモンガのための総合栄養食です。素材にこだわり作られており、嗜好性も抜群になっています。ミネラル、ビタミン、鉄分などもバランスよく配合されているため、フクロモモンガに安心して与えることができます。

栄養バランスに優れた、フクロモモンガ専用フードです。フクロモモンガの健康を考えて作られた高品質総合栄養食となっています。成長に必要なビタミン、ミネラル類を強化しています。

昆虫食傾向のフクロモモンガのために作られた専用フードです。良質な動物性・植物性タンパク質と昆虫をバランスよく配合しています。ペレットタイプのフードなので、昆虫が苦手な方でも安心して与えることができます。

世界中の動物園でも使用されているフクロモモンガのバランスフードです。糖分が低く、歯の健康も考えられており、フクロモモンガに安心して与えることができるよう栄養設計されています。

ここでは、フクロモモンガに与える餌の種類や注意点について解説しました。雑食性であるフクロモモンガは、ドライフードや昆虫、果実など、多様なものを食べる動物です。しかし、何でもあたえて良いわけではなく、中には中毒症状を引き起こす食べ物もあります。もし、食べ物に困った際には、フクロモモンガ専用、または小動物用に販売されているフードを与えるようにしましょう。